気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

ペンネ二皿

2013-08-27 10:50:51 | 料理・酒類(内食)
イタリア語のクラスメートのアドバイスをいただいてペンネ・アラビアータを作ってみました。特に深い理由はありませんが、これまではペンネのパスタを作ることはあまりなかったのですが、今回はアラビアータにしたかったので、それにはペンネしかない!

ニンニクとタマネギのみじん切りをオリーブオイルで炒めたところへ、トマトの水煮缶を入れて煮立てる、水煮缶を入れた直後にイタリアン・パセリのみじん切りを足しておきました。辛みは、既成のアラビアータ・ペーストがあったので、本来の辛子ではなく、簡易版を利用しました。仕上げは茹でたペンネを入れてソースに和える、パセリの葉を数枚そえて完成。

それだけのことで私にも容易だったのですが、出来栄えは、ううーん、イマイチ。辛みがやや足らず(ペーストを怖がったのかなあ?)、パセリの香りが弱かったのは、新鮮でなかったのかなあ?勿論、困る味ではありませんでしたが、期待レベルには届かず、もう一度、挑戦してみます。その前に外のレストランで“これぞ”というものを食べてみないと行けないかな、イメージがないと作れませんから(笑)。

ペンネの続きでもう一つ、名前は忘れましたが、TVイタリア語講座の中でイタリア人マンマの味ということで紹介されていたものを試してみました。
作ってみたいと思ったきっかけは、ツナ缶をサワークリームで和えるという点です。魚の缶詰は便利なので私も何度か使っていますが、サワークリームで和えるというのが興味深かったのです。魚はツナ缶がなかったので、サケ缶を使いました。

これは満足出来るものになりました。サワークリームでしっとり感が出たことで、味わいが深まり、それでいて簡単!ホワイトソースは手間がかかるのでまだ私には作れませんが、これなら、楽々、いいこと(手抜き?)を覚えました。

イタリアン・パスタは色々な形があるので麺類という区分には当てはまらないですが、私は麺類の一環として、昼食によくいただきます。日本のそばと違って、いろいろな具を好みで合わせられるので、作っていて楽しく、また栄養バランスのいいのも気に入っています。「イタリア式お好み焼き」と言っては叱られるかもしれませんが(笑)。

スコアカード

2013-08-22 16:17:01 | 暮らし/リビング
ブログを始めてから約2年半になるので、この2年半に新たに始めたとブログに記録したことの“その後”を調べてみました。現在から順に遡ると:

2013年
7月:キンドル(電子書籍リーダー)は最近のことなので当然でしょうが、愛用しています。文字サイズとフォントを読み易いように設定出来ることが気に入っています。
6月:五年日記も、ここまでは毎日の記録として、数行ですが、続いています。5年後に振り返るのを今から楽しみにしています。
5月:ラテシェーカーは、ほぼ毎日(朝は必ず)使っています。イタリア製マキネッタで淹れたカフェにシェークした泡をのせると楽しい雰囲気になります。時にはシナモンをふりかけてカプチーノ!牛乳の冷蔵庫での冷やし方や、シェークも慣れてこなれてきました。腕が太くなったかも?
X 4月:フィレンツェで仕入れた新しいマキネッタですが、当初は蓋のトップが透明なのが面白かったのですが、持ち手の角度が本体に近いので火傷が気になり、食器棚の奥に引退しています。持ち手の使い易さ・安全さも大切だということを痛感しました。
2月:デジタル・カレンダー(アップル社のiCal)は何の問題もなく継続中、システム手帳を持ち歩かなくていい分、身軽で楽になりました。
2012年
8月:夏場のマイボトを昨年始めたのですが、今年も夏になって重宝しています。外出時は勿論ですが、家にいても手軽に水分補給が出来るのが気に入っています。
X 1月:iPhoneのSiri(人工の音声アシスタント)は面白いのですが、iPhoneに向かってつぶやくのが億劫というか、その姿が嫌ですぐに止めました。
2011年
9月:蚊遣り器の洗浄に使って驚いた重曹ですが、その後も、毎年、蚊遣り器の登場と共に重曹パワーのお世話になっています。重曹を水で溶いたスプレーは、生ゴミボックスの臭い消しに、こちらは季節に関係なく助かっています。
X 7月:暑さ対策として購入したサマースカーフは、一、二度使っただけで、没になりました。首に巻いた瞬間だけの気持ちよさで、効果が長続きせず、見栄えもイマイチでした。
X 7月:室内温度を上げないような暑さ対策として(大震災、原発事故の後の節電が大きな課題だった時期)西日を避けるためにサンシェードを購入し、その年は大いに役立ったのですが、暗くなるので夏が終わるとしまいこんでしまい、翌年からは登場していません。深い意図はなく、単に出して取付けるのが面倒くさいだけです。
5月:清泉女子大学生涯学習講座でのイタリア語講座は3年目ですが、順調に続いています。口は悪いがイタリアの話を沢山してくれる先生(イタリア人女性)、楽しいクラスメート、素敵な環境と、満足しています。
5月:鰹節削りは、築地の鰹節屋さんで実地指導を受けて以来、気分よく削って味噌汁をいただいています。
4月:マキネッタ・コーヒーはもう日々の生活に欠かせない友です。以前のようなドリップ式はすっかりご無沙汰となり、イタリア家庭スタイルのモカなしの生活は考えられないほどです。
2月:Windows PCからアップルのiMac(デスクトップ一体型)に移行してから再開したこのブログは、以来、平均したら週一のペースですが、続いています!

