気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

コールセンターとのお付き合い

2011-09-30 20:27:05 | デジタルライフ
近年、デジタル機器の普及に伴いコールセンターの役割が大きくなってきているようですが、小生も、1ユーザーとして多くの企業のコールセンターに結構な頻度でお世話になっています。デジカメ、プリンター、ビデオなどはコール件数も少ないのか、わりと直ぐに繋がるし、質問内容も左程複雑ではないせいでしょうが、回答もまずまず納得の行くものでした。

それに対して、小生のコールの大多数を占めるパソコンについては、うううーーーん、というようなことが多いですね。Windows PCの場合、ハードとソフトのメーカーが違うことが一番大きく起因しているのでしょうが、諸兄と同様の諦めに近い境地だったと思います。

それが、今年始めにMac PCに替わってから世の中が大きく(!)変わりました。勤めを辞めているので平日に電話出来ることの有難さでしょうが、アップル社のカストマーセンターは電話が実に早くに繋がります。ボタンを押すのは二回だけで人間と話せるというのは有難いです。平日は殆ど待ち時間なし。ここまでは退職者ならではの特権(?)なのかもしれませんが、感心するのは繋がってからの対応の良さです。技術力・知識のレベルについてというよりも(勿論、それらについても不満があるわけではありませんが)、コミュニケーション、接客という点で良く教育されていると思います。数年前に iPod Shuffle を購入数ヶ月後に不具合で電話したところ、直ぐに交換してくれたことがありました。今年になってからでは、純正マウスを二度も交換してもらいました。昨日電話したものが、今朝には宅急便で届けられ、従来ものと交換引き取りしてくれました。しつこく問題判別を突き詰めないで、上司の許可も必要とせずに、とにかく困っているお客様には実物の交換で対応するというが会社としての方針なのでしょうね。

ですが、そのマウスの問題は根本的には解決していません。ただ intermittent な現象なので、相談した結果、今後しばらく記録をとってみてから再度、相談することになったのですが、担当者個人に直接に繋がる内線番号を教えてくれました。これが先ほどのこと。これには驚き、感激したので、ブログすることにした次第です。不思議ですね、問題解決よりも、対応でもって印象がこうも違うのです。他のメーカーも改善されているのだといいのですが。アップルについては色々な意見がありますが、コールセンターの対応については「座布団2枚」あげましょう!!

勝手(?)スパゲッティ

2011-09-29 15:03:10 | 料理・酒類(内食)
今日の昼は家内の留守をいいことに、勝手気侭なスパゲッティをしました。

イタリア人はスパゲッティを実に上手に、行儀よく、カッコ良く食べるので感心しています。ところが小生は、フォークにからめることが上手く出来ず、結果、ある程度は丸めて口に入れた後は噛みちぎったり、日本蕎麦のようにすすったりして、家内からは行儀が悪いと顰蹙をかっています。で、思うのは、それならスパゲッティを茹でる前に半分折りして短くしておいたらどうだろうか?これは家内の同意を得られないので、これまで実現していませんでした。

はい、それで、今日は思い切って半切り/折りスパゲッティを試してみました (^=^)
短いのであれば箸で食べよう。箸で食べるのなら和風にしよう。
ということで冷蔵庫の中を探したところ、粉末状の梅シソを見つけたので、それをかけることにしました。お皿に粘り着くのを避けるために、オリーブオイルを少々たして混ぜ、夕べの残り物の茹で野菜をのせて、梅干しまで加えて見栄えも味も満足のいく出来でした。この写真では分かりにくいでしょうが、短いスパゲッティです。



とは言え、スパゲッティを半分にすることについては、家内の同意を得られそうもないので、一人だけの時の楽しみにとどまるでしょうね。イタリア人に言ったら、どんな顔をするかなあ???

