その日の妻のオーダーは、「舌平目のムニエル」を作ってほしいとのことだった。
トドックで購入の、冷凍食品である。
販売者は福岡の企業である「㈱トクスイコーポレーション」。
袋の裏に調理方法が書かれていたので、なんとかなりそうな予感がした。
内容物は、「舌平目のムニエル×4枚」と「タルタルソース×2袋」。
IHクッキングヒーターのタイマーを10分にセットし、フタをしたフライパンで、弱火で焼き始める。
その間に、「タルタルソース」を、お湯につけて解凍しておく。
残り2分となった状況で、裏返してみたのだが・・・
どうも、見た目の焼き加減が、希薄である。
おそらくは、火が弱かったのでありましょう。
なので、もう一度裏返して、さらに5分間加熱。
熱していた面はいい感じになったのだが、表面にも焼き色を付けたい。
なので再度裏返して、
フタをしてさらに5分間加熱。
そのような過程を経て、この「舌平目のムニエル」は、焼きあがったのだった。
「タルタルソース」をかけて、どうやら「完成」である。
付け合わせは、妻の作り置きのポテトサラダ+私が切った粗切りキャベツ。
チョイスしたドレッシングは、「美しいが手厳しい女性の叱責」のような心地よい辛さの、「コブサラダ」である。
インスタントのカップスープを添えて、いよいよ実食タイム。
衣はサクッと軽快。
白身はしっとりとした旨み。
タルタルソースが、それをまろやかかつあでやかに活性化する。
いやはや、これまた、ウマし
今どきの冷凍食品は、やはりスゴいと、私は感銘したのでありました。
しかしながら・・・その絶対量は、育ち盛りの私には、やや少なかったと、日記には書いておこう。
日曜日。
朝食を終えるやいなや、私は鳥を見るために「あいの里公園」へ。
そこに着いたのは9時41分だった。
9時48分。
木の幹に縦に止まる、モノトーンな鳥さんを、まず発見。
樹液をなめなめしている、この鳥さん。
「ハシブトガラ(あるいはコガラ)」さんである。
なにやらエサを咥えた、その姿。
ちょこまかちょこまかと、愛くるしい鳥さんである(^^)
この公園内において、生命をはぐくむ源泉であるのが、この「トンネウス沼」。
10時24分。
おさかな狙いか、「トンビ」さんが、ビュンビュンとその上を滑空していた。
この鳥さんを撮影した後。
私は買い物等の所用を済ますために、一時帰宅したのでありました🏠
そして、昼食後。
今度は妻とともに、「バードウォッチング午後の部」である。
探鳥地は、午前中同様「あいの里公園」。
12時36分に発見したのは。
木の幹をつつきまわり、採食中の「ヤマガラ」さん。
おなかのオレンジのカラーが、インプレッシヴである。
12時38分。
おなじみの「アカゲラ♂」くんは、いつものように木をつついていた。
ピンク色の舌で、樹皮をなめなめ。
鋭角に足を曲げ木に止まり、一心不乱に幹をつつくその姿。
アカゲラは、寡黙なアスリートなのだ。
いわゆる「キツツキ」さんは、木をつついている間はまず飛び立たないので、撮影しやすい鳥さんであると言えましょう。
12時53分に「トンネウス沼」に目をやると。
ここ数ヶ月、ここの絶対王者の名をほしいままにしている「ダイサギ」さんが、当然のように君臨していた。
そして、狙いを定めて・・・
着実に、小魚GET!
彼(もしくは彼女)の体躯からすれば、その獲物はあまりにも小さいように思えるのだが・・・
その胃袋を満たすまで「数をこなす」という戦略なのでありましょう。
そして、彼(もしくは彼女)は、羽毛を逆立てたかと思うと・・・
別の漁場へと、飛び立っていったのでありました。
13時05分。
のほほんと回遊していたのは、「マガモ」さんご夫妻。
採食も同時のタイミングでこなす、仲良し夫婦。
マガモさんのいる風景は、極めて平和である🦆
私はこのような情景を、心より愛する。
そして「♂」くんのカラーリングが、実はあなどれない美しさであることを、忘れてはいけない。
14時05分。
「アカゲラ♂」くんは、この時点でも、木をつつき続けていた。
まあ、12時38分に見たのとは、「別個体」である可能性も否定できないが・・・
まさに鋭角というか、まるでアイスピックのように鋭利な、そのくちばし。
これでお肌をつつかれたら、結構痛そうというか、流血の惨事になることは必至である。
14時06分には、「シジュウカラ」さん。
14時08分には、「コガラ(あるいはハシブトガラ)」さん。
この日も平和だった「あいの里公園」。
このような平和が、未来永劫続くことを、私は心より願うのでありました。