この2年半でブログアップした新しく始めたこと・もののうち、止めてしまったものが4件、継続中が10件、10勝4敗という成績です。まずまずかな、これからも失敗を恐れずに(?)新しいことにチャレンジしなければ・・・(^o^)

懐かしき“空港コード”

2013-08-16 13:38:18 | 
友人のブログがきっかけでエアラインが使う世界各地の空港コード(アルファベット3文字)を思い出しました。ブログの中で“NGO”を目にした時にはそれが空港コードとは思いもよらなかったですが (Non Government Organizationでもなし)、尋ねてみて名古屋の空港コードと知り、急に懐かしさが沸き上がってきました。それで改めて思ってみると、空港コードって私には中々興味深いものです。

一般には空港で荷物をチェックインする時につけてもらうバッゲージタグで目にするだけのものですが、40年以上も前のことですが小生もエアラインで数ヶ月働いた経験から、身近なものとして感じています。働いたのがアメリカのエアラインだったこと、その後、別の会社で出張するようになってからも行き先にアメリカが多かったこともあり、アメリカの空港コードは身近でしたが、国内出張の場合はいつも手荷物だけでチェックインすることがなかったため、日本の空港コードにはあまり縁がなくNGOに?だった次第です。

さて、アメリカの空港コードですが、一都市一空港の場合は一目で分かるシンプルなものが多いです。SFO: San Francisco、LAX: Los Angeles、SEA: Seattle, BOS: Bostonなどで特に興味をそそるものではありません。

ところが一都市に2空港あると、都市名ではない固有名詞をベースとしたものになるようで、それを探ると面白いのです。
ワシントンD.C.:「IAD」 (International Airport Dulles ダレス国際空港は昔の国務長官の名前からだと思います)、「DCA」 (D.C. National Airportワシントン・ナショナル空港)
シカゴ:「ORD」 (O’Hare Int’l Airportオヘア国際空港も個人名らしい)、「MDW」(Midway Int’l Airportミッドウェイ国際空港)
ニューヨーク」「JFK」(J.F.K.ケネディ国際空港)、「LGA」(LaGuardiaラガーディア空港)ともに元大統領、元市長と個人名ですが、ニューヨーク第三の空港とも言える(正確にはお隣のニュージャージー州ですが)ニューアークの空港は「EWR」 Newark Libertyリバティー国際空港、これは自由の女神になぞったのでしょうが、コードはNewarkのスペルからEWRを取るとは、苦しい。
翻って我が日本、東京は成田空港開港以前は羽田空港がTYOでしたが、成田開港以降は羽田がHND、成田はNRTで、外国からの旅行者にすればTokyoのイメージがないですね。

同じ名前の別都市は、エアラインで働いていた時に要注意でした。
ロチェスターが二つあって、ニューヨーク州が「ROC」(コダックの本社がありました)で、ミネソタ州が「RST」(メイヨ・クリニックで有名)でした。

最近なんどか訪れているフィレンツェはイタリアなのに英語読みが使われています。 イタリア語のFirenzeフィレンツェでなく、英語のFlorenceフローレンスからの「FLR」。エアラインの世界がアメリカ主導のためでしょうが、イタリア好きには残念!

