獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

MAZDA CX-30 シークレット展示会

2019年10月22日 | CARS&F1


私宛に、「CX-30 シークレット展示会開催!」とのDMが届いた。
しかも、試乗も可能だというではありませんか🚘
なので、10月19日土曜日。
私は尾車氏を誘い、マツダのお店へと向かった。





コレが、その「CX-30」である。
マツダのアイデンティティーである「5角形グリル」に、「切れ長のテールランプ」。
ヒップライン豊かで、 魂動デザイン炸裂!といった趣きだ。
そのスリーサイズは、全長4395㎜×全幅1795㎜×全高1540㎜で、ホイールベースは2655㎜である。

ちなみに、同社の「CX-3」のそれは、全長4275㎜×全幅1765㎜×全高1550㎜で、ホイールベース2570㎜。
そして「CX-5」は、全長4545㎜×全幅1840㎜×全高1690㎜で、ホイールベース2700㎜。
「C
X-30」は大きさも価格も「CX-3」とかなりクロスオーバーするので、その辺の棲み分けが今後どうなるのかが、気になるところではある。

また、「CX-30」の最大のライヴァルになるであろう「スバルXV」のスリーサイズは、全長4465㎜×全幅1800㎜×全高1550㎜と、これまたかなり近いサイズ。
ちなみに、積雪地在住の私がもっとも着目すべきは「最低地上高」なのだが、「CX-3」のそれが175㎜なのに対し、「スバルXV」は200㎜を確保する✨


ラゲッジルームも大容量だが、開口部が掃き出しでないので、重量物の積み下ろしは若干やりにくそうだ。
これは、ひょっとしたら、ボディ剛性確保のための措置なのかもしれない。


ちなみに、私がいつも気にかけている「スペアタイヤ」は未装着で、「パンク修理キット」に置き換えられている。
まあ、これも、時代の流れなのでしょうなぁ・・・

このようにして展示車をしげしげと眺めていると、セールスレディさんに、「良かったら試乗もどうぞ!」と言っていただいたので、照れたフリをしながら、試乗させてもらうことに。
しかも、ガソリンモデルとディーゼルモデルの両方が試乗可能だという。
ああ、ありがたや、ありがたや。





まず試乗させていただいたのは、ガソリンモデル。
「SKYACTIV-G 2.0」の「20S PROACTIVE Touring Selection」の4WD車(税込車両本体価格297万円)である。
試乗車は6ATだったが、同価格で6MTが選べるのが、マツダの偉いところである。


視認性良好な、自発光式3眼メーター。


2連ダイヤルとプッシュボタンを組み合わせた空調コントロールも、使いやすそうである。


シフトレバー後方には「マツダコネクト」の操作スイッチが置かれ、その右横には今や常識となった「電動パーキングブレーキ」の操作レバーが鎮座ましましている。


そして、雨のそぼ降る中。
我々取材班2名+セールスレディ嬢は、いざ発進。


試乗コースは、割とスピードの乗る直線路や、渋滞路ありの、なかなかバラエティに富んだルートであった。
何よりも驚いたは、このクルマの走りの「素晴らしい静粛性」と「雑味のない滑らかさ」である。
特にロードノイズがよく遮断されているのは、本当に素晴らしい。
ステアリングの手ごたえはイイあんばいの重さで、ナチュラルかつスムーズ。
「クルマのタイヤが丸い」のは当たり前だが、「このCX-30が履くタイヤは、より真円に近いのではなかろうか」といった、そんな感覚に囚われるほどだ。
加えて、気持ちよく回り、このクルマを痛痒なく走らせてくれる、156PSの2リッター4気筒エンジン。
このクルマのベースとなるのは、あの素晴らしい「MAZDA3」とのことなので、それも納得である。
そして実際、インパネ周りは、ほぼ共用と思われる。


CX-30のガソリンモデル。
極めて好印象で、私は、花マルを捧げたい💮





そして、引き続き試乗させていただいたのが、ディーゼルモデル。
試乗車は、「SKYACTIV-D 1.8」の最上級グレードである、「XD L Package」の4WD車(税込車両本体価格330万5500円)だった。


ちなみに、セールス嬢さんは、「冬にこのヘッドライトの前の棚に、雪が積もっちゃうんじゃないかと心配なんです!」と、なかなか鋭い指摘をしていたのだった。


ディーゼルモデルだけに、レッドゾーンは低めの5千回転からである。
アイドリング時に響く音響は、車外では若干気になる。
だが、車内に乗り込んでしまえば、「昔ながらのディーゼル感」は、ほぼ打ち消されている。


それにしても、ドアトリム周りの色使い&デザインは、シックで素晴らしい❣




ピュアホワイトの皮シートも、また然りである。
そして、近年のマツダ車の弱点である「斜め後方視界」については、このCX-30においては、若干だが改善されている。


余裕あるトルクで、ライオンが駆けるように加速する、ディーゼルモデル。
それに対し、ガソリンモデルは、鼻先軽いチーターのような俊敏さ。
どちらを選ぶかは、個人の感覚というか好みと、お財布の中身との相談に委ねられる。
蛇足ながら、尾車氏と私の見解は、「ガソリンモデルのほうがイイね!」で一致したのであった。


ちなみに履いていたシューズは、215/55R18のブリヂストン「TURANZA」だった。


ともあれ。
「MAZDA CX-30」は、我々取材班のハートに響く、ステキなクルマであった。
自称スバリストの私は、近年のマツダ車の素晴らしさに心動かされ、なんだか「浮気をしているかのような罪悪感」を覚えた、試乗タイムでありました💦

コメント
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