清水じょうしんぶろぐ

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「真理」や「真実」のことです。

2022年02月14日 05時14分45秒 | 近況報告

皆さんおはようございます。

三徳山は、曇っています。

気をつけてお出かけ下さい。

 

さて、北京オリンピックも中盤を過ぎて、

日本の活躍が、日々、マスコミで報道されています。

2026年の次の冬季オリンピックは「ミラノスラッシュコルティーナ2026」となり、

イタリアで開催されます。

 

今日から、仏教の教えの一つ、「四諦八正道」(したいはっしょうどう)について、

しばらくの間、皆さんと考えてみたいと思います。

「四諦八正道」(したいはっしょうどう)と聞いても、「何?」と思うでしょう。

 

まずは、昨日のブログで、主流派(小乗仏教)について、書きましたが、

この、主流派(スリランカ・ミャンマー・タイなど)の仏教の中心に考えられているのが、

この「四諦八正道」(したいはっしょうどう)です。

 

お釈迦様が、菩提樹の下で悟りを開いたときの教えが、

この「四諦八正道」だともいわれています。

 

「人生が苦であるからこそ、よりよく生きよう。」

「この苦に対してなんとかこの苦から抜け出して仏を目指そう。」

と言う非常に内省的な仏教の教えです。

 

「四諦八正道」は「四諦」とは、

「苦諦(くたい)」「集諦(じったい)」「滅諦(めったい)」「道諦(どうたい)」です。

①苦諦(くたい)

私たちの人生は、思い通りにならない。自分の身体も、思い通りにならない。という苦しみ。


②集諦(じったい)

その、「苦しみ」は、全て「ああしたい。こうしたい。

こうなりたい。こうなれば良い。」という「煩悩」や「執着」という真実

 

③滅諦(めったい)

そういう、「煩悩」や「執着」を断ち切って、無くすことで、

そこから解き放たれて、いっさいの苦・束縛・輪廻(りんね)から解放された最高の境地の

安らぎに達して、悟りが開かれるという真実。


④道諦(どうたい)

この悟りに到達するために行うべき行為や実践を示す真実。

つまり、この実践を「八正道」という。

 


この苦集滅道(くじゅうめつどう)の四諦は、仏教経典において、

かなり古くから説かれています。

また、インド仏教においても重要視され、仏教における代表的な教えです。

 

「諦」とは「あきらめ」ということではなく、「真理」や「真実」のことです。


仏教においては、特に重要視される4つの諦を「四諦(したい)」といい、

そのためのおこないとして8つの正しきこと「八正道(はっしょうどう)」が求められるのです。

 

「八正道」とは、

1.正しい見解 (正見)

2.正しい思惟 (正思) 

3.正しい言語行為 (正語)

4.正しい行為 (正業)

5.正しい生活 (正命)

6.正しい努力 (正精進)

7.正しい想念 (正念)

8.正しい精神統一 (正定)

の八つのことを言います。

 

 

明日からは、まず「四諦」の「苦諦」について考えてみたいと思います。

 

ちなみに、日本の大乗仏教の中心的な考えは「六波羅蜜」という教えです。

 

では、明日も、あなたにとって良い日でありますように。

ツイテル。ツイテル。

ありがとう。感謝。感謝。

喜べば、喜び事が、喜んで、喜び連れて、喜びに来る。


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