気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

デジタル恊働学が順調に立ち上がりました。

2012-04-28 14:25:43 | 大学ボランティア
2週間前に始まったIBM OG/OGボランティアによる武蔵大学での授業は昨日で三回目でしたが、順調に進んでいます。第一回目は46人もの出席があり収容しきれないので困惑したのですが、先週の二回目からは辞退・取消しもありで25人となり、三回目もその25人で定着したようです。チーム作業中心だけに学生の定着が重要なので、これで一安心といったところです。それでも授業規模として計画した20人よりは多いので、会議室では机を一部搬出して、学生には自分の椅子を持参してもらっている状況です。



開講前には相当の準備をしたつもりでしたが、いざ始まってみると毎度何か新たなチャレンジを与えられ、還暦を過ぎた4人で汗をかきかき、何とか一つずつ障害を乗り越えて行っています。昨日も、演習の重要な要素であるファイル添付のメール送受信で受け取ったファイルが読めないという大きな問題が発生しましたが、結局は講座を始められた教授が対象ファイルをオフィス製品の旧バージョンのファイル拡張子を指定していたらしく、そのため新しい拡張子が拒否されていたことが判明、何とか解決出来てこのGWを迎えられます。今後も予期せぬトラブルは起こるでしょうが、何とか乗り越えていけそうとの自信のような、目安のようなものも出て来たようです。

何よりも嬉しいのは、これまでにない多数の学生が(25人も!)積極的に参加していることです。我々の関わり方(どこまで手取り足取りするか)が正しいかどうか未だ分かりませんが、学生たちの積極的な取り組み姿勢は何よりの喜びです。14回授業のまだ3回が済んだだけですが、この後への意欲が湧いてきます (^-^)”。

「舟を編む」(三浦しをん著)を読みました。

2012-04-25 20:13:15 | 読書
本屋の店員さんが選ぶ『本屋さん大賞』に輝いたということで最近話題になっている(先日の新聞広告によると24万部を突破とか!)「舟を編む」を読みました。 とても読みで我あったし、惹かれたし、満足しました。
 
この本は家内が買ってきて読んだ後に読んだのですが、実は不思議な縁があったのです。しばらく前までは「三浦しをん」という作家のことはまるで知りませんでした。読んでいる間にも何度か「三浦おしん」などと発言して家内に笑われたりしているほどです。(苦笑)

ご縁の始まりは一ヶ月程前に何かの書評で「黄金の丘で君と転げまわりたいのだ~進め、マイワイン道!」を知って、買い求めたことが始まりです。これは三浦しをんと岡元麻理恵というソムリエの共著で、勉強会形式のシリーズでもって、難解な知識ではなしにワインの楽しさを教えてくれるというものです。著者のことは何も知らないで、内容に惹かれたものです。ソムリエの教えとしては、ワインの美味しさを単に「おいしい」ではなく、味と香りを言葉で表現しなさい、というのが印象的でした(これが実は非常に難しいことですが)。一方で生徒役の三浦さんからのメッセージとしては、素人の「極意」はぶどう品種で自分の好みを知ることだ、というもの。時々読み返してみたくなるようなワイン入門本です。

このワインについての本を丁度読み終えた頃に、家内が「舟を編む」を買ってきたのです。彼女は、書店員がお勧めするという宣伝文と、辞書編纂というトピックに惹かれたと言っていましたから、家内も著者のことは知らずに読んだわけです。そういう偶然から私がこの本に出会ったわけですが、読んでみて本屋さん大賞というのが頷けます。辞書という地味な世界に生きる地味な人々が輝いて見えてくるのは、正に著者の力のなせることだと思います。登場人物のうち二人は、当初辞書編纂に対して、また、そのような仕事に携わる人に対して批判的でしたが、身近に接しているうちに主人公の熱意に惹かれるのですが、私もその場にいたら同様な反応をするだろうな。これは多分、今年のベストセラーの一冊になるだろうと思います。

三浦しをんの面白さに惹かれて、彼女の直木賞受賞作「まほろ駅前多田便利軒」も買ってしまいました。ちょっとしたマイブームですね (^-^)

