気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

フィレンツェから帰国しました。

2011-12-01 17:18:13 | フィレンツェ旅日記2011
Day 10:11月30日(水)帰国の途
荷造りは概ね昨夜のうちに済ませておいたので、今朝は慌てることなく起床、洗面を済ませ、7時半にアパートをチェックアウト。到着時と同じ運転手の送迎車を依頼しておいたので安心だった。フィレンツェ空港までは約20分と近い。空港でのチェックインも問題なし、予定通りにフライトでパリ乗り換え、日本時間で翌12月1日(木)の朝9時に成田着、この時間帯は空港も閑散として静か、空いているのでスイスイ、リムジンバスで箱崎へ、TCATからはタクシーで雪谷へ、11時半前に無事帰宅。

足掛け9泊11日の旅だったが、今回はフィレンツェのみの訪問、移動のない滞在だったのは楽だった。またフィレンツェ市内は中心部チェントロが歩いて廻れる規模なので、外出しては戻って休憩というパターンをまめに繰り返すことが出来たので、それも体力的に助かった。終わってみると、やはり長かったようで、また短くもあり、ちょうど良い期間だったのだと思う。フィレンツェ市内については、観光、食事、ショッピングと悔いのないまでに楽しめた。一方で、そろそろ自宅のベッドや風呂、食事が恋しくなり始める頃でもある。(それにウォッシュレットも!)日本をmissする気持ちは、やはり加齢により大きくなっているようだ。

一年がかりで企画、計画してきて『ビッグプロジェクト』なので、終わった今は少々気が抜けたような感もあり。しばらく休んで元気が回復したら、また次の旅づくりが始まるのだろうな・・・・ 自分の記憶用にと記録してきたこの旅日記は、一応これでもって終了、毎日続いたことには我ながら感心 (^o^) ---FINE---

フィレンツェ滞在9日目

2011-11-30 01:14:35 | フィレンツェ旅日記2011
Day 9:11月29日(火)
いよいよ滞在最終日、今日もいい天気に気分よく外出。中央市場で自宅での食事用にチーズを真空パックにしてもらって購入。100グラムづつ小分けをお願いしたら、「そんなチョッピリ?」と言われたが、無視、無視、自分の主張を通す。帰ってから、夕食前のハッピーアワーでいただくのが楽しみ。
 

サン・ジョヴァンニ洗礼堂に初めて入る。周囲は何度もうろうろしたものの、中は有料のためか静かでゆっくり見学できる。ここでも天井画がスゴイ!
 

リナッシェンテ百貨店屋上(7階相当)のカフェテラスは気持ちいい。今日は快晴の青空、空気もひんやりではあるものの陽射しのおかげで寒くなし。いい気分でカプチーノ。
 

午後はカフェテリアで簡単な昼食の後で、メディチ家礼拝堂へ。隣接するサン・ロレンツォ教会は先日訪ねてみて特に強い印象はなかったのだが、こちらは、スゴイ!メディチ家が自分たち家族のだけのために作ったとか、外観は市民の嫉妬を買わないよう何の飾りもなく質素だが内部は思う存分豪華に、贅沢にしたそうで。そのとおり、特に様々な色の大理石を使っての絵には驚かされる。確かに一見に値するものだ。
 

フィレンツェで最後の観光はヴェッキオ宮殿、何度もその前を通りながら立ち寄ることのなかったものを最後に訪問・見学できた。有名な500人の間では会議中(現代のものなので当然PC+プロジェクターだったが)で、上から眺めると昔の会議が想像出来そうな気がしてきた。各部屋は天井画ばかりで首が疲れる!
 

