気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

ニューヨークはハリケーンの彼方へ

2012-10-30 14:43:58 | 
一昨日・出発の前日はオンラインチェックインをしてeBoarding Passをプリントして、準備万端相整い、でした。昨日はハリケーンためにフライトが欠航となり慌てましたが、一日遅れで席もとれたし、まあこれも貴重な体験と前向きでした。

今朝は昨日の経験から、朝目覚めて直ぐにウェブサイトで運行状況を確認したところ、何と、またまた欠航!明日のフライトに席が取れないかと直ぐにデルタ航空に電話を入れました。朝の4時半頃のことでしたが、それが「ただいま大変混み合っております」というメッセージの繰り返しで、延々4時間経ってもオペレーターに繋がらない状況でした。待っているところに、私の携帯が鳴り、取るとデルタ航空のシンガポールの予約センターからでした。シンガポール人の癖のある英語でしたが、本日のフライトが欠航となり、次に席の取れるのは最短で三日後の金曜日とのこと。うううーーーーん。

結局、旅行そのものを止めることにしました。ニューヨーク7泊の予定が3泊では長距離フライトの時間とお金をかけるのが勿体無い、かと言って、後のスケジュールを変更することも現実的には困難な業、で、苦渋の決断といったところですが、全てをキャンセルすることにしました。半年以上も前から「旅づくり」と称して楽しんできたものが、出発予定日を過ぎてこのような結果になり、誠に残念です。いわば、打ち拉がれたというか、depressedというか、失恋のような(?)、Only time can heal ですかね(苦笑)

現実にはネットでニューヨークの様子を調べると、日本での報道以上に大変な状況のようで、マンハッタンもミッドタウン以南が停電とか、チェルシーが浸水したとか、ハリケーンは冷たい空気をつれて来たのでこの後は雪になりそうとか、オペラやミュージカルも軒並みキャンセルになったとか、等々、大変な状況のようですので、この時点で旅行を取りやめることは正しい決断のようです。とは言え、この二週間留守をする予定でもって色々なことを整理、調整してきたものなので、今日の時点ではまだ気を取り直せてはいません。時が経ってみれば、これも懐かしい思い出になるのかもしれませんが。I really hope so.

以上、ニューヨーク旅行計画の顛末記でした。

ハリケーン・ハプニング

2012-10-29 16:49:31 | 
本日29日15時成田発ニューヨーク行きの予定でしたが、まだ日本(自宅)にいます!

ニューヨークに接近中のハリケーンSANDYの影響でフライトがキャンセルになったのです。恐らくニューヨーク行きは全て同様に欠航だと思いますが。今朝のニュースでこのハリケーンのことを知ったのですが、最悪JFKに着陸出来ず他の空港に廻される可能性は考えましたが欠航までは考えていませんでした。そんな時、出発前に最後のメールチェックをしたところ、ニューヨークでお会いする予定の方からのメールで、ニューヨークでは大騒ぎ、交通機関は29日の朝から全て止まることが決まり、TVでもそのニュースばかりだとか。慌てて航空会社のウェブサイトでチェックしたところ、案の定、本日の便はキャンセルになっていました。

そこから航空会社に電話を入れたのですが、日頃から電話は一発では繋がらないのですが、今日はこの欠航騒ぎで暴発しているかのごとく、オペレーターに繋がるまで1時間近くかかりました。本日の便は他所経由の全て満席だというので明日の便を調べてもらったところ、運良く、同じJFK直行便で席が取れました。それで先ずは一安心。

さて、そうなってみると不思議な感覚が。今日から約二週間留守するため、全ての行事・家事を終え、食料も今朝で長期保存食材以外は全て空にして、ゴミ出しも終えており、衣類もスーツケースに詰め込み、我が家にいることがなんとなくvacantな感覚なのです。いないはずの自分、居住者の留守のはずだった我が家、何とも言えない不思議な感覚でした。食事も今日の昼から明日の朝食まで三食の用意がまるでないので、考えなければならない。結果としては、昼食を外へ食べに出て、そのついでに明日以降に残らない程度に、今夜と明朝の簡易な食料を買ってきました。午後はなんとなくぼけっとして過ごしてしまいました。