PSAマーカー値合格しました。

2011-09-27 20:18:03 | ヘルス
前立腺ガン早期発見のための検査を4年前から受けています。検査そのものは血液からPSAマーカーの値を調べるもので簡単です。ただ、そのPSA値が高いと、次のステップとして前立腺針生検とよばれる、肛門から針を入れて前立腺の組織をとる精密検査を受けなければならなくなります。それが怖~い検査なのです(怯え)。

2007年、2008年と二回続けてPSAが基準値を超えたため針生検を受けました。一回目は、楽な方法という医師の勧めで二泊三日の泊まりコース、それは下半身麻酔をするためです。麻酔のため検査時はいいのですが、麻酔が切れてからの尿道の痛みが大変(!)なものでした。それに懲りて二回目は麻酔なしの日帰りコースにしました。こちらは検査中(多分20-30分ほど?)の苦しみの酷いこと!二年続けて辛い思いをした後(涙)、一昨年と昨年は基準値内で助かりました。

毎年の検査なのですが、さて今年は、が今日でした。一週間くらい前から不安で、どうも落ち着かず・・・でした。でも今日の結果も無事で、ホッ。よかった。(^o^)
これで二年連続黒星の後、三年連続で白星、今後も毎年の検査は続けないといけないでしょうが、セーフだといいなあ、白星を心から願っています、軟弱なものなので。

辻井伸行君について

2011-09-26 15:39:49 | 音楽・映画
昨夜、辻井伸行君の演奏をTVで見ました(音楽家を通常は敬称なしで呼んでいるのですが、彼については、どうも「君」付けになってしまうのです)。N響との初めての共演で、チャイコフスキーのピアノ協奏曲1番でした。トップピアニストの演奏についてコメント出来るような視聴者ではないので、ただ単純に「素晴らしかった」です。

2年前にクライバーン国際コンクールで優勝して以来、演奏会は、発売即完売続きで、とても切符を入手することが出来ないので、TV上で追っかけをしています。指の動きや表情、身体の動きはTVの方が良く見えるので、聴くだけでなく、ステージへの登場から演奏後の深々と頭を下げる挨拶まで、彼の演奏を見て楽しんでします。



生まれながらにして視覚なしで生きてきた彼にとっての音楽とは何なのか、彼の頭の中でどのように捉えられているのかなあと、いつ見ても不思議に思います。音符のない世界とはどんなものなのかなあ、でも、元々は音そのものは絶対音として存在するもので、単に他人に伝える手法として音符が出て来たわけだし。ベートベーンでもモーツァルトでも、先ずは頭の中に音が湧いて来て、後でそれを音符にしただけだろうし。むしろ、音符を見ない辻井君のほうが、音符から学んで演奏する人よりも作曲家の聴いた音のイメージを掴めるのかもしれないのかなあ、などと思ったりしています。今、急に医学の進歩で目が見えるようになったとしたら(SFのようですが)、喜びはあるでしょうが、音だけで過ごして来た彼の音楽は混乱するのではないか、とも思ってしまいます。

それと、彼のあの明るさが素晴らしいですね。彼の演奏のCDを数枚もっていますが、彼の明るさは目で見て楽しい演奏になります。あのように明るく育て上げたご両親に、ただただ感服しています。お母様の講演を聞いたことがありますが、彼女自身が、辻井君の盲目を知ってからの辛い時期はあったものの、基本的には明るい性格なのが彼にも伝わってのかもしれませんね。これからも、あの明るさを失わずに、素敵な演奏を聴かせていただきたいと願っています。

イタリア語が面白いです。

2011-09-23 20:48:25 | イタリア
イタリア語の勉強を今も続けています。勉強している中で、ふと興味深く気付くことの一つが、音楽の分野でイタリア語を語源とする言葉が、数多く日本でも使われていることです。

「オペラ」これを純日本語では歌劇と訳していますが、イタリア語では Opera lirica、operaそのものは作品とか作業、liricaは叙情詩の意、それで歌劇になったのでしょうね。

「ソプラノ」最も高い声、そのような声を持った歌手のことですが、sopra という単語があって、上の意味、英語の on, upon, over に当る言葉です。多分、そのsopraから作られてものらしいですね。

