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気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

今年の“初めて / 始めた”

2014-12-30 11:44:44 | 気候・季節
今年も年末恒例の“初めて / 始めた”でもって一年を振返ってみたいと思います。
昨年末にブログで取り上げたものは全て、今年を通して継続出来ていることは、自分自身に対して嬉しいことです。iPhoneベースのデジタル手帳・カレンダー、紙の5年日記、キンドルでの電子書籍、ラテ・シェーカーでミルクを泡立ててのカプチーノ、どれも日常生活に定着しているので、来年も当たり前のように続くでしょう。

それでは今年の“初めて / 始めた”です。

* 何よりも先ず一番は初孫の誕生です。(2/13)
息子が結婚して十年経ち期待していなかっただけに、突然に授かった宝物がこんなにも可愛いものかと、自分自身驚いている日々です。おじいちゃんとしては、孫娘が心身ともに健やかに育っていくことの邪魔にならないよう、心しているところです。依存症にだけはならないようにせねば(苦笑)。

* 家関連でのもう一つの大きなイベントは、墓所の変更です。(10/5)
元々神道の家柄なのに祖父が便宜上から深い配慮なく(?)手当した仏教のお寺なので、お寺の流儀と我が家の有り様が合わないので変更したものです。妻とキリスト教の洗礼を受けた我々も、墓所に関しては“思慮なく”でしたが、宗教的規制のないものなので、これで次の世代への責任の一つを果たしたような安堵感があります。

* 旅行は、懸案のニューヨーク訪問を実現できました。(4月)
マンハッタンに観光客として滞在したことは初めてのことでしたが、見ること・食べることが一杯で大満足の旅でした。特に、メトロポリタン歌劇場でのオペラ鑑賞と、ブロードウェイでのミュージカルは、どちらも酔いしびれました。また観たい!

* この年齢になって初めて写真モデルを体験しました。(4/1, 9/28)
スペシャルオリンピックスのボランティア仲間のご縁で、春には帽子のモデル(楽天のサイトに掲載されました)、夏に妻と記念写真を撮ってもらったのですが、それが撮影スタジオの宣伝に登場しました。これっきりかもしれませんが、楽しい想い出です。

*イタリアン料理好きの小生が、バジルソースを初めて作りました。 (9/1)
お昼にパスタを茹でる時に、バジルの葉をちぎって添えることはこれまでもよくありましたが、今年はイタリア語の仲間からバジルの苗を大量にいただいたので、初めて自前のバジルソースを作りました。バジルのほかにチーズ、松の実、ニンニク、オリーブオイルを、擂り鉢でただひたすら摺り混ぜるだけですが、簡単な割にはそれらしいものが出来ました。今年は3、4回しましたが、来年もまた、季節になったら作りたいですね。

今年を振返って残念なことは、チャレンジ的なこと、相当な努力が必要なことへの挑戦が出来なかったことです。来年は是非、なにか一つでも・・・?・・・
何よりも先ず、世界が少しでも平和なものになりますように。

年賀状を書き終えて

2014-12-27 10:35:28 | 気候・季節
今年も無事に締切り日前に年賀状を出すことが出来ました。退職後の数年の間に途絶えたものもあり、ピーク時には150枚ほどだったものが、今年は喪中の方を除いて125枚でした。退職前の現役時代には同じ職場の方が多く、儀礼的な年賀状が面倒な仕事のように思っていたのですが、退職後に少しずつですが取り組む気持ちが変わってきました。

今では、過去一年間にお会いした方は非常に少なく、100通以上が、過去一年間一度もお会いしていない方々です。退職後にボランティア等で知り合った方々とは、メールだけで住所の交換がないのを幸い(?)年賀状の交換もしていません。一方で昔からの“年賀状フレンド“の多くは、お会いしないどころか、一度も思い出すことすらない方が殆ど(お恥ずかしいですが)です。ですから、年賀状を書くことにより、年に一度、それぞれの方々を思い起こす良い機会になり、時間をかけて思いを寄せるように心がけています。