非常に貴重な経験でしたが、家を出る前に知ることのできたことは何よりの幸いでした。成田へ着いてから知ったら、そのショックは大きかったでしょうし、また、帰宅して出直すかどうか悩んだでしょうし、肉体的にもさぞや疲れたことだと思います。明日は起き次第、ウェブサイトをチェックして早めに対応します。また今後も、常にこのような事態が起こりうることを想定して注意することの大切さを痛感した次第です。

「旅づくり」から「思い出づくり」へ

2012-10-28 16:27:42 | 
半年以上も前から計画してきたニューヨークへの旅の出発がいよいよ明日となりました。先ほど荷造りも終え、準備万端整いました。

私のこれまでの旅の楽しみ方は事前の準備、いわば「旅づくり」に重点を置く傾向が強かったので、いざ旅が始まると日々刻々と終わりに近づくような寂しさがありました。最近ふと気付いたのですが、旅のもう一つの楽しみとして、旅が終わった後で思い出して楽しむという「思い出づくり」という面もありますね。明日からはそこを意識して、楽しい思い出をいっぱい作ってきたいものです。

旅行中は、昨年同様、写真入りの旅日記を記録用にブログしていくつもりです。素敵な旅の記録が出来ますように。

*追記
上記をブログアップした直後に航空会社(Delta Airlines)から It's time to check in という案内メールが届きました。これまで経験のないことですが、折角の機会なので試してみました。こわごわでしたが、無事にチェックイン完了、自宅のプリンターで搭乗券まで印刷できました!

便利とういうか、時代は常に変わっていることを痛感しました。新しいことを怖がらずにトライすることが大切ですね(^-^)

お洒落なフレンチのランチを楽しみました。

2012-10-26 15:06:27 | 食べ歩き(外食)
T先輩との焼き鳥屋に続いて、一昨日は大学時代のゼミ仲間との昼食会がありました。ガン闘病中の一人を励ますというきっかけから四人でのランチとなりました。メンバーの一人が資生堂出身でお洒落なので(相関関係があるのかどうか?)彼が銀座の素敵なフレンチレストランを予約してくれました。

ベージュ アラン・デュカス 東京/BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYOというレストランです。銀座の中央通りに面したシャネルのビルの10階ですが、1階の入口を入ると受付なのですが、受付というよりもガードウーマンのようで予約の有無を確認してからやっとエレベーターに乗る許可を得たような(?)感じでした。エレベーターを降りると、高いビルのない銀座で10階ですので見晴らしのいいこと。ウェイター、ウェイトレスも高級レストランの雰囲気 (^-^)”

我々は5千円のランチコースにしました。上品なものなのでボリュームは控えめですが、どれも奇麗に盛りつけられ、とてもいい味、美味しかった。それと、盛りつけというか、プレゼンテーションがキレイでしたね!味わう前に目で楽しませたくれました。前菜とメインは選択肢があるのですが、私がチョイスしたものを記録しておきます。


お通しはカニと栗を合えてジェリーの上にのせたもの。栗に季節感がありました。


前菜は鴨胸肉の軽いヒュメとフォアグラ、イチジク、レーズン、ナッツのマーマレード


メインは魚、スズキのオーブン焼きと野菜のバイヤルディ(メニューの表現ですが、彩り野菜を焼いたもの)

 
デザートはピスタチオのアイスクリームとグレープフルーツのタルト、それにコーヒー


料理の合間に出たこのパンも美味しかったです。

 
メンバーの一人が頼んだハーブティーは、目の前で選んだハーブを摘んでお湯を注ぐという凝った演出があり、仕上がりもとても奇麗だったので思わず写真を撮りました。

こんな風で、自分からは決して選ばない、いかないお店ですが、ひょんなきっかけで貴重な体験が出来、素敵な秋のランチを楽しみました。

シニアとシニアのデジタル談義

2012-10-24 17:02:05 | 交友
昨夜は久し振りに昔の上司と夕食をしました。私がコンピューターのセールスをしていた時の営業所長です。なんだかんだで、毎年一度くらい、お互いの交通の便を考えて自由が丘で会うことが通例になっています。そのT先輩は一昨年、前立腺がんを煩って手術・治療を続けている方なのですが、その間も人材斡旋の仕事を続けられている、非常に活発、お元気な方です。

