毎月LINEで配信される、「らーめん優月」の期間限定クーポン。
2月は「各種らーめんをご注文のお客様にキムチのサービス」が、その特典である。
なので日曜の11時07分。
そのクーポンを活用すべく、私はそこの暖簾をくぐった。
11時08分に、カウンター席に着席。
「キムチ」に合うのは、やはり「味噌味」でありましょう。
オーダーは、「優月味噌らーめん(税込750円)withキムチ」とした。
そして11時15分に、それと、感動のご対面。
玉子の黄・ネギの緑・キムチの赤が織りなすのは、まさにシグナルカラー!
焼きの入った大ぶりのバラチャーシューに、ヨダレは分泌する。
黄色味あふれる、さがみ屋の中太麺。
茹で加減も程よく、もっちもちのぷりっぷり!
そのちぢれ具合も含め、まさに札幌ラーメンの王道をいくモノだ。
その味噌スープは、基本まろやか系。
豚骨ベースのそれに、野菜や果実の甘みが融合し、まさにモルトの味わいである。
そして、ポイントは、今回サービスの、このキムチ。
それを素直に「トッピング」としていただくのもイイのだが、私は「キムチの辛みをスープに溶かす」方向でいただくことに。
そうすると、黄土色だったスープは、しぼったばかりの夕陽の赤に!
まろやか系スープに、キムチの辛みと酸味が組んずほぐれつフュージョンし、情熱ほとばしる味わいに昇華した。
ゆで卵は、そのスープにしっかりと浸してからいただくのが、コモンセンスである。
そして、海苔。
最近のラーメンには、海苔がトッピングされているものが多数派だが、私はいつも、この海苔の処遇に迷い道くねくね状態となる。
海苔はそのままいただくべきなのか、海苔で麺を包んで喰うべきなのか、はたまたスープに浸して柔らかくするのが正しいのか・・・
今回は、スープに浸し、そのエキスを吸収させて、いただきました。
スープの底には、ネギやメンマ等が沈殿して、出番を待っていた。
それをレンゲで救出し、それらが醸し出す「甘み」を愉しむ。
そしてラストエンペラーは、やはり、チャーシュー。
炙りの入った大ぶりのバラ巻きチャーシューは、ほぐれるようでいながらも、表面にカリッと感をたたえ、じつにブリリアント!
世の中には「好きなモノを真っ先に食べる派」と、「好きなモノは最後に慈しみながらいただく派」があるようだが、私は後者である。
まあ、「チャーシューメン以外のラーメン」を喰う際に、いきなりチャーシューからかぶりつく人は、あまり居ないというか、私は見たことがないが・・・
そして11時27分、順調に完食。
私は「LINE」というツールを使い始めてからまだ1年未満なのだが、優月のクーポンをGETするたびに、「なんでもっと早くガラケーからスマホにしなかったんだろう」と、地団駄を踏む。
ともあれ、3月のクーポンも、楽しみだ。