清水じょうしんぶろぐ

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いろいろな事が、今後影響しそうです。

2022年12月23日 08時50分39秒 | 近況報告

皆さんおはようございます。

三徳山は、雪が降っています。

今後、大雪になるようです。

気をつけてお出かけ下さい。

 

さて、昨日の倉吉市議会の「至誠小学校の校名」の議案審議を、

日本海ネットワークで、放映されていましたので視聴いたしました。

多くの方がおそらく視聴されたものと思います。

 

結果は「「至誠小学校の校名を白紙」となりました。

テレビで、パフォーマンスを見ているようでした。

 

前日には、質疑が行われています。

日本海新聞の記事です。

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「胸張り説明できるものを」 請求者代表意見陳述 校名の再考訴え 「至誠小」条例廃止案審議

 倉吉市の成徳、灘手小を統合して新小学校「至誠小」を開校する学校設置条例の廃止案を

審議するため会期を延長した同市議会12月定例会で21日、議案審議が始まった。

同市に直接請求した請求者代表2人が意見陳述し、

「誰がどうして名付けたか胸を張って説明できるものを」などと校名の再考を訴えた。

質疑では廃止案を可決した場合、統合準備委員会の校名再選定プロセスについて質問があり、

小椋博幸教育長は「準備委が市教委に任せるというのであれば責任を持つ」と、

最終的な判断を下す姿勢を示した。(本高屋修)

 
「多くの子どもたち、保護者の願いを叶えてください」と訴える高田共同代表=21日、倉吉市議会議場

 意見陳述には住民団体「新校名の再考を求める住民直接請求の会」

共同代表の深田哲士、高田博正両氏が出席。

深田氏は「署名とその後ろにいる市民の声に耳を傾けてほしい」。

高田氏は「保護者や地域住民から愛され親しまれる校名を」とそれぞれ嘆願した。

質疑は市議11人が両氏や市教委に一括して行った。

鳥羽昌明議員(公明・改革新政会市議団)は、

団体が「内輪の非常識なルール」とした、

応募数で校名を決めないというルールについて全国の同様な事例を挙げ、

「ごく一般的な手法ではないか」と質問。

高田氏は「ルールはそうだが、あまりにも市民の声が無視されている」と訴えた。

質問の多くは、廃止案が可決した場合の校名再考のプロセスに集中。

小椋教育長は、年内にも統合準備委を開いて校名候補を再選定し、

1月中旬の市議会臨時会で議案を提案するスケジュールを示した。

このうち、鳥飼幹男議員(同)は、校名を再選定する際の市教委の姿勢を追求し、

「統合準備委に丸投げするのではなく市教委が主体的にやるべきだ」と注文。

小椋教育長は「準備委の意見を聞いて決めるが、

市教委に任せるというのであれば、市教委として決定を下す」と述べた。

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そして、昨日の討論・採決です。

討論は、賛成討論・反対討論がそれぞれ行われました。

賛成討論が8名・反対討論が5名、それぞれの意見を他の議員に訴えました。

おそらく10対5で、「白紙になる。」とテレビ中継を見ながら感じていましたが、

採決では「13対2」という反対討論した議員3名が「賛成」に回りました。

住民団体の要望を「市民の意見」として、きちんと受け取ったかたちになりました。

住民団体の方にとっては、活動したことが実を結びました。

傍聴席からは、時折、拍手が聞こえていました。

採決で、多くの議員が立ち上がり、「校名を白紙」にする事が決まったときには、

多くの方が拍手をして、喜び合う顔が見られました。

 

 

このような事は、あまり見たことがないので少し驚きましたが、

倉吉市議会としては、どちらにも顔が立つように上手くしたような気がします。

昨日も、書きましたが、このような問題は賛成派と反対派が必ず出てきます。

 

「統合準備委員会」の内容は、よくわかりませんが、

私が思うのには、委員の方は「吸収統合」のようなイメージは無くしたかったのではないかと思うのです。

昨日もある議員の討論で「成徳」のままでも良いかと思う。と発言された議員がおられました。

そうすると、灘手小の方にとっては対等な統合ではなく「吸収統合」のイメージが強く残ります。

だからこそ、地名ではなく「至誠」のような校名を選ばれたのではないでしょうか。

 

このような事を理解して、倉吉市議会は9月に採決し、賛成多数で校名を決定されたのでしょう。

今回の採決を見た方は、「倉吉市議会は、9月議会でなぜ、採決し校名を決定されたか?」

という疑問が残ると思います。

 

しかし、「統合準備委員会」の立場は、粉々にされてしまいました。

委員の皆さんは、誇りと自信を持って校名を選択されたはずです。

このような事態になり、「統合準備委員会」は今後、機能できるのでしょうか。

委員の皆さんは、今後続けられるのでしょうか・・・・。

次に選定したものが、本当に良いのかどうか判らなくなっておられるのではないかと思います。

 

何のための「統合準備委員会」だったのか?

今後、倉吉市教育委員会は苦しい選択に迫られるでしょう。

 

私としては、このような事態になったからには、「統合」を一年延ばしてもいいと思います。

しかし、教員の配置などの人事は既に終わっていると考えられます。

いろいろな事が、今後影響しそうです。

 

では、明日も、あなたにとって良い日でありますように。

ツイテル。ツイテル。

ありがとう。感謝。感謝。

喜べば、喜び事が、喜んで、喜び連れて、喜びに来る。


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