フルに9日間、家内と二人揃って無事に、健康に楽しく過ごせたことに感謝。

フィレンツェ滞在8日目

2011-11-29 15:21:31 | フィレンツェ旅日記2011
Day 8:11月28日(月)
今朝は昨日マラソン大会のため行けなかったミケランジェロの丘へ路線バスで出かけた。昨日ツーリストインフォメーションで調べておいたのでバス停も直ぐにわかり乗車、バスの切符の購入、刻印は先日既に習っていたので安心して乗車。バスの運転手に目的のサン・ミニアート・アル・モンテ教会を尋ねると同名のバス停があるとのこと、20分ほどでミケランジェロの丘の一つ前のバス停(教会の真ん前)で降りる。

サン・ミニアート・アル・モンテ教会には特別な期待や想いはなかったのが、訪ねてみて、良かった。先ずはバス停から階段を上がって行った先が教会なのだが、そこからのフィレンツェの眺望が、正に絶景、素晴らしい!
 
バス停からかなりの階段を上がると      フィレンツェの素晴らしい眺望が

続いて教会に入ると、観光客もまばらで、正に静寂、朝のひんやりした空気に身も心も引き締まる想い、豪華な聖堂ではなく、却って質実さが心を穏やかにさせてくれる。教会を出て周囲を歩いているうちに、何と、教会の裏手の墓地に出会った。イタリアで初めて見る墓地、日本のお寺の墓地に似たものだが、仏教とカトリックの違いやイタリア人の墓への想いを想像して興味深かった。
 

サン・ミニアート・アル・モンテ教会から数分下るとミケランジェロ広場に出る。こちらは正に観光地、早々にはなれ、丘を歩いて下る。アルノ河を渡ってサンタクローチェ教会へ。結構歩いたためか疲労気味で鑑賞も程々にタクシーで帰宅。初めてのタクシーだったが、当地での滞在にも慣れていたので特に不安なく利用できた。

8日目で疲労がたまってきたのだろう、午後は殆ど部屋で休み。これまで毎日よく出歩いたものだったが、体が休息を必要としていたようだ。

少し体力を回復して町へ夕食に出かける。うろうろしても中々決められず、結局、アパートのある小道のトラットリアで夕食。今日は昼食も夕食も同じようなメニュー、どうやらフィレンツェでは基本的なメニューはどこでも同じようだ。コースの心配なく、パスタ、リゾット等と添え物のサラダなど、お腹に優しい食事が出来て、こちらもいい休息になった。
 
こちらが昼食                  こちらが夕食

番外編:イタリア語を話す楽しみ

2011-11-29 15:21:31 | フィレンツェ旅日記2011
昨年のイタリア旅行で言葉の不自由さを痛感、10年ほど前に2年間ほどカルチャーセンターのイタリア語講座に通った成果はすっかり消滅していたことを思い知った。そのショックから、帰国後、10月からロゼッタストーンで自習を始め、今年の5月からは生涯学習講座で月二回ほどの講座に通うようになり半年、毎日というわけにはいかないが、三日に二日位の割合で1時間ほどの自習を続けていたが、今回の旅ではその成果を十分に楽しんでいる!

流暢というレベルからはほど遠く、イタリア語の講座レベルで言えば、入門・初級・中級・上級と分ければ、まだ初級だと思うので、当地でも決してスムーズではない。それでも道を尋ねたり、食事や買い物で結構イタリア語を話している。難しい話題の場合には相手に英語が話せるか尋ねるようにしているので、英語のことも多いが、それでもチョッとだけ、と言われれば英語とイタリア語を入り混ぜて可笑しな(?)会話を楽しんでいる。当地のイタリア人は外国人がイタリア語を話すことを大いに喜んでくれる。

オペラ鑑賞では、イタリア語のスーパーが舞台上に表示されたので(つまりオペラのイタリア語は、日本人にとっての歌舞伎みたいに分かりにくいのだろう)私も結構見ていた。分からないことが殆どだが、イタリア人の先生が強調していた人称補語代名詞の重要性を知らされたり、頭に入っているストーリーから訳してみたり。

ロゼッタストーンで学習したことからも役立つ表現がいくつかあった。開館や開店時間を尋ねるのは orario di aperutura、サンドイッチの持ち帰りテイクアウトは da portare、タクシーでは Ci porti alla chiesa di S. Trinia 等など。電話でレストランの予約もしている!