昨日のテーマはブログ。ブログを始めたいが、どこからどう手をつけたらいいか全く分からないというので小生がお手伝いすることになったもので、いわばシニアがシニアを指導(?)するようなものです。それで、飲み会の前にインターネット無線接続の出来る自由が丘のカフェで待ち合わせしました。T先輩は富士通のモバイルPC、小生はMac Book Airを持参、自由が丘のロベックスでは二階は殆どの席に電源コンセントがあり、無線LANは事前の登録等が不要でその場で接続できるので格好の教室と化しました。連絡先のメールアドレスを取得して、ブログのアカウントIDを取得して、ブログをワープロのように作成していく一連の流れを一時間ほどかけてご説明しました。T先輩、分かっていただけましたか?

ブログのワークショップはそこまで。次いで本番の二次会ですが、昨夜は馴染みの焼き鳥屋「七味亭 自由ヶ丘」に行きました。楽しい飲食と会話の後の締めは、またまたデジタル談義、T先輩も最近スマホに変えたそうで、自慢げに(笑)見せてくれたのが、下の写真です。私より十才年上なので74才だろうと思いますが、嬉しそうな表情ですね。


T先輩、頑張れ!これからも応援しますよ。

ニューヨークの魔法に魅せられて

2012-10-18 13:58:45 | 読書
ニューヨーク旅行が間もなくとなりましたが、今年はその準備のつもりもあってニューヨークに関する本を多数読みました。その中で「ニューヨークの魔法」シリーズは4冊のうち3冊読んだのですが、すっかりその魅力にはまってしまいました。全て文春文庫です。


岡田光世というニューヨーク在住(日本と行き来しているようですが)のジャーナリストによるニューヨークに暮らしてのエッセイです。そのタイトルが面白い!
・ニューヨークのとけない魔法
・ニューヨークの魔法はつづく(未読)
・ニューヨークの魔法のことば
・ニューヨークの魔法のさんぽ


著者は元々、ニューヨーク大学大学院卒業後に読売新聞の現地記者を経てフリーのライターになったようですが、これらのエッセイの他に「ニューヨーク日本人教育事情」や「アメリカの家族」(どちらも岩波新書で、読み応えがありました)といった極めてジャーナリスティックな著書も発表しています。それらに比べてこのNY魔法シリーズは軽快なエッセイなのですが、全編に彼女の、そして登場人物のニューヨークへの愛情が溢れているのです。ニューヨークの住民って、こんなにいい人ばかり?といった感すらあります。きっと著者の人柄からそういう人々が彼女に周囲に繋がる結果になったんでしょうね。大都会ですから、東京と同じにつっけんどんな人々のほうが多いのでしょうが、それでもこれらの本を読んでいるとニューヨークに魅せられてしまう、それが著者の魔法なのかもしれません。こころが弾み、暖められたシリーズでした。

金木犀が香り始めました。

2012-10-15 21:12:07 | 気候・季節
今年もまた金木犀の季節になりました。
昨日、今年初めて香りに気づいたのですが仄かなものでした。それが今日は町を歩くとあちらこちらで、はっきりと金木犀の香りが漂っていたのです。私にとって金木犀が不思議なのは、花が咲いたことよりも先ず香りが先で、香りに気づいて周囲を見回すと花が咲いているという気づき順番ということです。普通は、例えばバラは花が咲いて奇麗だな、と思って近づくと香りが漂うという順番ですが。金木犀は葉に埋もれるようなオレンジ色の地味な花ですから、香りがなければなかなか気づかないかもしれませんね。

 

町で気づいたので(左の写真)我が家に帰って庭に出てみると、はい、やはり香っていました(右の写真、奥の金網沿い)。6月に大胆に剪定してもらったので寂しげではありますが、はっきりとオレンジの花を咲かせているし、香りもしっかりとしたものでした。家内に言わせると、朝よりも夕方のほうが香りが強いとのことですが・・・

現役で働いていた頃は花の香りを意識することもありませんでしたが、こうして香りを味わい、花を愛でることの出来るようになれたことは、加齢の良さの一つかもしれませんね。最近ようやく植物の名前を覚えられるようになって、家内との会話についていけるようになりました (^-^)。