宛名と年賀ご挨拶の大枠はパソコン印刷で効率化していますが、その分、どなたにも一言、手書きで添え書きをしています。過ぎた一年になんらかのコンタクトがあればそれを思い出して、前年の年賀状に状況が書かれてあればそれについて、何もない場合には昔のことでもその方との交流点を思い出して、何らかの言葉を添えています。自分自身の近況については、年賀状の狭いスペースの中では「お陰さまで元気です」とか、「退職後はスローライフ」とか、簡素にとどめています。私の近況に関心の或る方は、住所に併記してあるブログのURLにアクセスすることが出来るので、という考えからですが、もっと手書きでも近況報告したほうがベターなのかな・・・でもこうして相手の方の顔を思い出して年賀状に向かっていると、不思議、顔を会わせていた昔よりも近しく感じるようです。

こんな風にして、今年は2週間ほどかけて少しずつ書き上げました。今の年齢、退職した状況になってみて年賀状の楽しさ(というと大袈裟かもしれませんが)を少しばかり感じられるようになりました。先日TVで見たスーパープレゼンテーション「幸せになる人生の秘訣」を真似して言えば、年賀状書きを楽しめることも Awesome ! ですね。

クリスマス・シーズン満喫中!

2014-12-12 13:42:25 | 気候・季節
11月末のThanksgivingが終わり、町はクリスマス・シーズン真っ盛り。イタリア語講座に通っている五反田の清泉女子大学はミッションスクールなので、クリスマスツリーの他に、イタリア語でプレゼーピオと呼ばれるイエス様が馬小屋で誕生された時の様子を描いた人形セットがいくつか飾られています。
 
クリスマスイブ前は未だ生まれていないのでベビーベッドは空、24日の晩からイエス様が登場するのがイタリア流だとか。ここでは準備の都合等からか、空のものと、既に誕生しているイエス様がいるものと、両方がありましたが(笑)。

銀座に行くと、4丁目のミキモトの前に飾られて大きなクリスマスツリーが一目をひき、記念写真を撮る姿が絶えることがないようですが、ここでは省きます。

我が家も先日クリスマスの飾り付けをしました。今年は例年になく賑やかなものになりました。

先ずはリース、マンションですが玄関入口の扉に付けました。ほぼ(笑)毎年、妻が趣味の木彫を活かして「世界で立った一つ」のクリスマス・リースを作ってくれます。今年は白が色合いを華やかにし、暗い玄関前に映え、明るい雰囲気を作っています。あと何年かしたら、我が家の孫娘が喜んでくれるかな・・・

次に、祭壇の周りも賑やかにしました。祭壇と言っても、部屋のコーナーを利用して棚を取付けただけのものですが、仏壇の代わりに、これまた妻手製の十字架を壁にかけ、それらしくしています。祭壇とその下のタンスの上をツリーなどクリスマスグッズで飾り付けました。陶製の聖家族や木彫りのミニ・プレゼーピオ(ここでも既にイエス様がお生まれになっていますが(笑)なども並べ賑やかです。

今年は飾り付けの他に、久し振りにクリスマスに因んだ小説を読み返しました。一つはディッケンズの「クリスマス・キャロル」、もう一つはO.ヘンリーの「賢者の贈り物」。
 今回は電子書籍です。
クリスマス・キャロルは生涯で4度目かな、「賢者の贈り物」はもっと多く読んでいると思いますが、どちらも読む度に、ありふれた表現になってしまうのですが、クリスマス・キャロルの主人公の甥の次の言葉のように、心を暖かくしてくれます。

“クリスマスは喜びの時です。人がみな、優しく、大らかで、慈しみの心をいだくようになる、嬉しい季節です。”

真似事でもいいから、私も、そんな心で過ごしたい季節です。


クリスマス・ソングを聴き乍ら、クリスマス気分を満喫しています。

お寺での最後の墓参り

2014-09-17 10:35:05 | 気候・季節
長らく鶴見の総持寺の墓地に参ってきましたが、来月、墓所を引っ越します。元々仏教徒ではないので、今後の維持・管理の観点から、無宗教の納骨堂に替えたいとの意向からです。そんな次第で、お寺でのお墓参りは昨日が最後ということになります。


昨日は彼岸の入りの前日でしたが、墓地はそれなりの人出もあり、また秋の彼岸の季節らしく色々な花が咲いて迎えてくれました。

 
彼岸花はホント、季節通りですね。
 
他にも例年以上に華やかに墓所への道を彩っていました。

父が倒れて以来、両親の代わりに通い始めて40年近くになりますが、思えば結構長い年月通ったもので、いざ替わるとなると一抹の寂しさも感じました。しかし、今後は屋内の納骨堂なので天候に左右されず、花やお線香は会館側で常時用意されているので気楽に行けるのが有難いことです。家長としての務めを一つ果たしたような、と言っては大袈裟かな(笑)。


