皆さんおはようございます。
三徳山は、良い天気になっています。
是非、お参り下さい。
3月定例議会も終わり、町長提出議案、全て可決承認いたしました。
一般会計予算審査特別委員会に付託された案件についても、
執行部から説明を受け、認定することとなりました。
一般会計予算審査特別委員会に付託された案件について、
お知らせします。4月末に出される議会だよりにも載せる予定となっています。
議会だよりも、2色となりますので、皆さん期待して下さい。
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一般会計予算審査特別委員会提出案件
1 三朝町地域公共交通協議会開催費
パス路線協議よりも三朝町の交通体系を根本的に見直す議論が急がれる。
協議会のすみやかな立ち上げとスピード感のある協議により、年度内で何ら
かの方向性が出せないか。
(回答)
現在、中部地域でも協議会の中で中部公共交通再編実施計画の話し合い
が進んでいる。そうした中、町独自でも協議会を立ち上げ、県にも参加をい
ただきながら準備を進めていく予定。これまでのパス利用協議会は発展的に
解消し、新しい協議会の中で、パスを含めた地域交通のあり方についてスピー
ド感を持って進めていきたい。
2 温泉を活用した健康づくり全国大会開催費・三朝温泉誘客促進事業
大会の開催趣旨が明確でなく、開催によっていかなる効果が期待されるの
か不明である。
誘客促進事業の内容のうち、映画「恋谷橋J 1 0 周年記念事業の趣旨、目
的がよく分からない。
(回答)
温泉を活用した健康づくり全国大会については、これまでのラジウム・
ラドン温泉の広域連携組織で実施していた「健康と温泉フォーラムJ を発展
させ、温泉を広く心身の健康に生かそうとする全国の温泉地を対象に、新た
なネットワークをつくるとともに、環境省が提唱している「新湯治j と連携
することによって、全国に向けて効果のあるP R をしていきたい。一
また、映画「恋谷橋」は温泉街の活性化と誘客促進のために、地域が主
体となって取り組まれた事業であり、今回も実行委員会を中心に、映画の
主題歌を歌われた、全国的に知名度のある歌手のコンサートを10 周年記念
として開催することで、三朝温泉の名前を全国に向けて発信する機会にな
ると考えている。また、映画をきっかけに始まった和紙明かり事業などコ
ンサートにからめて三朝温泉のP R に努めたいと思う。
3 操法大会出場経費
町操法大会、郡操法大会、県操法大会の出場に多くの経費を予算化してい
るが、競技成績にこだわるより、規模の縮小等を検討してはどうか。
(回答)
操法は消防の基本的な操作を習得するための訓練であり、団員の消防技
術の向上と団員の士気高揚が図られるもので、三朝町消防団は以前から操
法大会に対しては力をいれているところ。競技の成績にこだわるわけでは
なく、やはり、習得には操法が一番適していると思われることから、指導
体制や訓練等の見直しを図りながら、必要な経費を予算化している。
4 伯耆国f大山開山1300 年祭」実行委員会負担金
全体の事業計画を示し、そのうち三朝町がどの目的、内容で負担するのか
不明である。
(回答)
平成29 年度から31 年度までの3 年間で取り組まれており、大山圏域の
魅力を発信し観光客の誘致につなげるものとして、西部の日野町・日南町
を除いた市町と、中部では倉吉市・琴浦町と三朝町が参画している。三朝
町は魅力活用事業ということで、日本遺産や国立公園等で、つながりのある
大山と一緒に、三朝町に関連した事業を行うことで相乗効果による誘客に
つなげようとするもの。具体的には旅館組合を事業主体にホタルイベント、
キュリー祭前後の花火、伝統芸能等を計画している。また、経費について
は、三朝町が負担する経費以上の補助金が県から出されており、とれによ
り事業を行っている。
5 プロック塀改修事業補助金
県道沿いの7 か所が危険と判断されているが、4 か所しか予算化していな
のはおかしい。7 か所予算化すべきである。
町道においても早急に危険個所を点検し、対応を検討すべきである。
(回答)
県からの1 次点検では危険個所が7 か所と報告されたが、さらにその後2
次点検の結果、最終的に危険と判断されたのは5 か所だった。その内1 か
所は今年度に工事を行い、残りの4 か所を予算化している。
町道沿いの危険個所の点検については、建設水道課で目視調査をした結
果、26 か所が危険と思われることから、ブロックの危険度について県の建
築担当課に詳細な調査を依頼している。その結果をもって必要な予算措置
は今後していきたい。
6 防災専門員設置費’
設置目的、役割、位置付け等が十分説明されていない。
(回答)
防災体制の強化を図ることを目的に設置しようとするもので、職務につ
いては総務課危機管理局に籍をおいて、防災訓練の指導助言、防災意識の
醸成と自主防災組織の強化に向けた取り組み、防災対策本部の支援の3 点
を主な役割と考えている。具体的には、中部の災害状況を把握し、地域と
もつながりがあり、総合防災機関の出身の方を想定している。位置付けに
ついては、総務課危機管理課の職員として勤務し、災害時等において特別
な権限を持つというものではない。
7 農地中間管理事業
荒廃農地、耕作放棄地等の調査を行っているが、調査結果をもとに対策が
なされていないのではないか。また、今後どのような対策をされようとして
いるのか。
(回答)
農地パトロールの結果、原野や山林化している農地がたくさん見受けら
れることから、これまで非農地としての地目変更を促してきたが、なかな
かやられてきていなかった。こうしたことから、29 年度に地方税法の改正