*追記
上記をブログしてから二日経つと、ご近所まわりで金木犀が満開になったようです。

この写真のように見事に咲き誇り、甘い香りを周囲に放つようになりました。(10/17)

久しぶりの「福ちゃん」訪問

2012-10-10 20:53:27 | 食べ歩き(外食)
久しぶりに渋谷の立ち飲み「福ちゃん」へ寄りました。春にボランティア仲間と行って以来なので、半年振りくらいになるのかな。店開けの4時頃、丁度渋谷といういいタイミングでしたが、既に先客あり、滞留およそ20分ほどの間に常連さんらしい客が、二人連れ、一人、一人、三人組、一人と、続々・・・さすが、スゴい人気のようです。

私の狙いは、そろそろ牡蛎の季節だから、だったのですが、残念ながら昨日はなし。もうじきだそうですが。それで店の自慢というシメサバとホッキ貝をお願いしました。待つことしばし、出て来たのが下の写真です。

いやあ、シメサバには驚かされました。これの三分の一程度、多くとも半分程度をイメージしていたのですが、これだけ立派のものが出てくるとは!一人には勿体無いボリュームでした。ホッキ貝も新鮮で満足いきました。これにコップ酒一杯で、締めて1,510円なり。また時を見計らって、牡蛎をいただきにいきたいと考えています。

アメリカの口コミサイト “yelp” が便利そうです。

2012-10-04 20:33:05 | 
いよいよ10月、半年も前から計画してきたニューヨーク旅行が4週間後に迫ってきました。楽しみのような、楽しい時間が減っているような(?)複雑な想いもあります。旅づくりを楽しみながらの準備もほぼ万端整ったと言えるようです。今週は国際運転免許証(ニューヨークからの帰路に、サンフランシスコからレンタカーでカリフォルニアのナパヴァレーに寄るので)を取得し、アメリカ入国に必要なESTA(電子渡航認証システム)手続きも済ませ、いよいよと気持ちが盛り上がってきました。

海外旅行で恒例となっている、いわゆる旅の栞もほぼ出来上がりつつあります。旅の日程、訪問先での見学スポット、レストラン、地図、等々の情報を一冊の小冊子にまとめたものなのですが、その体裁も、システム手帳からA4のクリアファイル、B5ルーズリーフと移り変わり、今回は初めてA5のルーズリーフになりました。この旅の栞を作っている過程で出会ったのが、アメリカで利用者が多い口コミサイトのyelpです。

以前から名前は聞いていましたが、今回のニューヨーク旅行を前にしてレストラン情報を調べていくうちに出会ったのが、そのyelp でした。

上がトップページ、下が検索結果


レストラン情報のサイトは数多くありますが、いざ、他所で聞いた名前で検索してみるとないことも多く、それぞれのサイト毎の特性とか傾向とかがあるようです。それに対して、このyelpでは検索して見つからない店はまず、ない!日本でいえば「食べログ」のような口コミサイトですが、登録件数は比べ物にならないほどあるようです。

加えて、レストランばかりでなく、ショッピングや美術館、公園など幅広い分野をカバーしている点は日本の食べログと違います。興味ある店などの口コミを読んでいますが、褒めばかりでなく批判もあるので参考になり、大いに役立ちそうです。日本で話題になった「やらせ」がどのくらいあるのかは不明ですが、多数のコメントを読めばどんな意見が多いかは分かるので、さほど神経質になる必要はなさそうです。

旅行にはMac Book Airを持参するつもりですが、iPhoneにもyelpの専用アプリをインストールしたので街歩きしながらでも便利に使えるサイトのようです。いいものが見つかりました!

彼岸花2012

2012-10-01 16:36:47 | 気候・季節
丁度一年前、10月1日に彼岸花が二輪咲いたことをブログしました。今年は昨年以上の猛暑のせいか、昨日時点でまだ開花はしていなかったのですが、昨年の倍、四輪つぼみを出していたので楽しみにしていました。

それが残念なことに、昨晩の台風にやられてしまったのですが、そのうちの一輪だけが強風に耐えて生き残り、今朝になって見事に花を咲かせていました。この写真の足元に茎が4本あることが見えますが、他の3本は残念、でも一輪だけでもよく頑張ってくれたものです。細い足(茎)で、健気なものですね。来年も頑張ってくれることに期待です。