部屋では殆どTVを付けっぱなしにしてのイタリア語のリスニング練習も楽しい。この様子だったら帰国後も勉強を続けられそうかな、ニコニコ・・・

フィレンツェ滞在7日目

2011-11-28 15:06:56 | フィレンツェ旅日記2011
Day 7:11月27日(日)
ミケランジェロの丘へバスで行こうと駅前まで行ったがバス停が見つからず、近くのツーリストインフォメーション(i)で尋ねたところ、本日はマラソン大会のため交通規制が多く、バスも運行停止だそうで。明日行くことにして市内を散策、途中で手作り靴の店のショーウインドーで素敵な靴を見つけたので店内へ。日本人店員がいたので安心して希望の靴を履かせてもらったがサイズが合わず残念。

昼食は近くの店Osteria del Cinghiale Bianco、家内はリゾット、私はCinghiale(白猪)ソースのパスタ、付合わせにグリル野菜と白インゲン豆というあっさりしたものだったが、どれも我々の口に合い、雰囲気もいい店で満足。
 

帰りがけにマラソンの大集団に遭遇。1万人のランアーがフィレンツェ市内をぐるぐる走り回るものだそうで、市民マラソンらしく凄い数のランナーと、狭ーい歩道を埋める観衆、といったのどかで楽しそうな風景だった。午後2時過ぎにもまだ大勢の市民ランナーが走っているかと思えば、ゴールしたランナー達は完走のメダルとフォイルのようなガウンを羽織って帰る姿あり、運動会の後のような感じで、いいなあ。
 

今日の午後は今回の旅のハイライト、フィレンツェ市立歌劇場でのオペラ鑑賞だ。チケットは日本からインターネットで予約・購入済み、ネット上で座席の位置を選んで買えるとは便利なものだ。演目はプッチーニの『ボエーム』、滞在中に丁度馴染みの演目がありラッキー。以前、ミュンヘンでのオペラ鑑賞は全く聴いたことのないもので、ストーリーも知らずでチンプンカンプンだったが、今回はよく知ったものなので、十分に音楽を楽しむことができた。期待どおりの素晴らしさ!あっという間の2時間だった。フィレンツェ歌劇場は、映像で見る他の有名劇場のような豪華さはないが、実質的に鑑賞し易いように見えた。我々は平土間(プラテーア)の後方の席だったが、丁度良い傾斜があり、楽にステージが見えた。日曜の午後のマチネーだったせいか高齢者が多かったが、それなりの観衆のファッションも観察できて興味深かった。宿泊しているアパートから20分ほどで歩いて行けるというのは羨ましい限り。
 

夕食は久し振りに元気になったので、フィレンツェ・ステーキ Bistecca alla Fiorentina 。他にも色々あるのだろうが、前回の経験とネット上の評判の良さでもって、11年振りにIl Latinoを訪ねた。前回同様に店の前には開店時間の7時半前からかなりの人混み、予約しておいたのでスムーズに入れたが、二人組は同様のカップルと相席。その相席のイタリア人夫婦と、お互い片言のイタリア語と英語でもって話が弾んだ。彼らは今日のマラソンのためにファエンツァ(鉄道で2時間)からフィレンツェに来たとか、ご主人は3時間40分、奥さんは4時間半で完走したそうだ。40代かと思われるが、立派なものだ。
 
食事は当然、フィレンツェステーキ、最低が1.1kgだそうで我々二人でも十分過ぎる。20分待っていただいたものは、味は美味しかったが、硬かった。10年前には感じなかった硬さは加齢のせいだろうか?食後のVin Santoは店のサービスだとか、ワインはフィアスコに入った5L入りボトルで飲んだだけというが計っているわけでなし、ステーキ、野菜サラダ、ワイン、コーヒーでもって二人で70ユーロだから割安なのかもしれない。前回からの憧れのイメージは消えたが、したいことの一つだったBistecca alla Fiorentinaを食べたということで満足。アパートまで5分と近かったのも大変結構だった。

