獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

トヨタ・ファンカーゴ

2006年01月03日 | CARS&F1
 先月から、親族より「ファンカーゴ」を借りて日常の足にしている。1ヶ月強の短期間ではあるが、ちょっとしたインプレッションをお届けしよう。

   
 私の親族の趣味で、ステアリングには真っ白な極太の革巻き風カバーが取り付けられていた。これは親族の趣味なので、しょうがないのであるが、私には非常に違和感のあるモノであった。ここまでステアリングを太くすると、手先の微妙な動きにクルマが反応してしまうのだ。岡崎宏司風にいえば「ステアリングのゲインが高過ぎる」のである。

   
 このクルマは4WD+AT+ABS付である。私は冬道をABS付のクルマに乗るのは初めてだったが、その効用は大したものだ。ブレーキをロックさせたり、エンストする気遣いもなく、思い切ってブレーキを踏めるのは、実に楽なものだ。また、ATのフィールも悪くなく、自分の思い通りにキビキビ走る。このクルマも登場してから5年以上は経っているのだろうけど、最近のクルマのATは良くなっているのですネ!ただし、燃費はイマイチで、302kmを走破し、36ℓのガソリンを飲み込んだのだった。これでは前乗ってたエスクードとほとんど同じか、むしろやや悪いかもしれない。ATだからかなぁ・・・
 
   
 ラゲッジスペースについては、リアシートを倒せば広大なスペースが現れるのだが、定員乗車では、4WD仕様の場合バックドア内側にスペアタイヤが貼りついているため、あまり広いとはいえない。こちらもエスクード・ノマドの方が上であろう。

   
 また、どうしても気になるのはセンターメーターの視認性の悪さである。私はクルマを運転する時、アイポイントをセンターライン中心において走る。センターメーターの場合、意識して視点を左に持っていかないと、確認することが出来ない。センターメーターの方が視認性がイイなんて、私には「真っ赤なウソ」としか思えなかった。
 だが、このクルマの美点は大きく開けた視界と、そのキュートなスタイリングである。ラクティスが失ってしまったモノを、このファンカーゴはたくさん持っている。今でも魅力的なクルマだと思う。

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