獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

2つのルノー・スポール

2010年01月09日 | CARS&F1
   
 ルノー札幌に、トゥインゴRSが展示されているという情報を得た。我々取材班2名は、例によっていそいそとそこに出掛けた。
   
 これがその、「トゥインゴ ルノー・スポール」である。
   
 前後にオーバーフェンダーが装着され、素のトゥインゴよりも全幅は45mm拡大された1,690mm。なんとか5ナンバー枠内には収まっている。そしてそこに195/40R17というファットなタイヤを履く。
   
 エンジンは1,598cc直列4気筒DOHC16バルブで、134ps/16.3kg-mを発揮。
   
 レヴカウンターは、ドライバーの目前に配置。
   
 右ハンドルで、かつ5MTというのが、たまらなく嬉しい。
   
 さらに、オレンジ色のシートベルトに、オレンジステッチのシートという細かい演出が、また心憎いではないか。
 税込車両本体価格は250万円。ラゲッジスペースは広くなく、しかも4人乗りなので、ファミリーカーとして使うには若干問題もあるかもしれない。だが、私がもし独身だったなら、大いに心揺さぶられたであろう。いまやこの手の3ドアハッチは、国産車ではほぼ絶滅状態だし・・・

   
 そしてコチラは、「ルーテシア ルノー・スポール」。1,998cc直列4気筒DOHC16バルブエンジンは、202psで21.9kg-mというスペック。右ハンドルで、トランスミッションは6MTだ。
 これは展示車ではなく、売却済のクルマで、近々納車される予定とのこと。ヘッドランプの意匠に、あの「アヴァンタイム」と一脈通じるものを感じる。「ジョン シリウス メタリック」というイエローと、ブラックに塗装されたバンパーとのコントラストが美しい。
   
 また、この黄色は見る角度や光線の当たり具合によって、オレンジっぽく見えたりレモン色に見えたり、その微妙な変化を愉しむことの出来る、極めて魅力的なカラーだ。ルノー車には、やはり黄色がよく似合う。トゥインゴRSに黄色の設定が無いのが不思議である。ただしこれは、オプショナルカラーなので15万円高なのだそうだ・・・
 ルーテシアRSの税込車両本体価格は299万円。オプショナルカラーのこのクルマの場合は、314万円となる。それにしても、このクルマ、極めて魅力的だ。自分が買うんだったら、同じような価格の「シビック タイプRユーロ」よりも、このルーテシアRSにするだろう。もしこのクルマが5ドアだったなら、次の愛車として真剣に購入を検討したかもしれない。

   
 さて、そのディーラーさんの駐車場には、私の琴線に触れる2台のクルマがたたずんでいた。まずは、「ルノー4」。水色に近いシルバーのカラーが、とてもよく似合う。
   
 そしてなぜか、「シトローエンCXファミリアール」がそこに!しかもコレは希少な右ハンドルである。
   
 この切り立ったリヤゲートと、上が支点のリヤワイパーが素晴らしい。このクルマに逢えたことが、この日の一番の収穫だった。
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