形之医学・しんそう療方 小石川院長 エッセー

昭和の頃、自然と野遊び、健康と医療のことなど。

ウグイスの発声練習

2012-04-21 14:37:59 | Weblog

三月のはじめの頃から、ウグイスが鳴き始めている。
毎年思うのだが、はじめのうちは鳴きかたが変だ。
今鳴いているウグイスもまだおかしい。
ホーホケキョのはずが、ホーケキョと真ん中のホが抜けたり、
始めと終わりだけの、ホキョ、ホキョなどと笑っちゃうような
鳴きかたをしている。

ウグイスは縄張りを張るそうで、ホーホケキョはその縄張り宣言らしい。
鳴きかたがまずくて、ナメられちゃたまらないから、練習も必死かもしれない。
今鳴いているのを聞くと、城址公園のウグイスも、家の裏で鳴いているのも、
たぶん同じウグイスでまだヘタである。

ホキョ、ホキョ、ホーケキョ、ホーケキョケキョ とやって、
たま~に、正規のホーホケキョが出る。 
見えないが、これが出るとウグイスがニヤリとしているのを想像し、
なんだかおかしくなる。 日がたって5月、6月になるとちゃんと
鳴くようになり、初夏の林に美しい声を響かせる。
最近読んだ本で、この慣れない鳴き方を「笹鳴き」ということを知った。


形之医学・しんそう療方 東京小石川
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