気ままなひとこと

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星野富弘さんの詩画

2011-06-13 10:22:12 | 読書
「私は傷を持っている。でも、その傷の所から、あなたの優しさがしみてくる。」

「よろこびが集まったよりも 悲しみが集まった方が しあわせに近いような気がする
強いものが集まったよりも 弱いものが集まった方が 真実に近いような気がする
幸せが集まったよりも ふしあわせが集まった方が 愛に近いような気がする。」

こんな優しさ溢れる詩と、


こんな素敵な絵を併せた詩画を描かれている星野富弘さん作品の朗読会に行ってきました。中村啓子さんのナレーションで聴く詩がとてもよかったです。

星野さんは大学卒業後、中学の体操教師になって直ぐ、指導中に頸椎損傷で寝たきり状態となりましたが、後に、口に筆をくわえて詩と絵を描かれるようになった方です。その絵の可愛らしさと、心に沁み入る優しさが伝わる詩は、身体障害ということを抜きにステキです。



「雨にも負けて、風にも負けて、夏の暑さにも負けて、
東に病人がいても、西に困った人がいても、何もしない
丈夫な身体になりたくて 健康食品に気を配り、
うまいものが好きで、まずいものが嫌い
おかねも欲しい、着物が欲しい、
そんな私が仰向けに寝ている」

こんな素直な気持ちになれたら、表現出来たら、いいなあ・・・

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