「アルト」イタリア語を学ぶ前は女性歌手で低い声というイメージとして捉えていましたが、alto そのものは英語の tallやhighに当る、高いという意味です。ですから、女性の声としてはソプラノより低いですが、全体の中ではやはり高い声なんですね。

「バス」イタリア語で altoの反対語が bassoです。英語でlowやshortに当る、低いという意味です。これはそのまま、男性歌手の低い声になっています。

「ピアノ」英語でpianoですが、イタリア語では pianoforte といいます。ピアノ以前の鍵盤楽器(チェンバロやクラヴィーア)では音の強弱が出しにくかったのが、強(forte)弱(piano)が付けられるようになった楽器が登場してこう呼ばれるようになったようです。楽譜にfやpがあるのは強弱を表していますが、イタリア語が語源だったことを知ったのも、イタリア語を学んでからでした。

音楽の話題でもう一つ、40年位前に日本で大ヒットしたヴィヴァルディの「四季」ですが、一番売れたレコードの演奏はイ・ムジチ合奏団でした。私も買いました。このイ・ムジチですが、当時は深くその意味を考えませんでしたが、イタリア語だと i musici、音楽の意味のmusicaを固有名詞として複数形にしたんでしょうね。

昔から言葉の語源に興味がありましたが、イタリア語を勉強している中でも色々と新たな気付きのあることは楽しいことです。その一方で、語学力は中々向上しないのが残念!
よって、このブログにも間違いのある可能性は大。どなたか気付いた方は是非ご指摘下さい。

台風の災害が少なくすみますように。

2011-09-21 16:51:38 | 気候・季節
先ほど「暑さ寒さも彼岸まで」などと暢気な言葉をはいたことを大変に恥ずかしく思っております。

午後になって私の住む大田区雪谷でも雨風が激しくなりました。いわゆる暴風雨圏内に入ったのでしょう。恐ろしい程の風の音、横殴りの雨、我が家のプラントの植木も、窓際に避難させてはいたのですが、風にあおられて倒れました。この暴風雨の中を歩いている方々は、さぞや難儀されていることでしょう。

半年前の大震災の時、初めて東京で地震の怖さを身を以て感じたと同様に、この暴風雨が自分の身の回りにやってきて初めて台風の凄さを知った次第です。どのような自然災害でも被害を受ける方が大勢いるのに、自分自身の身に迫らないと、被災者の方々の辛さを思いやれない自分、恥ずかしいことです。

どうか、今日の、そしてこれからの自然災害の被害が少しでも少なくて済みますように祈ります。

暑さ寒さも彼岸まで

2011-09-21 13:38:52 | 気候・季節
昔の人はよく言ったものだ、という先人の知恵なるものの一つが、この表現だと思います。この表現でグーグル検索してみると、これに関するページが、あるはあるは、沢山ありました。私は小さいときから祖母や母に言われて育ったため、すっかり身に付いているようで(?)、毎年二回、この季節になると家内にからかわれています。

でもホントなんですよね。これの的中率は90%以上だと思います!
今年の秋は20日が彼岸の入り、23日がお中日で、26日が彼岸の明けになりますが、昨日(20日)から前日までの暑さがウソのように涼しくなってきています。勿論、台風の影響が大ではありますが、その台風後の天気予報をみても、はい、秋の気配です。


昨年ほどの猛暑ではなかったとはいえ、やはり暑く苦しい夏でしたから、この天気予報を見てホッとしています。先日の墓参りが功を奏したかな???

美味しいパスタに出会いました。

2011-09-19 20:50:43 | 料理・酒類(内食)
先日、日本橋高島屋でのイタリアンウィークへ出かけました。家内がアクセサリーを見たいということで出かけたのですが、食品コーナーが大きく、さながらイタリア食品物産展のようでした。