フィレンツェ滞在6日目

2011-11-27 03:24:47 | フィレンツェ旅日記2011
Day 6:11月26日(土)
今日は日本人ガイドShizukaさんの案内で近郊の町フィエーゾレへ。バス停のあるサンマルコ広場前で待合せ、早速にバスの切符の買い方から教えていただく。我々二人なら往復で4回なので4回分のチケットを屋台のキオスクのような店で購入。1枚の切符の上下・表裏に番号があり、バスに乗車して夫々の場所に時刻を刻印する仕組み。なかなかのグッドアイデアで、楽しい。路線バスで約20分、標高300メートルというフィレンツェ郊外の別荘地フィエーゾレに着く。残念ながら霧のためくっきりとはいかなかったが、フィレンツェの全貌を展望することが出来た。丘の頂上にある聖フランシスコ教会では修道僧たちによるミサの最中で、その歌声を聴かせてもらった。フィエーゾレの売り物の一つ、ローマ帝国時代の野外劇場は、今も3千人を収容する劇場として使われているとは驚き。野外劇場の隣にはテルメ(温泉)の跡も残っている。中世の町フィレンツェの郊外に古代ローマの遺跡のあることの不思議さ!
 

丘の上から20分ほど下ったところで昼食、家内はリゾット入りミネストローネ、私はフィレンツェ名物というパスタ・チェーチェ(ヒヨコまめ)と生野菜サラダ、美味しく、量も適量でよかった。白ワインもよかった。ガイドのShizukaさんとも現地の話を色々と聞けて興味深かった。
 

バスでフィレンツェの戻り彼女と別れ、我々は一旦アパートへ戻る。しばらく休んだ後、土産物ショッピングへ、買ったものをアパートに置いて、夕食の買い出しへ外出。ポンテヴェッキオの傍にあるスーパーCONADには、ここ数日毎日お世話になっている。フィレンツェでは建物が古いものなので日本のように大きなスーパーはない。ただ、入口は狭いが奥に広がりがあり、スーパーとして食品、雑貨等、生活に必要なものは全て揃っている。我々のアパートから一番アクセスしやすいので、この店なので、ついつい毎日通う結果になっている。アパート近くの橋から見たポンテヴェッキオの夕暮れには、川面に建物が映り、中々に味わいあるもの(素人写真では上手く表現できないが)。
 

夕べは外食でボリュームが多過ぎたので、今夜はアパートで自炊、適量でゆっくりとした食事はシニアの我々夫婦には丁度いい。スーパーに今日訪れたフィエーゾレ産のワインがあったので、それと合わせて美味しくいただいた。今夜が6泊目、残り三日か!

番外編:イタリア・トイレ考

2011-11-26 16:52:17 | フィレンツェ旅日記2011
ここでは男性用トイレに限定。公共施設やレストラン等でのトイレだが、これまでのところ、どこも大小兼用のものばかり。しかも、どこでも便座がついていない!小用はかまわないが、大用の時には腰を浮かせてするしかない。冷たい陶器、しかも汚れている可能性のあるものに座るとは思えない。イタリア人は腰を浮かせて大の用を足すほどに足腰がしっかりしているのだろうか?家内によると、女性用もそのようなものが多いとか。イタリアの不思議の一つかな???