モカコーヒーに新しい助っ人が来ました。

2012-04-21 15:10:30 | 料理・酒類(内食)
一昨年の秋にイタリアでのアパート滞在中に味を覚えて以来、帰国後もモカコーヒー党になってしまい、それがもう一年半も続いています。たまに昔のようにドリップ式で淹れてみても、また直ぐに戻ってしまう、ビアレッティ社のモカエキスプレスを使ったコーヒー漬けの日々です。

先日、ネットでビアレッティ社の道具について調べている時に、ふと出会ったのがイタリアILSA社のガスバーナープレート、いわゆる五徳です。(正確には4徳かな?) イタリアのガスコンロ台には、モカエキスプレス用と思われる小さなサイズのコンロがありましたが、我が家のガスコンロではサイズがピッタリでないため、これまでは金網を台代わりにしていました。用は足りてはいたものの、やや不安定なことは気になっていました。そんな中での出会い、即、注文してしまいました。


昨日届いたので早速ガスコンロに置いてみたら、ピッタリ、モカエキスプレスも安定し、安心出来ます。また、金網ではガスの炎が直接に当らないよう火加減の調整が結構難しく、また弱火だと時間がかかっていました。それが、鉄製のプレートなのでその心配がなく、弱すぎない加減の設定が簡単で、且つ、金網式より強い火を使えるので、出来上がりが速く、そして美味しいのです!これは期待以上、感激しています!!!

私は、ネットで最初に見つけた楽天市場の店で千円で購入しましたが、後で他を調べてみたらアマゾンでは864円とか。この程度の値段で、モカコーヒーがこんなにも簡単に淹れられるなんて、本当に嬉しいことで喜んでいます。イタリア人、やるなあ!

春爛漫!

2012-04-15 14:51:30 | 気候・季節
街の桜はそろそろ終わりに近づいていますが、我が家の「猫の額」ガーデンはいよいよ春爛漫といったところです。冬の花がまだ残っているのに、春の花たちが一斉に花開き始めたのです。


朝はこんなものでしたが、お昼にはここまで!


チューリップだけをズームすると、朝の蕾みがお昼にはこんなに奇麗に! 

 
球根で植えたヒヤシンスも元気ですし、ムスカリも紫色でいよいよ競い始めたよう。昔の古い根のガーベラまでもが、久し振りに花を咲かせました。


ゼラニウムは盛りは過ぎましたが、花を残しています。シクラメンやポインセチアといった冬の花たちも、まだまだ元気に彩りを添えてくれています。

今日のように天気のいい日には、庭の花たちが一層、心を弾ませてくれるようです。嬉しくなって、写真をブログすることにしました。もっとも、これらのお花の手入れは小生ではなく、家内です、念のため。私は鑑賞専門 (^-^)

ボランティアによる大学講座が開講しました。

2012-04-14 14:42:58 | 大学ボランティア
昨日、企業OBボランティア「による」講座「デジタル恊働学」が開講しました。武蔵大学で数年前にIBMとの産学協同で始まったものですが、昨年、担当されていた教授が病気で亡くなられたため休講になっていました。大学側の要望があって、ボランティアだけで運営してみようということになり準備を開始したのが昨年の秋、以来、半年間にわたって準備してきた(ほぼ毎週)ものが、ついに本番を迎えた次第です。

 
大学側の強い意気込みで、この講座のために教授棟の1階を改築して、会議室とワークショップ・ブースに作られています。

ゼロからの新規開発ではありませんが、担当教授が独自にITを駆使して作り上げたシステムで授業・演習が行われるのですが、そのITシステムが教授以外には全くのブラックボックスだったため、それの使い方について解析・理解するのが大変な苦労でした。IBMのOB/OG 4人の創意と工夫、知恵でもって開講に漕ぎ着けたというのが、正直な感想です。
 
教室の中央に位置する会議室は授業の始めと終わりに全員が集合して講義するのに使うので、通常、机を中央に配置して会議室らしい設定にしてあります。ところが昨日は、どうしたことか、何と!50人近い申し込みがあったため、急遽、机を全て会議室外へ出して、代わりに椅子を並べられるだけ並べました。

