皆さんおはようございます。
三徳山は、雨が降っています。
気をつけてお出かけ下さい。
さて、「日本、インド引き込みが奏功 日米豪印首脳会談」
日本海新聞にも「日米豪印で半導体供給網」と見出しが、一面を飾りました。
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日本、米国、オーストラリア、インド4カ国(クアッド)の首脳が
24日に初の対面での会談を開催することになったのは、
伝統的に「非同盟」の立場を続けてきたインドが積極的になったことが大きい。
対中国を念頭に日本はインドとの2国間関係を強化してきており、働きかけが実りつつある。
「(法の支配などの)『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けた重要なパートナーだ」
菅義偉首相は23日、クアッドの首脳会合前に会談したインドのモディ首相にこう語りかけた。
対面の会談は初めてだったが、次第に打ち解けた雰囲気になったという。
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対中国をにらみ、この会談が成功したと言ってもいいと思います。
インドは、同盟国を作らない国でしたが、国境付近で中印両軍が衝突し、
昨年6月に45年ぶりに死者が出たことも後押ししたとみられています。
今回の、会談には、半導体が大きく関係をしていることもあります。
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インドの半導体需要は大きいが、インフラの欠如等の理由により
国内には大きな製造拠点はなく、輸入に依存している。
しかし多くの多国籍半導体企業がインドに半導体の研究開発と設計拠点として
研究開発センターを設置しており、
政府の誘致策によりインドに製造拠点を設立する外国企業の進出が期待されている。
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このような状況であるインドに、中国が入り込もうとしています。
それを防ぐためにも、この会談は良かったと思います。
この背景には、台湾がいます。
台湾の半導体生産能力は、世界トップクラスです。
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2017年にインド電子半導体協会(IESA)は台湾に事務所を設立した。
台湾の大手電子企業も相次いで進出しているインドは
半導体製造業の導入のために台湾企業の誘致を積極化している。
台湾業界にとってもスマートフォン用チップをはじめインドの巨大市場は魅力である。
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半導体はその名の通り電気をよく通す「導体」と、
電気を通さない「絶縁体」の中間の位置にある物質です。
特定の条件下で、電気を通したり、通しにくくしたりする伝導特性を持つ物質を指します。
そしてそれは、数多くの電子部品が持つ特徴の一つです。
この半導体が無ければ、多くの電子機器を作ることはできません。
世界各地で、半導体獲得競争が起こっているのは、そのためです。
インドに、安定して半導体が供給できるようになれば、
インドは、更に発展することでしょう。
では、明日も、あなたにとって良い日でありますように。
ツイテル。ツイテル。
ありがとう。感謝。感謝。
喜べば、喜び事が、喜んで、喜び連れて、喜びに来る。