私が惹かれたのはコーヒーでした。昨年のイタリア旅行以来、すっかりイタリア式エスプレッソコーヒーメーカー「マキネッタ」にはまったマイブームが続いているのですが、そのためのコーヒー粉を特別価格で販売していたのです。真空パックしたものですが、日頃250gパックを900円台で買っているものが、何と、二つで千円!これだと買わない理由が見つかりません(笑)。思わず手を伸ばしたら、売り子さんが「福袋パックも如何ですか」と奨めてきました。福袋(別の名前だったかもしれませんが)には、コーヒー1パックのほか、スパゲッティ500グラムと好みのショートパスタ250グラムが付いて千円だそうで、大変お得だと。しかも、そのパスタは「ローマ法王庁御用達」の高級品だとか。はい、なかなか上手い売り込みにのせられて、結局、コーヒーパック(250g x 2)と福袋を買ってしまいました。締めて2千円ですが、まあ消耗品だからいいか、といったところでした。



今日、そのスパゲッティを茹でて食したのですが、久し振りに美味しいパスタに出会った気がしました。茹でている段階から透明感があって、見るからに高級そうではあったのですが。茹で時間は7分30秒から9分とあったので、早めに7分30秒にタイマーをセットして味見をしてみて、結局8分であげました。具の炒めた野菜を和えていただきましたが、パスタそのものがとても美味しかったです。小生は特に舌が肥えていることはなく、通常、特に感銘も不満もなく食べているのですが、今回は珍しく、リピート指名買いをしたく思えるほどで、大満足だったのでブログしたくなった次第です。因に、Cav. Giuseppe Cocco(ジュゼッペコッコ)というブランドでした。

旅づくりの楽しみ~ホテルの選択

2011-09-18 16:09:54 | 
海外旅行ではホテルの選択も旅の楽しさに大きく影響する要素の一つです。これまでの経験では、成功より失敗(満足度の観点で)のほうが多いような気もしますが、それは多分、期待値が高過ぎるのかもしれません。写真や記述から作るイメージですので、そのせいなのだろうと思います。それでも、お手頃な値段で快適なホテルを選ぶことも、旅づくりの大きな楽しみの一つです。

今年のフィレンツェ旅行ではワンルームタイプのアパートを予約しました。昨年9月にミラノ北西の小さな村のアパートに一週間ほど滞在して、アパート暮らしの良さを実感したのです。私たちは軟弱な(?)高齢者なので一日中、外で遊び回るということはなく宿泊施設にいる時間が結構あり、ホテルですと小さな椅子しかないことが多く、どうも落ち着きません。その点、昨年アパートに滞在した折には、LDKとしてゆったりとしたソファ、食卓、台所があり、ゆっくり落ち着いて過ごせました。食事も外食に疲れた時には、お惣菜を買い込んできて、自分たちのペースでいただけるし。勿論、食材からの料理もできるし、です。

そんなわけで今回もアパートにしようということで、前回紹介したフィレンツェ案内のサイトにあるアパートを一つ一つ、じっくりと眺め、その中からめぼしいものを数件ピックアップし、比較表を作りました。自分にとって重要な要素として、料金、ロケーションやインターネットの有無などを中心にしたものです。

ここまでしなくとも、とも思えますが、こんな比較表を作ること自体が楽しいのです。マニアック的であることは自分でも分かっています(苦笑)全部で30~40件くらいのアパートの中から選ぶのですから、何日も何時間も楽しみました。その中から今回は Terme Studio に決定!まだ二ヶ月も先のことですが、あまり期待を膨らませ過ぎないに思いながら、楽しみにしています。

墓参り

2011-09-16 17:11:54 | 気候・季節
ちょっと気が早いのですが(彼岸の入りは20日だそうですから)、今日、墓参りに行ってきました。鶴見の総持寺まではそんなに遠くはないのですが、春秋のお彼岸と年末の、年に三回位のことです。


今年は春の彼岸は震災直後だったので控えて、5月の連休明けに行って地震の被害が何もなかったことは確認してあるので、心配はありませんでした。お陰さまで、お墓は無事、花をおいて、お線香を立てると華やいだようでした。

  
お墓の帰りに奇麗な花がありました。でも今日の空は、青空と、白い雲とダークな雲とが入り交じる、ユニークなものでした。私は幸い夕立にはあいませんでしたが、どこかで雨が降ったのかなあ。

昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、来週は涼しくなるといいですね。(^o^)