獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

牛トロ丼のあと、アリス。

2019年10月03日 | MY FAVOURITE SONGS

9月29日、日曜日。

私は「sitatte sapporo」にて、おひとりさまランチを摂った。

いろいろと魅惑的なお店がある中で、チョイスしたのは、「大衆食堂 十勝居酒屋 一心」。

13時28分に、そこに入店。

ランチメニューも、魅惑の数々で、しかも「土日祝日は全品100円引き」というのが、実に素晴らしい

給料日翌週で、やや懐に余裕があったこともあり、私は「十勝清水町産 牛トロ丼定食」を、奮発することに。

そして13時33分。

それは、極めて迅速に、目前に供された。

「山わさび」が付いてきたのは、嬉しいサプライズでありました。

それを「美味しい食べ方」の指南に従って擦りおろし、お醤油に溶く。

丼に載せられた卵は、まさに月下美人のごとく、淡く美しいレモン色

全てをよ~く撹拌し、ワシワシといただく。

そのとろけるような旨味と甘みに、私は幸せの骨頂状態に陥る。

付け合わせの「鶏皮」が、これまた嬉しいお昼のプレゼント🎁

シャキシャキのキャベツと水菜のサラダを、ゴマ&ガーリックテイストのドレッシングが、爽快にオブラート。

加えて味噌汁は、まさしく「おふくろさんの温かさ」で、咽頭を潤す。

そして13時52分に、全てを胃の中に格納。

支払った対価相応の満足を得た、極めてナイスなランチでありました(^^)

 

 

ランチ後の14時13分。

私は「さっぽろ創成スクエア」に潜入。

この日ココで催される「ALICE AGAIN 2019-2020 限りなき挑戦」を観るためである。

今まであまり公にしていなかったが、私は小学校5年~中学校2年までの4年間、筋金入りのアリスファンだったのだ。

客席にて、ニータ氏と合流。

この日の客層というか年齢層的には、我々二人が底辺で、ほとんどは我々より年配者というか、ほぼ老人の方々ではありました。

しかしながら、私はこの日、「アリス」というグループの素晴らしさというか凄さを、再確認することになったのである。

 

 「愛の光」~「知らない街で」(作詞・作曲:谷村新司)

♪心のままに生きてきたことが いけないことだと思ってた

♪風に揺れてる死んだ木の葉のように 時がすべてを連れてゆく

このLIVEのオープニング曲は何かな~と予想していたのだが、やはりアリスマニアの中で名盤と評されている「アリスⅡ」からのチョイスだったことが、私は、とても嬉しかった💡

 

「明日への讃歌」(作詞・作曲:谷村新司)

♪生きてることの幸せは 誰かを信じて歩くこと

谷村新司&堀内孝雄のアコースティックギターもさることながら、そこに矢沢透のパーカッションが、そこに厚みと熱さを加える。

やはりアリスが凄かったのは、矢沢透を正式メンバーとして加えたことである。

単なる「フォーク・デュオ」とは一線を画す、その芯のある音楽性。

今さらながら、その独自性というかオリジナリティに、感心してしまう。

蛇足ながら。私の母親は、当時(1979年頃)カーステレオでこの曲を聴いて「なに、この気持ち悪い歌!」とのたまっていたが・・・(^^;

 

「冬の稲妻」(作詞:谷村新司・作曲:堀内孝雄)

♪燃え尽きた体抱きしめて 駆け抜ける一人雨の中

「ヨーローレンサンダー」のフレーズが、あまりにも印象的である(^^)

 

「ジョニーの子守歌」(作詞:谷村新司・作曲:堀内孝雄)

♪飛び散る汗と煙の中に あの頃の俺がいた

 

「君のひとみは10000ボルト」(作詞:谷村新司・作曲:堀内孝雄)

♪眩しすぎる朝に出会った時の そんな心のときめきを

 

「涙の誓い」(作詞・作曲:谷村新司)

♪泣きながらすがりつけば終わる そんなキザな優しい愛じゃなかった

当時(1978年頃)、TBSの刑事ドラマかなにかのBGMにこの曲が使われていて、「なんてカッコいい曲なんだろう!」と、小学生の私は感動したことを覚えている。

 

「センチメンタル・ブルース」(作詞:谷村新司・作曲:矢沢透)

♪少し猫背の痩せたあいつが捨てたタバコの火は 季節外れの祭りのような変な淋しさがある。

アリスの中にあって、洋楽志向の矢沢透氏作曲の、都会的チューンが、素敵だ。

 

「秋止符」(作詞:谷村新司・作曲:堀内孝雄)

♪左利きの貴方の手紙 右手でなぞって真似てみる

♪心も体も開き合い それから始まるものがある

 それを愛とは言わないけれど それを愛とは言えないけれど

 

「帰らざる日々」(作詞・作曲:谷村新司)

♪あなたの声を聴けば何もいらない 命を飲み干して目を閉じる

若き日の山口百恵さんは、ラジオで流れたこの曲を聴いて、衝撃を受けたという。

ひょっとしたら、そのことが、彼女に谷村氏が「いい日旅立ち」を提供するキッカケになったのかもしれない。

 

「遠くで汽笛を聞きながら」(作詞:谷村新司・作曲:堀内孝雄)

♪俺を見捨てた人を恨んで生きるより 幼い心に秘めたむなしい涙の捨て場所を

まさにこの曲は、日本産「レット・イット・ビー」だと、私は賞賛する。

 

「チャンピオン」(作詞・作曲:谷村新司)

♪帰れるんだこれでただの男に 帰れるんだこれで帰れるんだ

私が、「ヒットする前に買った初めてのシングルレコード」が、この「チャンピオン」。

ザ・ベストテンで、1位になった時は、ホントに、嬉しかったな~。

 

「さらば青春の時」(作詞・作曲:谷村新司)

♪この世に生まれた ただそれだけに 甘えて暮らして生きてはゆけない

 

・・・それにしても、谷村氏の書いた詩の文学性というかストーリー性は、あらためて素晴らしいというしかない。

それに加え、堀内氏の紡ぎだす鮮やかなメロディーと、並び立つツインボーカル。

さらには、矢沢氏が支える、熱いハートビートのリズムセクション。

アリスというグループは、もっと高く評価されて然るべきなのではと、私は心から感じた。

 

そして、17時45分ちょっと前に、素晴らしいこのライヴは終演した。

これが、今回のアリス復活全国ツアーの、最終日だったのである。

いたく感激した私が、会場で販売されていた「THE SETLIST」なるCDを購入したことは、言うまでもない。

いやあ、良かったなぁ~、アリス💡

コメント (2)
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