気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

パッケリその2

2013-06-30 16:21:05 | 料理・酒類(内食)
父の日に息子夫婦からもらった太っちょパスタ「パッケリ」の第二弾です。先週、妻がパッケリを使ってラザニアを作ってくれたので(夫婦でパッケリの取り合いです(笑)、正確には第三弾ですが、私としては第二弾です。今日は久し振りにトマトソースを作りたかったことと、朝の野菜炒め(レタス、人参、タマネギ、ズッキーニ、エリンギ)の残りがあったので、それを使いました。

トマトソースは、皮むきホールトマトの缶詰に、セロリの葉っぱとまわりの茎を刻んで(いい香りを期待していたのですが、トマトと煮込んだら負けてしまいました)、それにオリーブオイルと、友人からしシチリア土産にいただいたオレガノを加えて弱火で30分煮込んだものです。野菜炒めは電子レンジで暖めただけの、楽チン!

 

私としては、トマトソースの赤、パスタの白、野菜炒めの緑で、イタリアの三色旗をイメージしたのですが、独りよがりかもしれませんね (^o^) でも自画自賛で満足して、ワインを友に美味しくいただきました。1キロ袋いただいたパッケリは2回分を残すのみ、家庭内バトルが続くのか???

みをつくし料理帖の新作

2013-06-25 17:35:06 | 読書
ここ数年、すっかりはまってしまっている高田郁の「みをつくし料理帖」ですが、その新作、シリーズ第8弾「残月」を読みました。というか、あっという間に読み終えてしまい、ううん、残念、もっとゆっくり楽しみたかったのに・・・そのくらい気に入っています。

先週の水曜日に新聞に広告を見つけ、直ぐその日に買い求めました。本の日付をみれば6月18日発行とあり、広告を見て購入したのが19日、さすがにその日はぐっと抑えました。どれだけ待とうかと迷ったのですが、日曜日に熱海まで行く予定だったので、往復の車中で読もうと、そこまで三日間も(!)待ちました。

8作目ですが、いいですねえ、今回も感激、大満足です!今回は一年以上も間が空いたことへの埋め合わせもあるのか、著者の高田さんが読者に大サービスしてくれました。詳しくは書きませんが、野江ちゃんとお澪のしっかりとした出会い、それと、ごりょうさん(お芳)の再婚と、読者を喜ばす大サービスですね。太夫を元の野江ちゃんに戻すのがお話の完結とすると、まだまだこのシリーズは続きそう、いまから次回作が楽しみです。

大学生がCADとレゴで自動車を設計&試作

2013-06-22 15:12:27 | 大学ボランティア
M大学デジタル恊働学講座は順調に進んでいます。
4月の開講以来、昨日が10回目、相変わらず出席は快調で、昨日も23人中21人出席でした。
授業風景(演習前の全体会議)

講座もいよいよ佳境に入り、先週と今週にわたり簡易CADソフトでもって自動車を設計し、実際にレゴブロックを使って試作車を作成するという演習を達成しました。
設計はML CADといってレゴ好きのアメリカ人が開発したソフトを使います。レゴ用のフリーソフトですが、CADとしてそれなりの体裁になっており、設計気分を味わうことが出来ます。
サンプル画面(ML CADサイトより)

先週はこのソフトを使って学生一人一人が設計しました。コンピューターで設計するなんて、大学1、2年生にとって全く初めての体験です。非常に困難な課題でしたが、殆どの学生がまあ何とか、何らかのレゴ自動車を設計出来た(未完成の生徒もいましたが)のは凄いことだと思います。

今週は、各チームの中で選んだ設計図に基づき、レゴブロックを使って試作車を作成しました。女子学生にとってレゴブロックは初めてというのが殆ど、経験者は各チームに一人程度でしたが、なかなかやるもので、設計図に忠実に作り上げました。(学生たちの作品です)
   
レゴ経験豊富な男子学生だと、設計図を無視して自己流に走るケースがあるのですが、経験のない女子学生はそんな余裕はなく、ひたすらパソコン上のCADソフトによる設計図を細かく観察して、殆どのチームが時間内に完成させたのは驚きでした。初めての学生も、意外に楽しかったとの感想が多かったのは嬉しいことでした。

来週を含めて今期は残り4回、学生が有意義に学び終えられるよう、シニアボランティア達は最後まで気合いが入っています (^o^)!!

太っちょマカロニ(maccheroni grossi) それとも、半分切りのホース(mezze maniche) ?

