爽やかに晴れ渡った、6月1日土曜日。
気温も高く、夏の訪れが近いことを感じさせる陽気であった。
ランチは妻の提案により、涼しげに「ざるラーメン」。
「食べやすい麺ピリっと辛い濃縮ゴマだれざるラーメン」という長い名前の製品を、コープさっぽろで購入。
トッピングは、シンプルに、刻みのり。
細めのちぢれ麺に、ごまだれスープが、よく絡む。
そこはかとなく感じる酸味、じわっと尾を引く辛味。
夏にストライクの逸品である。ゼヒ、また喰おう。
夕食は、お約束の、「お庭で炭火BBQ」。
まずは、イントロに、ホタテを焼く。
「10倍に薄めた醤油」で、煮詰めるように焼き上げるのがコツなのだ。
いいあんばいで、焼きあがった。
じゅわっと旨みが、お口の中で拡散する。
そして、主役は、いつもの「清水ジンギスカン」。
1kg1600円+追加ダレ50円=1650円の、高級食材である。
生でも喰えそうに思えるほどの、その柔らかい味付けマトン肉!
このお肉は、本来「ジン鍋で、野菜を肉汁で煮詰めるように焼く」のが王道である。
だが、炭火で網焼きするのも、決して悪くない。
脂分が下に落ちるので、スッキリとヘルシーにいただけるのだ。
まあ、「脂分≒旨み」という側面も、あるにはあるのだが・・・
とはいえ、それを香辛料の効いたタレでいただくと、その柔らかさと相まって、グイグイ喰えてしまう。
1kgのお肉は、瞬く間に、我々一家の胃袋に格納された。
まさに、世界遺産のジンギスカン。永遠に残したいお味である。ごっつあんでした。
今年で6年目を迎えた椎茸のほだ木だが、とうとう本年は、一本しか生えてこなかった・・・
我が家の食卓に、彩りを添えてくれていた、採りたてのぷりぷり椎茸。だが、とうとう終焉の時が来てしまったようだ。
仕方がない。別れの日というのは、必ずやって来るものなのだから。誰にでも、それは避けられない事実なのだ。
ほだ木よ、さようなら。今こそ笑って、別れを言おう。