私がスタイル・カウンシルのアルバムの中で、一番好きなのは「OUR FAVOURITE SHOP」である。
その中の1曲が、この「A Man of Great Promise」。
エキサイト翻訳だと、これを「大きい約束の人」と訳すが、プロの訳詩家は「将来有望な男」と訳す。
英語というか、翻訳というのは、なかなか奥深いものである。
1980年代中盤。お洒落で「カフェバー(死語か?)ご用達」と捉えられていたスタカンの音楽。
だが、その歌詞は、極めてシリアスだ。
私は即座に英語を日本語に訳すスキルは持ち合わせていない。
しかしながら、ポール・ウェラーの「ブレない一本気な批判精神」が、好きだ。
それはつまり、「ブレっぱなしで優柔不断な男」である私の、憧憬なのだ。