東京の大雪の中、イタリア語講座へ

2014-02-08 16:03:44 | 気候・季節
一昨日の晩から大雪との天気予報、土曜日は未明から本降りの雪になるので、前の晩から大雪の対策を、準備を、とせかされて用意しました。今日は五反田・清泉女子大学でのイタリア語講座、今期の最終回なので、雪でも出席する意欲が十分でしたので。

用意したものは、先ずは靴。雪靴ではないですが、自分が持っている中では靴底の凹凸が最も深いもので、元々はトレッキング用ですが、ヨーロッパの町の石畳を歩く用に20年くらい前に購入したものです。東京ではこれまでも雪用として役立っていますが、普段は靴箱の奥にしまいこんでいるものを、昨日、引っ張りだしてきました。

もう一つはバッグ。普段使っているのはトートバッグの変形型で、手持ち兼ショルダーなので肩にかける程度のもの、雪の日は両手を完全に自由に開けておくためにタスキ掛け出来るダイプのものに、教材を入れ替えました。

ダウンコートと手袋も、普段は使わないけれど自分の持っている中では最も防寒性の高いものにして、用意万端。我ながら大袈裟だなあ、と思いながら(苦笑)。

一夜明け、今朝は雪の出足が予報より遅かったのか、庭の積雪もうっすら程度。大学のウェブサイトでは今日のクラスは予定どおり、但し、今後、東京に大雪警戒警報が出たら以降は休講になるとのことでしたが、いつもどおりに出掛けました。

 
清泉に到着した9時前の本館周囲の様子ですが、雪はまだまだ。クラスは出席が15名のうち6名と、最終回でしたが雪の影響でいつになく少人数でした。大雪警戒警報が出たのでこれ以降は休講、早めに帰るようにとの連絡が授業の終わり間際になって大学職員から来たのは丁度いいタイミング。

 
授業を終えて外を見ると、庭一面すっかり白銀というか、モノクロームの世界に一変していました。1時間半の間に随分と雪の降ったことが分かります。これだけ積もると、その新雪をサクサクと音を立てて踏み歩くのは、結構いい気分。但し、用意した靴では、白い雪道は問題ないけれど、人や車の往来で水っぽくなった道では滑り易く、やはり靴底にスパイクを装着するタイプの滑り止めカバーが必要かな・・・

何しろ、気象庁の発表といい、天気予報といい、20年に一度レベルの大雪とのことだったので、ミーハー気分でというか、人生最後(?)の体験にというか、寒い想いをしながらも個人的には楽しい一日でした。まだ降り止む気配はありませんが、明日は降り積もった雪が少しでも早く溶けますように。

夕方5時のマンションの雪景色。明日の朝にはどこまで?

七草粥

2014-01-07 15:44:42 | 気候・季節
今朝は妻が七草粥を作ってくれました。
昨日、八百屋さんでこんな可愛らしい七草セットを見つけたとか。


七草に、小さくした餅を加えて、我が家の土鍋でじわじわ~と炊くと


会津塗のお椀にもって

いただきます!

昔はご近所で見つけた7種類で作っただけの質素な食事だったのでしょうが、“飽食”の現代では、特に正月おせち料理の後に、胃に優しい、ピッタリの食事ですね。若い頃は物足りなく感じたのですが、今では一口ずつ、ゆっくりと味わい楽しむことが出来るようになりました。成長したのか、加齢なのか・・・ 一年に一度だけなのが残念のようでもありますが、一度だけだからこその楽しみなのかもしれませんね。また来年もいただけますように。

今年の “初めて”&“始めた” を振り返って

2013-12-30 11:15:29 | 気候・季節
昨年に引き続いて今年も“初めて&始めた”ことでもって、一年を振り返ってみたいと思います。どれもブログアップしたものなので、今読み返してみると当時の興奮が伝わってくるようです。

フィレンツェでの3週間の滞在(3月)
50才を過ぎてから夫婦で海外旅行(出張ではなく)をするようになって以来、いつか、ゆっくり、じっくりとヨーロッパの町に滞在してみたいという憧れがありました。2010年にはソルデヴォロ村(ミラノの北西)、2011年にはフィレンツェで、それぞれ10日間の滞在を楽しんだのですが、“もっと”という気持ちが強く残っていました。それで今年は3週間、フィレンツェのアパートに滞在しました。しかも妻が都合により10日で帰国したため、後半の10日間は単身での滞在、いわば“フィレ・ちょん”になりました。楽しかったこと、つまらなかったこと、夫々ありますが、ともかくも“喉に詰まった魚の骨”が取れたような感覚です。十分満足したので、今後は、もう3週間とは欲張らないと思います(苦笑)。

