獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

代車はGT3インプレッサ

2022年12月02日 | CARS&F1


マイレガシィが車検でディーラーさんに入庫していた間。
代車としてお借りしていたのが、GT3インプレッサだった。




グレードは、「1.6i-S EyeSight」のAWD(税込車両本体価格246万4000円)。


履いていた冬タイヤは、ダンロップのスタッドレス「ウインターマックス」(205/55R16)。
なかなかお洒落な、アルミの意匠である。


意外に前後方向のスペースがある、ラゲッジルーム。


トノカバーは、おそらくはオプション。
6:4分割の可倒式リヤシートは、倒すと概ねフラットになる。


ラゲッジルーム下の、床下収納。
スペアタイヤレスでパンク修理キット」となるのは、時代の流れでありましょう。




アイスシルバー・メタリックのボディカラーは、凛とした感じで、なかなかヨイ。
「汚れが目立たない」という点も、見逃せないチャームポイントなのだ。






その日の夕方。
スーパーでのお買い物を積み込み、帰宅。
荷室の「トノカバー下の高さ」が十分にあることを、実感した◎



そして、翌朝。
インプレッサはうっすらと雪化粧⛄


「施錠時にドアミラーが閉じる」のは、降雪時の朝にその利点を実感する。
鏡面に、雪がこびりつくことがないからだ。
私のBPレガシィには付いていない、羨ましい装備である。


シートは、パワーシート。
2名分のメモリー機能が付いている。
しかしながら私個人は、パワーシートというものに、あまりありがたみを感じない。
むしろ、「その電動デバイスが故障するリスク」に、懸念を感じるのであります。


しかしながら。
そのシート自体は、形状もスポーティーで、低反発枕のごとく「しっかりざっくり」とした座り心地。
マイレガシィのシートよりも、明らかに、イイ◎


アルミパッドの2ペダル&フットレストも、これまた宜しい。


本革巻ステアリング」には、スイッチがたくさんあり、1泊2日のお付き合いでは、使い切ることができなかった・・・(^^;


「ドア毎表示の半ドア警告灯」は、古くからスバル伝統の、地味ながらありがたい装備。
現在は、「アニメーション表示」に進化している。


「外気温低下」のインフォメーションも、リスクマネージメントの観点から、おおいに有用。


2眼式メーターの視認性も、きわめて良好である。
燃料計が、やや確認しずらいのが、玉にキズだが・・・


天井には、スバルの記号である「EyeSight」ユニットが備えられている。
それゆえか、サンバイザーは、やや小さめだ。


トランスミッションは「リニアトロニック」と呼ばれるCVT。
パーキングブレーキは、昨今では当たり前となった「電動式」。
その右横には、「AVH」のスイッチが。
コレは、「アダルトビデオエッチ」ではなく、「オートビークルホールド」と呼ばれるもので、渋滞時の右足の疲れを緩和するのだという。


パワーウィンドウは運転席のみならず、助手席も「オート」。
「リヤウィンドウにオート機構が付いていない」のは、なにかSUBARUの深い思慮があってのことなのだろうと、思料される。


私が適切なドライビングポジションを取った際の、その後席のニールームは、ごらんのとおり余裕しゃくしゃく。
まあ、私が短足だからという部分も、否定できませんが・・・(^^;


リアシートのセンターアームレストも、標準装備。
インプレッサの底辺グレードであるこの代車だが・・・
その装備内容は、私のレガシィ2.0iよりも、はるかに上を行く。


斜め後方視界は、おおむね、良好。
Cピラーに開けられた小窓が、意外に効いている。


しかしながら・・・
この部分については、私のBPレガシィの方が、明らかに優れているといえましょう。


その日は「段ボール収集」にいそしみ、分割可倒式シートの有用性を、あらためて確認できた。


札幌市内をちょこちょこ徘徊の、使用パターン。
お借りしていた、1泊2日の間の燃費は、11.1km/Lだった。
1.6リッターのこのクルマだが、市街地走行での燃費自体は、2.0リッターのマイレガシィと、そう変わらないかも・・・