結局、出席は46人、初回のオリエンテーションを聞いて履修を取りやめる学生、こちらからの依頼で後期に変更してもらう学生を除いて、来週からは31人でスタートすることになりました。チーム単位のワークショップ形式なので本来は20人が定員なのですが、折角の意欲なので、なんとか学びの場を提供しようということになったのです。ボランティアのうちの一人が非常勤講師となり、彼を3人のOB/OGが手伝うという形です。当座は試行錯誤の面もあるでしょうが、何とか学生たちの期待に応えられればと願っているところです。

吉本ばなな「キッチン」を読みました。

2012-04-11 13:26:31 | 読書
随分と古い本ですが、ブックオフの100円コーナーにあったのを見つけて買ったものです。

1988年の作品といいますから24年も前のもので、何を今さらと言ってもいい本ですが、今になって読んだ理由は、またまたイタリアです!吉本ばななの本が多数、イタリア語に翻訳されていること、イタリアで最も多く読まれている日本人作家であることは、しばらく前から知っていました。最近になって、イタリア語の先生(イタリア人)からイタリア語の本を読むことを奨励されているのですが、先生いわく、日本語で読んでいる本ならイタリア語でも理解しやすい、吉本ばななの本は先生も読んだことがあるのでお薦めとのこと。イタリア語で読むかどうかは別にして、先ずは日本語で読んでみようと思った次第です。

読んでみて、私の好みのタイプの小説ではありませんが、不思議な魅力を持った作家であることは分かりました。繊細で感受性の強い主人公であり、また、そのような言葉遣い・文体なんですね。でありながら、簡単には壊れないような粘り強さを併せ持っているような。ちょと的外れかもしれませんが、デビューした頃の村上龍から激しさをそいだような??

これだったらイタリア語訳本に挑戦できるかな?次回、イタリアへ行ったら本屋を覗いてみます。

お花見とパエリアランチ

2012-04-09 16:45:44 | 気候・季節
桜は今が満開、TVや友人・知人に刺激されて、今日、都内でのサクラの名所にお花見に出かけました。コースは、半蔵門駅から英国大使館の前を通り、千鳥ヶ淵を巡り、最後は靖国神社。仕上げは、中央線(お茶の水~神田)ガード下のスペイン料理屋さんでのランチというものです。

 
英国大使館の前は車で通り抜けることは多いのですが、歩いて巡るのは初めて、噂通り素晴らしいサクラでした。内堀通りに沿っての桜並木も大木なのですが、垣間見える敷地内にも立派なサクラが相当数あるようで、いいですねえ、大使館の方と知り合いになりたいな(^-^)。千鳥ヶ淵はもう散々に見慣れたものですが、それでも、あそこはお堀の水とのマッチングが素晴らしい!月曜日の午前中という時間帯にもかかわらず、大変な賑わいでした。
 
左の写真はピンクの桜と白い雪柳の組合わせがキレイだったものです。靖国神社の奥まで入ったのは初めてでしたが、折角なので、気象庁の開花観測対象だという桜の木(右の写真)も見学してきました。開花宣言は確か3月31日でしたが、今でも満開に咲き誇っていました。


九段下から都営新宿線で小川町下車、昌平橋のたもとにあるスペイン料理の店「エル・チャテオ・デル・プエンテ」でランチをいただきました。前にTVで紹介されたのを見て以来、いつか行ってみたかったお店です。お昼前だったので、運良く、一日15食限定というパエリアのランチセットが食べられました。コーンポタージュスープで始まり、オードブルは生ハム、スモークサーモン、ポテトとグリーンサラダという素敵なプレート、それにメインのパエリアです。これに食後のコーヒー付きで1,050円というお値打ちものでした。

去年のお花見は地元ですませたのですが、今年は名所巡りとランチで堪能。サクラって、何度みても飽きないし、心を弾ませてくれる花ですね。花と(「より」ではなく)団子っていいですね。

スカイツリーの見える部屋で。

2012-04-08 15:58:36 | 交友
昨日はスカイツリーの見えるお宅を訪問しました。東武伊勢崎線の鐘ケ淵駅近くのマンションの11階のお宅です。
 
iPhone標準の倍率で           ちょっとズームすると

そこに住んでいれば見慣れてしまうのでしょうが、訪問者にとっては嬉しいものでした。そこからよりも、スカイツリーの傍に行ってみると、タワーの足組みの凄さに圧倒されるそうです。東京タワーの比ではないとか!いつか行ってみようかな・・・