デジタル手帳(2/22)
セールスマン時代には会社の手帳、その後はシステム手帳を長らく使ってきました。退職後も何となく習慣でシステム手帳を使い続けてきたのですが、今年、iPhoneのカレンダー(iCal) に切換えました。一番の理由は、外出時に携行する持ち物を少なくすること。システム手帳がなくなった分、スッキリ、身軽になりました。且つ、家ではデスク上のiMacと同期されているので、キーボードから更新出来ることも助かっています。

5年日記(6/16)
ノン・デジタルでの楽しみとして5年日記を始めました。友人に刺激されたのですが、同月同日に何をしたかが後になって比べられることが面白そう。A5のルーズリーフのブランク用紙に5年分を並べたものを自作しました。一日が3行程度、書き足りないこともあるし、2行にも満たないこともありますが、後年の楽しみとして続けています。また、普段使うことのない万年筆を使う、いい機会にもなっています。

電子書籍・キンドル(7/3)
まだまだ電子化された書籍が少ないこともあって時期尚早と思っていたのですが、文字のサイズを自由に調整出来ることは正にシニアの読書にピッタリとの新聞記事を読んで、踏み切りました。アマゾンの読書専用機・キンドルを夏前に購入しました。文字サイズは8段階あり、私は大きい方から4番目にしました。また、文字のフォントも、通常の明朝体のほかにゴシック体を選択出来るので、ゴシック体にすると、見栄えは明朝体に劣りますが、何しろ読みやすい!それと、電池の長持ちすることも気に入っています。仕様上は8週間、使ってみて、毎日読むわけではありませんが、一ヶ月以上は十分に持ちます。まだまだ印刷本と併読ですが、今後、間違いなく電子本を読むことが増えていくと思います。

ラテ・シェーカー(5/6
3年前からコーヒーはカフェ・イタリアーノ、つまり、直火式のモカ・エクスプレスでもって濃い目のコーヒーを楽しんでいます。イタリアでは午前中だとカプチーノをよく飲んだのですが、自宅ではその泡が作れないのが残念。電動のシェーカーがあることは知っていましたが、大きいので敬遠していました。それが、新聞記事で手動式のシェーカーの存在を知り、直ぐに飛びつきました。コンパクトさ、手入れの簡単なこと、そして、“手作り”の楽しみが気に入っています。いかにも「やってるぞ」という感覚です。当初は失敗もありましたが、その後は安定した出来栄えとなり、殆ど毎朝、イタリアン・カプチーノを楽しんでいます。

主要なものとしては以上ですが、他にマイナーですが気に入っているものが二つ。一つは“ぶっかけ蕎麦(9/7)”、ひょんなきっかけから試してみたら、意外に汎用性(!)があり、残り物を何でもぶっかけにして蕎麦と一緒に食べるようになっています。何でも、まず合わないというものはない、と言えるほどです。栄養バランスも良くなるし、冷蔵庫も片付くし(笑)。
もう一つはiPhoneでのパノラマ写真(11/14)、それほど大袈裟なものではないですが、対象によっては非常に拡がり感が出るので気に入って愛用しています。友人から酒の席で教えていただいたものですが、自分にとっては今年のはまりものの一つです。

こうしてみると、“チャレンジ”的なことの少ないのが残念。でも継続出来ていることには満足。来年も新しい楽しみを見つけられますように。

クリスマスモード全開!

2013-12-21 15:05:48 | 気候・季節
いよいよクリスマスが近づき、あちこちで飾りつけを楽しんでいます。
今日がイタリア語講座の年内最終回でしたが、清泉女子大学はカトリックの修道会が経営している学校なので、当然、イエス・キリスト降誕日(クリスマス)をお祝いする備えは十分!
 
この部屋は常設の礼拝堂ですが、この時期には台座の手前にイエス・キリストの入った揺りかごが置かれます。ちっちゃなのが却って可愛い!
 
