スーパーにて、「根室産 花咲かに」が、税込734円で売られていた。
あらためて自分の人生を振り返ると、「鉄砲汁の具」ではないそのまんまの「花咲ガニ」を食したことは、今まで無かったかもしれない。
なので、そそくさと、お買い上げ。
「花咲ガニ」は、ハサミが1対・脚が3対である。
このことから、この「花咲ガニ」が、「カニ」というよりは「ヤドカリ」に近い仲間であることがわかる。
ちなみに「毛ガニ」等、いわゆる「カニ」は、ハサミが1対で脚が4対なのだ。
手順に従い、花咲ガニの解体開始。
まずは、ハサミと脚を切り離す。
そして「ふんどし」をびろ~んとめくり、その後に甲羅を外す。
その手順は、当初想像していたよりも、はるかに簡単な作業だった。
食べやすいように適宜ハサミを入れ、いざ実食。
身入りはやや少なかったものの、そのお味自体はしっかり濃厚。
そして「かにみそ」のクリーミーさは、10年以上前に食した「川ガニ」を彷彿とさせる。
これが税込734円とは、素晴らしすぎる!
花咲ガニ、是非、またいただきたい。