2013-06-19 17:09:59 | 料理・酒類(内食)
非常珍しいパスタをいただきました。
 
先日、息子夫婦が父の日にといって、パスタ好きの私にプレゼントしてくれたものです。何と、幅2センチほどの平麺が直径2センチほどのリング状になっているもの、ラベルを読んでもパスタの種類の名称が見当たらないのですが、裏面の日本語のラベルにはマカロニとありました。いわば「太っちょマカロニ?」かなと思ってイタリアのサイトでパスタの画像から調べてみたら、一つだけ見つかりました。そのパスタの写真を使ったイタリア人のブログによると、やはり名前を知らないようで、ホースを半分に切ったようだとの意味から、le meeze maniche と呼んでいました。イタリアでも珍しいのかなあ・・・


それを今日茹でていただいたのがこれです。味付けは夕べの残り物の炒め野菜(タマネギ、パプリカ、ズッキーニ)とマグロの刺身の残り、それらを出来合いの(手抜きしています)バジルソースで和えて、イタリア留学から一時帰国中の友人からのお土産のオレガノを振りかけたものです。私の料理はどうも見た目がキレイに出来ないのですが、味も香りも buonissimo!もうすっかりイタリアンでした (^-^)。
太っちょマカロニは1キロものパックなのであと4回分、オレガノもたっぷりあるので、これからしばらくは本場のイタリアンが楽しめそうです。茹でた後でラザニアのようにオーブン焼きにしても美味しそう、とは妻の独り言、(^o^)”。

5年日記を始めました。

2013-06-16 13:27:46 | 暮らし/リビング
最近、5年日記を始めました。1ページに複数年分の日記を書き込むように配置されていて、それによって同月同日の様子を複数年にわたった振り返り見ることが出来るというものです。昔から年末の日記のシーズンになるとよく話題になっていましたが、特に興味はありませんでした。それが今になって突然始めたわけは、先日、イタリアに語学留学しているイタリア語講座の元クラスメートが、今年からの留学を機に3年日記なるものを始めたと言うではありませんか。それまで他人事だったものが、急に身近に思えるようになったという次第です。私にも「始めたら」とけしかけられて・・・(笑)

先日、文房具売り場で見てみると、3年日記だと一日分の書くスペースが多過ぎて(苦笑)辛い。かと言って10年日記というのは壮大過ぎるし(汗)。それでA5のルーズリーフのブランク用紙に自分用に都合いいものを自作することにしました。

エクセルでもって、A5の1ページを5段に組みました。はい、5年分です!各ページのトップに月日、その下の5段の各枠に、xxxx年、x曜日、天候、その下の日記欄は2、3行分、このくらいのスペースなら、何をしたという程度の記録として続けられるかなという想いで始めたところです。さて、いつまで続くかな・・・

画像編集ソフトを変えました。

2013-06-12 17:23:07 | デジタルライフ
Macに移行して以来、もう2年以上も使っていた画像編集ソフトを変更しました。これまではサイズ変更専用の「縮専」とコンパクトな画像編集のToyViewerを組み合わせたり、使い分けたりしていました。それ以前のWindows時代は「縮専」とVIXの組合わせを5年以上使っていたのですが、Macに移行したらVIXが使えなくなってしまったので、色々探してToyViewerに行きついたのです。特に問題も不満もなかったのですが、先日、友人にWindows用でぼかしの出来るソフトを紹介して欲しいと言われてVIXを紹介したのですが、その後、VIXはフリーソフト開発者がサイトをクローズしてしまったことが判明、それで色々と探した結果、GIMPというフリーソフトに出会い、評判も上々、氏素性もはっきりしているので、それを友人に奨めました。

友人に奨めたもう一つの理由が、このGIMPが最近になってMacでも使えるようになったということ、人に奨めるにあたって自分が使ったことがないというのはどうも抵抗があったので、自分でもとりあえずチョビッとばかりですが使ってみました。

インストールして立ち上げてみると、こんな画面、マルチウィンドウです。なんでも、あの有名(且つ高価な)Photoshopに近いイメージだそうだとか。私が日頃よく使う機能、縮小、トリミングを試してみると、うん、なかなか使い勝手もいい。ぼかしは、ToyViewerより格段の差、範囲指定が分かり易い上に、通常のガウスぼかしの他にモザイクなど数種類のぼかしがありました。マルチウィンドウが紛らわしい場合には、シングルウインドウへの変更も容易で、こんな風になります。自分の顔だけモザイクしてみました。


これを使い始めてからまだ一週間ですが、使い勝手・機能ともに気に入っています。充実したオンラインマニュアルも非常に良く出来ていると感心しています。加えて、アイコンがとても可愛い。フリーソフトの世界も色々あることを再認識しました (^-^)。


『マネー・ボール』は痛快でした!

2013-06-07 20:16:33 | 読書
アメリカ大リーグ球団、オークランド・アスレチックスに実際に起こったケースをノンフィクション小説に仕立て上げた『マネー・ボール』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)を読みました。最近は以前ほど野球に興味がなくなっているのですが、日経新聞の書評に取り上げられ、大リーグの裏話としてではなくビジネス書として読むと面白いとの指摘に刺激されて読みました。読んでみて ー> 面白かった!文庫本で450ページもの大作なのですが、面白さに引かれて、スゴい勢いで読んでしまいました。

帯のコピー:“弱小球団の前に立ちはだかる<資金力>の壁・・・。だが、徹底したデータ研究と意表を突くトレード戦略がチームに奇跡の勝利を呼び込む!”