フィレンツェ滞在5日目

2011-11-26 15:32:13 | フィレンツェ旅日記2011
Day 5:11月25日(金)
今朝はウフィッツィ美術館からスタート。アパートから5分程度と近いので8時半頃に行ったら入場も見学も全く人ごみなく、ゆっくりと堪能できた。前回は暑さと混雑で疲れきってしまい、何を見たかもはっきりした記憶がないが、今日はオーディオガイドを聴きながら、ボッティチェリ、ダヴィンチ、リッピなどの絵の前ではソファに座ってゆっくりと鑑賞することが出来た。この時期に来て正解だった。美術館としても、先日訪れたピッティ宮殿と比べて遥かに分かりやすい展示でよかった。

アパートが近いので一旦戻って休んでから昼食へ。ドゥオーモ近くのフォカッチャの店でのランチは、味、量、サービスともに我々に適当なものだった。食べられなかった付け合わせのパンは持ち帰り可能かと訪ねたら、親切に袋を用意してくれたので明日以降の朝食用にいただいて帰る。
 
フォカッチョの盛り合わせ(2人前)     この石窯で焼く

昼食後はドゥオーモ付属の博物館でジョバンニ洗礼堂の天国の門の本物を鑑賞したく出向いたのだが、残念なことに現在修復中で展示されておらず、入館しなかった。代わりに(?)近所にある有名なジェラート屋「GROM」でアイスクリームを満喫。
  

そろそろ土産物を考えるタイミング、帰り道、色々な店に寄り道をしながら下調べ。土産物は、旅に付随するものではあるが、気の重い義務のような・・・(苦笑)まあ、何とか目処はたったので一安心。

フィレンツェ滞在4日目

2011-11-25 04:45:37 | フィレンツェ旅日記2011
Day 4:11月24日(木)
今朝は中央市場Mercato Centrale へ。前回のフィレンツェ訪問時の楽しかった思い出の一つの場所の再訪問だが、この十年間で大分、様変わりしていた。前回「かたかたこと」のイタリア語で肩を組んで写真を撮った八百屋さんのあった二階がすっかり閉鎖されてしまっていた。おみやげに格好の乾燥食品の分野では日本人スタッフを多数見かけた。十年一昔を実感した。その日本人のいる店の一つで土産用にドライトマトの真空パックをまとめて購入。夕食用に子牛肉を200グラムカットを二切れ購入して帰宅、冷蔵庫へ。
 

肉を冷蔵庫にしまって二度目の外出はもう一つの人気市場Mercato di San Anbrogioへ。ちょっと遠く20分ほどかかったが、成る程と納得。買うことはなく見るだけ。帰り道でピッツァの店でランチ。フィレンツェ在住の日本人のブログで推奨されていたもの。キューバ系移民の店らしいが十分にイタリアンのピッツァは美味しかった。
 

夕食は自室でステーキディナー。チーズをおつまみに、昨日タッセルショップでいただいたワインで始まり、スーパーで買った野菜でサラダと炒め物を添えて子牛のステーキ。以外に硬かったが牛らしい肉をゆっくり楽しんだ。
 

夕食後には口直しに近所のジェラテリアでアイスクリームを賞味、一番小さいものでも2スクープとボリュームたっぷりだったが、一気に食べられた。今日も楽しい一日を過ごせた。

番外編:堅牢なドア

2011-11-25 01:45:30 | フィレンツェ旅日記2011
宿泊しているのは数百年前の造りと思われる4階建ての建物の3階の一部屋(こちらでは建物内の各部屋をアパートと呼ぶらしい)、映画や写真で見るように建物もドアも道に面しており、大きなドアが境になる。道に接していて保安上の心配はないのか気になっていたが、初めてそのようなアパートに滞在してみてその安全性に納得した。

  
建物の入口            ドアを開ける           ドアの内側には鉄格子の扉も

我々の建物入り口のドアだが、この上なく堅牢なもの、幅は片方が1メートルもないが、高さは3メートル以上もありそうなほど高い。厚みも十分、木材の種類は分からないが、分厚く、非常に(!)重い!鍵を廻して押すのだが、毎度これが大変な力の要る作業である。老人や女子供はどうするのだろう?外出時に内側から開ける時は逆に引っ張るわけだが、当然、同様にきつい作業となる。家内にはとても無理だろう。

これだけのドアでガードしてあるので、我々も安心して滞在できている。どの建物もほぼ同様にしっかりとしたドアで守られているのだろうな。イタリアの都会の暮らしの中での安全性を垣間見たような気がする。