により地目変更事務が職権で可能になったことから、29 年度には約3,300
筆、面積にして145ha、30 年度には約500 筆、面積にして25ha を現状に
あった原野や山林に地目変更してきた。今後も現状にあった指導をしてい
きたいと考えている。
8 鳥獣被害総合対策事業費補助金
県では狩猟免許取得に係る助成が4 9 歳以下となっている。幅広い年代に
助成する仕組みを町独自で作り、免許取得者増を図るべきである。
また、現在の対策事業では鳥獣被害を抑えることは困難であり、猟期外も
猟期と同等にし(町外者通年捕獲・奨励金)、三朝町独自の対策事業を進める
べき。
(回答)
狩猟免許に係る助成については、本町では、有害鳥獣捕獲狩猟免許取得
の場合は狩猟登録を免除している。奨励金については、町長も一般質問の
中で試行して、効果があるかやってみたいとあったので、試行する方向で
検討したいと考えている。ただ、過去5 年間の統計では、冬場の4 か月の
捕獲頭数は夏場と遜色ない数字が上がっている。町外者の通年捕獲につい
ては、これまで猟友会との連携によって取り組んで、きた経過があり、
その 中で町外者の許可が限定されてきている経過がある。状況は十分理解でき るが、
猟友会ともっと協力しながら町内での対応にしていきたいと思っている。
9 三朝町空き店舗等活用支援補助金
空き店舗対策が不十分であり、商工業の活性化のために補助金の上乗せ等 一層の取り組みが必要ではないか。
(回答)
補助金の上限は改装の場合は2 年で100 万円、新築の場合は2 年で200 万円としている。
平成28 年度から現在までに5 件の利用があり、今年度の 2 件は補助上限額を下回る利用であった。
創業に対する支援は金銭的な面も 大事だが、町内で開業しようとする方への事前相談から閉店後の経営相談、
地域にいかに溶け込むか、また先輩開業者からのアドバイス等のサポートが 一番重要と考える。
また、商工会と連携して情報を求める方に空き店舗の情 報を的確に提供できるよう情報の収集や発信に努めたい。
10 中学校遠距離通学費補助金
小学校は統合により31 年度から定期券購入者には全額補助となったが、
同じ義務教育課程の中学校も小学校と同じにすべきでは。
(回答)
小学校は集団登校を原則とし、通学距離2km以上はパス通学としている。
小学校統合により通学に新たな費用負担が生じないようにという保護者の 要望もあり
パス定期券は全額補助とした。これに対して中学校は自力登校な ので、
原則パス通学としている小学校とはその点で異なる。登校手段が小中 で異なること、
小学校統合による保護者の負担軽減を考慮、している。
※中学校は定期券代から2 km分を控除した額を補助 ※
小学校は2km分の控除はなく定期券代全額補助
11 地域協議会パワーアップ交付金
前々年度から50 万円増額した成果はあったのか。活動報告などから、交付金のあり方などを検討しているのか。
条例にある自主・自立を目指して、 これからの地域協議会のあり方を再構築すべきでないか。
(回答)
協議会によって成果の表れ方は様々だが、例えば、小鹿の秋の収穫祭など
それぞれの地域協議会で新しい取り組みが芽を出している。
一足飛びには 発展しないがこういったことを1 つずつ積み上げて、次に拡大していくこと
が地域の自主活動だと,思っている。行政としてもしっかり育てていきたい。
交付金の今回の見直しは、従来の交付金の部分にキラリと光る交付金の
地域協議会部分を加える形で整理した。これについても地域協議会会長等で
話し合いながら交付金の効果に繋げていきたい。
「自主・自立J と「育てていく」ことが、相反する場面がある。行政と
地域が頼り合うわけではないが、行政と地域が連携し一緒に取り組もうとす
ることは大事。昨年は2 ~ 3 か月に1 回地域協議会会長会を開催し、役場の
各課と課題について意見交換を行った。
12 多目的駐車場管理費
熱気浴施設の整備・建設を含めて、多目的駐車場の利用促進を考えていく
必要があるが、促進計画等検討しているのか。
(回答)
熱気浴を整備する際の事業計画や観光協会が策定を進めている三朝温泉
観光ビジョンの中で温泉街を周遊する仕組みを構築するよう定めている。多
目的駐車場を起点として熱気浴施設を含め温泉街を歩いていただけるよう、
空き店舗等の活用もあわせて進めでいきたい。
観光協会員を中心に駐車場の割引チケットが販売されており、旅館や商
店等が顧客サービスの一環として活用されている。駐車場の利用促進につい
ては、本来このような取り組みが望ましいと,思っているまた、熱気浴施設
の利用者にも駐車場を利用してもらうようNPOに働きかけたい。さらに、
マルシェや商工まつり等イベントと関連した活用も推進したい。
(その他)
1 小学校施設等の整備
町長は所信表明で、小学校施設等、必要な施設整備について新年度から具
体的な検討に入るとしているが、予算等に反映されていない。どのように進
めるつもりか。
(回答)
30 年度に新小学校施設検討事業で、近隣小学校の現状等を調査した。こ
れをもとに、教育委員会事務局で必要な教室の種類、大きさ、部屋数等を検
討し、その内容については広くお知らせし理解を得ながら進めたい。その後
必要であれば31 年度補正予算での提案を考えている。
6月には、各地域協議会において、議会報告会を開催する予定です。
たくさんの方に参加いただきますよう、お願いいたします。
では、明日も、あなたにとって良い日でありますように。
ツイテル。ツイテル。
ありがとう。感謝。感謝。
喜べば、喜び事が、喜んで、喜び連れて、喜びに来る。