クリスマスツリーは元々ドイツで始まったものだそうで、イタリアでは古くから聖家族を表したプレゼピオを飾る習慣だそうです。清泉でも本館ロビーには1メートル近い高さの大きなものが置かれ(左写真)、旧館の暖炉跡には小粒の可愛らしいプレゼピオがあります。

  
先日は友人のすすめで丸の内に今年オープンしたKITTEのホワイトツリーを見に行きました。吹き抜けのロビーに飾られた大きなもので、銀座ミキモトの緑のツリーとは違った趣きを感じました。医療機関でも飾るようで、右は京橋に出来た亀田クリニックのものですが、これはこれで日本的というか、アメリカ的というか、ポピュラーなものでいいですね。


最後に我が家ですが、ツリーは人工のもの、天然の樅の木など、以前は飾っていたのですが、最近は妻が趣味で作るクリスマス・リースだけを楽しんでいます。身内の私が言うのも何ですが、今年のリースは板の茶色をベースに、緑と赤が上手く配されていて気に入っています (^-^)""

勉強中のイタリア語で: Buon Natale!

スローライフの彼岸花

2013-09-28 16:08:06 | 気候・季節
9月26日記:“彼岸明け、未だ開かず、彼岸花“
この日が彼岸明け、今年のお彼岸最後の日となりましたが、我が家の彼岸花はまだ開かず、あと一息がお彼岸の内に届きませんでした(笑)ですが、頑張っている様子を撮ったので、記録しておきます。
  
順に彼岸の入りの9月20日、お中日の23日、明けの26日です。
我が家の彼岸花はもともと我々が植えたものではなく、よくあるように、鳥が運んできたものらしいのです。数年前に皐月の植栽の隅っこに一輪だけ、ひっそりと顔を出したのが始まりで、今年はなんと四輪にまで増えてきました。しかも、皐月に埋もれて全く陽射しの届かない茂みの中で育ち、このお彼岸になって、やっと皐月の隙間から顔を出したかと思ったら、数日のうちに首がスルスルっと伸び、はっきりと存在を主張するようになったのです。その生命力のスゴさには驚かされますし、可愛いものです。

この時期、街のあちらこちらで見かける彼岸花ですが、他所様ほどには立派でなく、謙虚に(?)且つ根強く頑張っている我が家の彼岸花の姿を毎日嬉しく眺めています。と、ここまでを彼岸明けの26日に記録しておいて、開花を待ちます。

9月28日、彼岸が明けて2日になりますが、我が家の彼岸花もようやく、それらしくなりました!

正確な日付にこだわらない(苦笑)スローライフの彼岸花の名誉(?)のために最新の写真を記録しておきます。


初詣三様

2013-01-06 15:04:08 | 気候・季節
この正月は珍しく初詣に行きました。それも3件も!
2日には地元の御嶽神社、これは小さな、ささやかな神社で、初詣客もまばらでした。3日は近隣の池上本門寺、こちらは日蓮上人で有名、駅からは門前町の観のある、いわば大手のお寺なので、人出も大した賑わいでした。神社、仏寺ときたら、キリスト者としてはキリスト教会を外すわけにはいかないのですが、さて、“初詣の雰囲気”に相応しい教会は?そこで思いついたのが、建物の立派さで有名なお茶の水のニコライ堂でした。近代的なビル街の谷間に昔ながらのビザンチン様式の教会、見応えのあるものです。


母親の実家が神田だったので神田周辺からお茶の水界隈は昔から馴染みがあり、ニコライ堂も幼い頃から「知って」はいたのですが、これまで訪ねたことはありませんでした。ネットで調べてみたら、信徒以外向けには拝観時間というので決まっていると分かったので、昨日、それに会わせて行きました。キリスト教会ですから神社仏閣のような初詣の人出はありませんでしたが、数人の見学者に対し、教会員のボランティアが丁寧に説明してくれました。

ロシア正教のニコライ堂として知っていましたが、正式には、「日本ハリストス正教会教団の復活大聖堂」だということを初めて知りました。また正教会の礼拝では、信徒は椅子に座らずに立ったままでいるということも、初めて知りました。司教以外は全員起立しているわけですから、大聖堂と言っても広さとしては意外と言っていいほど大きくないものでした。最後にもう一つの「初めて知った」ことは、ハリストスとはギリシャ語でキリストのことだということ。ローマカトリック教会がラテン語で始まったことに対し、東方の正教会ではギリシャ語が公式語だったのですね。いくつもの「ふうーん」でした。