詳しくは知りませんが、最近の大リーグ球団はデータ活用において、日本のプロ野球の数段も上を行っていると思い込んでいましたが、少なくとも、この本が取り上げた2002年は驚くほどにデータ軽視、ITリテラシーが低かったようですね。そんな時代にアスレチックスのゼネラル・マネジャー(GM)だけがデータでチームづくりをしようとした姿が興味深いですが、他の球団は一体・・・?

アスレチックスが野球にデータを持ち込むというのは、従来の概念を捨てて、どんなデータが勝利に貢献するのか、どんなデータの選手が得点に貢献するのかを徹底的に追及すること。例えばホームランと三振以外は、全て打球が球場内に飛ぶわけですが、フィールドを300だか400だかのセルに分けて全打球を調査し、その結果、安打には運の要素が高いことが分かったとか。一人一人の選手の出塁率、長打率、三振率等をベースに、それぞれの選手が9人いたとして、どの選手の9人の場合に得点が多いかなどなど。エッと驚くような分析です。2000年前後にそんな分析をしたのですから驚きです。正に、今流行の「ビッグ・データ」ですね。

アスレチックスのGMいわく、自分の役割は運の影響の少ない本シーズンを勝ち抜いてプレーオフまで導くことで、運の要素が強くなる短期決戦のプレーオフの結果には左右されない。―――> そこまで言うか!ヤンキースのオーナーのように、ただただワールド・シリーズに勝ちたいという考えからは相当距離があるようです。

著者(マイケル・ルイス)はあとがきでこう言っています。
“アスレチックスは最高の出塁率をめざしているわけではなく、出来るだけお金をかけずに試合に勝とうとしているのです。安く試合に勝つ方法とは、過小評価されている選手の資質に金を払って、実際の価値よりも高い値段のつく選手がいれば売りにだす(トレード)ことです。”

ビジネス的に考えたら極めて当たりまえのことですが、大リーグという、いわば特殊なムラ社会、そこは選手や球団関係者だけでなく、マスコミも寄生虫のごとく閉鎖的に既存の価値観を守ろうとしていると、著者は指摘しています。そんな中でアスレチックスだけが、資金不足が絶対の状況だからこそ、ワールド・シリーズに勝つことではなく、チーム力をトップレベルにすることを目標に、構造改革(この表現は使われていませんが)したという物語なのです。構造改革は、どの時代、どの社会でも難しいことのようですね(笑)。久し振りのスポーツ関連の本ですが、その読み応えに大いに満足したのでブログに取り上げました。

新国立美術館を初めて訪問

2013-06-03 20:06:34 | 食べ歩き(外食)
六本木の新国立美術館を初めて訪ねました。モダンな作りで素敵な美術館との評判は聞いていたのですが、混雑する展覧会は苦手なもので避けていました。今回は、妻が「貴婦人と一角獣」展に行くのに誘われたのですが、ネット情報によるとGWの連休でもガラガラだったとか、それで付いて行った次第です。ガラガラではなかったですが、まあゆっくりと鑑賞できました。

展覧会そのものは1500年頃織られたという大きなタペストリー(今回の作品はフランスからのものなので、フランス語音で「タピスリー」と表記されていましたが、日頃の英語流の習慣で言い易いタペストリーとしています)6点から成るものと、その時代、デザインに関連するものの展示です。さすがに立派なもので見応えもありましたが、私は、それよりも新国立美術館の建物に興味をもちました。
 
21世紀になって建てられたものだけにモダンだし、何よりも広々とゆとりのある設計に感心しました。各展示室の天井が高いだけで広さが感じられました。また、ロビーは上野の美術館や博物館にはない広さがあり、ゆっくりと休憩もでき、実に気分がいいです。
展示室は1階から3回までで12部屋もあり、最近の映画館が複数スクリーンのあるシネマ・コンプレックスをシネコンというのなら、こちらはミューコン(ミュージアム・コンプレックス)かな???

展覧会のあとは、近くでランチにしました。往きに見つけたのですが、NHK TVなどでよく見る中華の料理人、孫成順さんの店が、ちょうど美術館と目と鼻の先にあったので、そこにしました。
 
恥ずかしながら、食べることに夢中で写真を撮ることをすっかり忘れてしまったので、帰りに店先で入口と日替わりランチメニューの写真だけです。妻も私も大いに満足しました。地下に降りて行くのが気になりましたが、店内はテーブル、椅子、床と、すべて立派な木造りで、ライティングもちょうどよく、落ち着いたいい雰囲気でした。食事は色々な料理を試せそうと思って、メインの他にスープ、小皿が二皿ついた日替わりにしました。美味しかったです!どれもいい味、ランチですが、全く手抜きのない、しっかり丁寧に料理したことが伝わるものでした。あまり行かない六本木ではありますが、「また行きたい店」が一件増えました。