気ままなひとこと

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“幸せと思う”秘訣

2015-03-24 16:28:14 | 読書
最近読んだ二冊の本は、ありきたりの生活の中で、どうやったら幸せになれるかについて共感を覚えること大でした。

1冊目は「今日もていねいに:暮らしのなかの工夫と発見ノート」(松浦弥太郎)

雑誌“暮しの手帖”編集長のエッセイですが、その中のいくつかを抜き出すと:
*小さな嬉しさがたくさんある一日であれば、ほんのり幸せになります。
*楽しみは発見するもの、喜びは工夫から生まれると信じています。
*その日の体調や環境、忙しさやお財布の具合、あらゆる制約がある中で、「今の自分が選べるなかで、最良の食事はなにか?」をきちんと考え、選択しよう。

2冊目は「フランス人は10着しか服を持たない:パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣」(Jennifer Scott)

アメリカ人留学生がパリのホームステイで学んだことをまとめたもので、原題は”Lessons from Madame Chic”  最近フラン人女性の生き方をテーマにした本が多いようですが、アメリカ人大学生がパリに留学してホームステイした家庭の奥様から学んだ視点というのが興味深いので読んだ次第です。正直、書店で買うときは一抹の恥ずかしさもありましたが(苦笑)

*一番良いものを「もったいないから」と取っておくのはやめる。毎日、一番良いものを使おう
*ささやかなことに喜びを見出すのが、幸せな暮らしを送るための秘訣。
*日常のありふれたことに喜びを見出せれば、毎日がハッピーで楽しくなる。
*食事の時間は人生の中で大きな割合を占めている。だから大いに楽しもう。

上の二冊は全く違う分野の著者ですが、共通するものが多々ありました。

続いて、書籍ではないのですが、上記2冊の本を読んでみて、しばらく前にTVのスーパープレゼンテーションという番組で見たものを思い出したのです。
“幸せになる3つのA”というのがテーマで、Attitude(前向きな態度)、Awareness (豊かな感性)、Authenticity(本当の自分を生きる)を取り上げていました。プレゼンターはカナダの移民二世(父はインド人、母はアフリカ人)ですが、彼の生き方というか、幸せになる秘訣は、日々の小さな出来事の中に素晴らしさを感じることだというのです。英語ではAwesomeという言葉を使っていますが、毎日、「いいね」という感覚でAwesomeなことを見つけようと過ごしており、それをブログに綴ったものが大人気になっているそうです。1,000見つけるまで続けるとか。


日本、フランス、カナダという全く違う国の著者たちですが、どれも言っていることは共通のように思えます。日々の些細な出来事の一つ一つを大切にする中に、素晴らしさや喜びを見出すことこそ、自分の生活を幸せと思うようになれる秘訣だと言っているのでしょうね。200%同感です。私自身の今日のAwesomeは?こうして楽しい本に出会えたことが、Awesome、それと、このブログを通じてどなたかとその喜びを分かち合えることも Awesomeです!

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