とはいえ。
このインプレッサは、相変わらず「いいクルマ感」に溢れるドライビングフィールを、味わわせてくれた。
しなやかながらも、鍛えられたスポーツマンの筋肉のように、心地よい芯のある脚回り。
スルスルとシームレスに加速し、アクセルオフ時のマナーも違和感ない、リニアトロニックCVT。
ストロークではなく、踏力で効かせる感じの、いいタッチのブレーキペダル。
がっしりと大きく、掛け心地良好な、フロントシート。
そして、軽快に吹け上がり、2名乗車であればまったく痛痒を感じさせない、1.6リッターボクサーエンジン。

しかしながら・・・
この素晴らしい1.6のインプレッサは、「2022年12月11日で新規注文受付を終了」するのだという。
加えて、SUBARUからは「現行モデルを以って1.6Lエンジン車の展開を終了いたします」との、アナウンスもされている。

ああ、「純エンジン車」から「ハイブリッドもしくは電動車」へと、世の中は移行していくのだなぁ。
それが、本当に「地球に優しくエコ」なのかは、議論の余地があると思うのだが・・・
それは後日、機会があれば、私見を述べたいと思う。


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4 コメント

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Unknown (nerotch9055)
2022-12-02 21:27:41
こんばんは、獅子丸さん!
代車のインプレッサ、お見受けしたところ1.6-iSですね。
アルミペダル、オートミラー、パワーシート、サイドスポイラーが付いてますね。
現時点での、インプレッサの1番オススメグレードだと思います。
私の友人・知人も営業さんを紹介して、乗ってる人達がいますよ。
一度、代車でG4の1.6を借りたことがあるのですが、スポーツとはまた違ってリアの剛性が高い分、
高速道路では最高の乗り味でした!
インプレッサってスバルらしい、実直なくるまですよね!
MTが設定にあれば、BRZではなくインプレッサを購入してたと思います。
(*⌒▽⌒*)
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インプレッサというクルマ (獅子丸)
2022-12-02 21:42:52
nerotch9055さん、こんばんは

グレードについての、ご指導ご鞭撻、ありがとうございます。
アルミの意匠で「1.6i-L EyeSight」だと思い込んでいたのですが、冬用のスタッドレスにはその仕様のホイールを履かせていたのでしょうね。
記事本文も、訂正させていただきました(^^)
それにしても、インプレッサは、ホントにいいクルマですよね~
いわゆる「Cセグど真ん中」の日本車の中でも、ピカイチの存在だと思います。
G4も、機会があれば乗ってみたいのですが、試乗車を探すのが、札幌では難しそうなのです(無念)
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Unknown (ピロン)
2022-12-17 17:33:17
獅子丸さんこんばんは😃。
インプレッサ良いですね~。ホイールベース短い分ボディ剛性も上がりますし、装備も充実。
BPのスタイルと走りの良さが無ければ乗り換え魅力タップリです笑。
 インプの電動シートではないですが、私の2.0iの電動シートは凄く重いらしいですよ。整備士さんのサイトに書いてありました😅。
 獅子丸さんも指摘されてましたが、EV化…どうなんでしょうね?
例えばディーゼルエンジンみたいなトルクの出し方は電気じゃできないんですよね〜…😑
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クルマのEV化 (獅子丸)
2022-12-17 19:03:38
ピロンさん、こんばんは

寒冷豪雪地で、都市から都市までの距離が遠い北海道では・・・
クルマの完全EV化は、無理です(キッパリ)
冬に、欠電になって立ち往生でもしようものなら、それこそ生死に係わります。
エンジン車のガス欠だったら、JAFを呼んでガソリンを入れてもらえば、すぐに走り出せますが、充電に時間がかかる電気自動車は、そういうワケにはいきません。
現状、北海道では、EVは、本当に使いにくいシロモノです。
バッテリーに革命が起きて、航続距離が確保できるようになるまでは、完全EVの時代は訪れないだろう・・・と、私は弱気に思うのです。
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