お伺いしたのは、昔の会社の同僚の奥様とお嬢様です。その同僚は11年前に病気で亡くなられたのですが、親しかった仲間で毎年命日の4月に集まるようにしています。当初はかなりの人数だったので外部会場なども使ったのですが、最近は少ない人数になってきたのでご自宅にお伺いするようになっています。とても明るい母娘で、お会いしていて楽しいです。そのお嬢さんが高校二年生だということを聞いて、改めて Time flies を実感しました。

iCloudを使い始めました。

2012-04-06 14:56:28 | デジタルライフ
ここ数年、IT業界でのキーワードになっているクラウドコンピューティング、マスコミは簡単にクラウドとだけ呼んでいるようですが、一般消費者にも拡がってきているようですね。私も、これまで無意識に使っていたG-mailやPicasaウェブアルバムなどのGoogleのサービスのほかに、今年になってからは、大学お手伝いボランティア仲間での情報共有にDropboxを頻繁に活用するようになっています。


加えて、最近使い始めたのがアップルのコンシューマー向けのクラウドサービス “iCloud” です。これまではMobile Meの名称で有料のサービスだったものが、最新バージョンになって iCloud に名前を変え、無料のサービスになったのがきっかです。クラウドの中に5GBのストレージが無料で提供されるのですが、売りはアップルの様々なデバイス間での共有です。私はiTunesから音楽を購入したこともないし、パソコン(iMac)と携帯(iPhone)とでは管理を別にしていることが多いので、特に共有のニーズはなかったのですが、二つの機能に惹かれました。

一つがフォトストリーム。これはiPhoneで撮った写真が自動的にiCloudにアップロードされ、それがiMacにもフォトストリームとしてコピーされるというもの。最大千枚、最長一ヶ月という制限があるのも却って好都合。iPhoneの写真をiMacにコピーするのに、これまではケーブルで繋いでいたものが、その必要がなくなった便宜性が魅力です。早速使っていますが、ケーブル接続不要というのは結構便利なので重宝しています。


もう一つは「iPhoneを探す」です。iPhoneを失くした場合、自分のパソコン上で紛失したiPhoneの所在を地図で表示するのと、パソコンからiPhone宛てにメッセージを送ることが出来るというものです。そのメッセージはiPhoneがどのような状態でも(ロック状態でも)アラーム音(かなり激しく聞こえます)とともに表示されるので、例えば「このiPhoneを見つけた方は、電話番号xxxx-yyyyへ電話して下さい」というメッセージを送れば、善意の方であれば直ぐに連絡がとれるというわけです。これは家の中で「どこだ、どこだ」といった場合にも慌てずに対処できますね(高齢者向けかな?)出来れば使わないで済ませたいものですが・・・さてさて。

父の命日~その2

2012-04-02 20:37:03 | 家族
先週の私の父の命日に仕事のために来れなかった長男夫婦が昨日、来てくれました。システム開発という激務が、今年になってからは特に忙しく週末も殆ど出社続きだったとか。この週末は久し振りに休めたとかで、父(長男にとってのおじいちゃん)に供える花をもって、やって来てくれたのです。息子の私が一度も花など供えたことがなかったのに、二人の孫が二人とも花を供えてくれるとは、亡くなった父も驚きながら喜んでいることでしょう(^-^)


自分が退職してしまうと、息子が多忙な労働環境にあることを、頭では分かっているつもりでも、ついつい忘れがちになることは反省が必要だと再認識しました。普段だったらゆっくりと、長々とお酒を飲む息子が、昨夜は疲れたと言って早めに帰っていきました。早く帰って、早く寝て、少しでも英気を回復できたらよかったのですが。

二週にまたがってでしたが、これで父の命日に家族が揃うことが出来てよかったです。多分、初めてだったと思いますが、息子たちにおじいさんの生い立ちや人生の一部などを話せたことは何かの供養になったでしょうし、息子たちにとっても自身の背景を知る足しになったことかと思います。そろそろ「語り継ぐ」ことを意識するような年齢になったようです。