意味不明のまま知っていたのですが、今回、ネットで調べてみて初めてその由来の分かったものもあります。
ミズーリ州カンザスシティは「MCI」 ですが、 IATA(国際航空運送協会)がMid Continent と指定したことによるものだそうです。同じくMCで始まる「MCO」はフロリダ州オーランドですが、こちらは元々の空港だったMcCoy Air Force Baseに由来するとか。ネットのお陰で、これまで分からなかったことが調べられて楽しかったです。

どおってことのない戯言ですが、久し振りに懐かしい想いをしたので、記録しておきます。

「海賊とよばれた男」に感動

2013-08-10 16:49:12 | 読書
間違いなく今年のベストセラーの一冊になるだろうと思われる話題の小説、「海賊とよばれた男」(百田尚樹著)を読みました。上下巻でかなりボリュームですが、相当の勢いで読み通しました。



出光興産の創業者・出光佐三をモデルにした歴史経済小説ですが、今年の本屋大賞で第1位に推されたもののためか、あちこちの書店の店頭でビデオでの宣伝(動画ではなく静止画ですが)を目にしていて、気になっていたのです。ただ、かなりのボリュームなので手を延ばしかねていたのですが、息子が読んだのを廻してくれるというので、とうとう手にした次第です。

いやあ、評判に違わず素晴らしい小説でした。興奮しました。
経済小説の分野では私は城山三郎の作品を多数読みましたが、当然ですが、城山作品とは全く違った趣のものでした。実在人物をモデルにしている点は共通しているのですが、こちらは読んでいて、経済小説というよりは、昔愛読したジャック・ヒギンスやケン・フォレット作品のような冒険活劇小説のように思えてなりませんでした。それくらい痛快でした。特に、上巻での、海賊とよばれた関門海峡の海の上での石油の販売、下巻でのタンカーでのイラン石油買付け・輸送の部分は、正しく冒険活劇を見るような想いで興奮し、なかなか本を置くことが出来ませんでした。書店員が読んで欲しい本という、本屋大賞に相応しいものですね。経済小説は久し振りでしたが、堪能しました。

久し振りの野菜スープ

2013-08-05 20:48:29 | 料理・酒類(内食)
元イタリア語講座で一緒だった友人のブログに刺激されて、野菜スープを作りました。数年前に作って以来、実に久し振りですが、そんなに難しい料理でもなしと気楽に取り組み、楽しみました。

イタリアへ語学留学中の彼女は、イタリア家庭料理の基本だというパスタ用のラグーソースを作ったとのこと、その材料としてタマネギ、人参、セロリを見事にみじん切りした写真と、「みじん切りは黙々と無心に切るのがストレス解消になります」との言葉に刺激されたのです。私はラグー用の挽き肉がない一方、野菜が豊富に在庫していたので、野菜スープにしました。


私も、「黙々と無心に」ゆっくりと野菜を切りまくりました(笑)。みじん切りではなく角切りですが、それなりに料理本(「初めて以前の料理の基本」)を読んで、それらしくしたつもりです。材料は、ポテト1個、タマネギ半分、人参一本、セロリ、椎茸、パプリカ(赤・黄を各半分)、トマト一個と、野菜タップリです。


それを文化鍋に入れたらこんなに山盛りになってしまいました。食べるのは妻と私の二人なのですが、人数に見合う量を判断出来ないところがアマチュアらしい(苦笑)。


一旦沸騰したあと、弱火で1時間煮込んだものがこれです。味付けは塩、胡椒に、オリーブオイルだけですが、スープは水だけでなく、前日に鶏ささみを茹でた時の汁の残りを足しました。うん、出来栄えは良し!


食卓ではこんなスープボウルに入れていただきました。はい、薄味ですが、しっかりと野菜の味が滲み出ていて大いに満足出来るものでした。二人でいただいたのが約1/3、あと二回楽しめそうです。それと、友人の言葉どおり、私も無心にただひたすら切りつづけたのですが、30分くらいだったかな、ストレスがなくても、角切り野菜が積上っていくのを見るのは中々楽しいものでした。次は適量で(!)やってみます。