気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

南房総一泊の旅

2012-02-25 09:32:42 | 
一昨日、久し振りに国内での宿泊の旅に行きました。家内を千葉県鴨川の病院へ定期検診に連れていったついでに、房総半島の南をドライブして館山に宿泊、翌日帰宅しました。


当日は朝から激しい雨で、鴨川の病院から見えた風景は荒れた、寂しい海でした。

先行きが思いやられたのですが、鴨川市外れの魚屋で昼食(刺身&ウニ定食がとても美味しかったのですが、またまた写真をとり忘れ)を食べて車に戻ってみると、大分小降りになっていました。車を走らせ、途中にあるローズマリー公園まで来ると雨は上がっていました。

お陰でローズマリーの生い茂る様を堪能できました。ローズマリーというと、これまでは植木鉢での小さなものしか見ていませんでしたが、結構大きくなるものだということを初めて知りました。ここにはローズマリーの他に、シェークスピアの生家を再現して、観光客を誘致していました。十年ほど前にイギリスで本物を見ているのですが、そこと比べても遜色なく、本国の実物のようで(多少、実物よりもキレイかもしれませんが)中々の出来栄えです。各地で進んでいる地域振興を見た思いでした。

 
房総フラワーラインを初めて走りました。無料なので不満はありませんが、名前にふさわしい部分は少なかったようです。宿へ行く前に房総半島の最南端にある州崎灯台に立ち寄りました。丘の麓の民家が庭先を有料駐車場にしている所に駐車して、灯台に向かいました。僅かでしたが、結構きつい上りの先に、気持ちのいい、見晴らしのきく灯台がありました。そこからだと三浦半島がすぐそこのように見え、東京湾の入口に当たる位置を実感しました。


灯台からは5分ほどで今夜の宿泊先に到着です。健保組合の館山保養所です。大昔に子供達を連れて来て以来ですから、三十年振り位かな、庭以外が殆ど記憶から消えていましたが、それでも懐かしい思いでした。時期的なことと木曜日ということもあってか、宿泊客は我々夫婦ともう一組だけという静かなものでしたが、美味しい海の幸と房総の地酒を堪能しました。久し振りの国内旅行でしたが、「安近短」もいいものですね。

iMac1年

2012-02-21 20:48:18 | デジタルライフ
自宅のPCをWindowsからiMacに切り換えてから、はや1年になります。1年前の興奮(?)は冷めましたし、その後に色々と苦労もありましたし、機能面での不満がないわけではないですが、それでも相変わらず、Macの前に座るのが楽しい日々が続いています。そもそも、このブログも始めたのもMacを使っていての楽しさの余りからでしたから。こうしてブログを1年間続けられたのもMacのお陰と言っても言い過ぎでない (^-^) ほどに、今でも気に入っています。


何がそんなに気に入っているのだろう? 
筐体のデザインが、私にはとてもスマートに見える。(一年経った今でも) 同じような他社のモニター一体型デスクトップPCと比べてiMacの見栄えに満足しています。そしてキーボード、マウス/マジックパッドをワイヤレスにしてあるので、机の上がスッキリ。写真にあるケーブルはUSB接続しているプリンター、デジカメ接続ケーブル、iPhone接続ケーブル、それとバックアップ用に置いてあるタイムカプセルという外部HDDのものです。これらもいつか無線になるといいのですが。

画面もキレイですね。長らくIBMのThinkPadシリーズを使った後でSONYのVaioを購入した時には、画面が随分キレイになったなと思ったのですが、iMacにしてみて、それを遥かに凌ぐ美しさと見やすさを感じています。ノート型とデスクトップ型の違いもあるのでしょうが、見やすいからこそ、PCの前で過ごす時間が増えたのだと思います。いいことなのか、悪いことなのか???


面白いのがマジックパッドです。日頃よく使メールとインターネット (Web browser) ではマウスよりもずっと楽です。上手く説明できないのですが、大きなパッドの上で指を一本、二本、三本と使うのが実にスムーズなので、今では、カット/コピー、ペーストを頻繁に使うオフィスアプリケーション以外では、マウスは引き出しにしまったままです。アップルストアでのプレゼンターは皆これです。

パソコンの移行はこれまでにも何度も経験してきましたが、毎度苦労がつきものなので、このiMacは出来るだけ長く、出来れば十年でも使いたいと願っています。新しく、欲しいと思うものが出てこない(?)といいのですが・・・ (^-^)

「下山の思想」by 五木寛之

2012-02-17 20:48:13 | 読書
最近マスコミ上で話題になっている本ですが、新聞広告に惹かれを読みました。



ある意味、ショッキングなタイトルですが、読んでみれば納得です。日本の近代化は、司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」に表されているように、上に向かっての上り坂を歩んできたものですが、実は既に下りに入ってきているのでないか、という問いかけです。登山は、山頂を目指す登りの後には、必ず下りがあるが、上りに比べて下りはその価値において何ら劣るものではない、そこに喜びを見いだすことが大切ではないかという提言です。著者はこう言っています。

「下山する、ということは、決して登ることにくらべて価値のないことではない。一国の歴史もそうだ。文化は下山の時代にこそ成熟するとは言えないだろうか。私たちの時代は、すでに下山にさしかかっている。そのことをマイナスと受け取る必要はない。実りある下山の時代を見事に終えてこそ、新しい登山へのチャレンジもあるのだ。」

ヨーロッパ諸国は既に下山してきた段階で、イギリスは下山後に新たな登山を始めた例との指摘もありました。ここ数年、何となく感じていたことを巧みに表現してもらったような気がします。開き直りというほど大袈裟になる必要はないでしょうが、著者の指摘を認識したうえで、これから目指す方向を考えることが求められているようであり、そのほうがどんなにか気が楽に、心が安らかになれそうです。先だって読んだ古市憲寿氏の「絶望の国の幸福な若者たち」のほうが、ここでいう下山の思想を身につけているようにも思えてきました。60台を歩んでいる小生にとって、格好の本に出会いました。

牡蠣入り天玉うどん(味噌味)を満喫しました。

2012-02-14 16:35:02 | 食べ歩き(外食)

最近、ハズレとは言いませんが満足度の低いランチが多かったのですが、今日は久し振りに納得のいくランチをいただきました。

六本木の歯医者の帰り道、今日は寒かったので、東急五反田駅ビルRemyにあるうどん屋さんに行きました。実は隣にある韓国料理の店で石焼ビビンバをと考えていたのですが、満席だったので、うどんも温まるのでいいな、ということになりました。店の入り口に大きな(B3位)写真入りの立て看板があり、それが美味しそうだったので、牡蠣入り天玉うどん・味噌味(980円)にしました。



殻からむかれた牡蠣が三つ、天ぷらは茄子とカボチャの二つ、生卵がたらしてあり、ネギは青みが柔らかで、それらが味噌味のうどん汁に上手くマッチしているのです。久し振りの牡蠣はいい味でした。野菜の天ぷらは上手に揚げてありました。味噌好きの私には味噌味のうどん汁がたまらなく美味しかったです。体も温まり、満足のランチでした。

花粉症対策開始

2012-02-12 16:21:58 | ヘルス

またまた花粉症の季節が来てしまいました。今年は1月が例年になく気温が低いので、いつもの年よりも遅く、一策時の金曜日から薬を飲み始めました。
今年は、昨年の夏が比較的熱さが厳しくなかったため、花粉は昨年より大分少ないらしいです。その分、鼻水や目のかゆみといった症状は軽くて済むだろうことを期待しているのですが・・・ 今日はまだ「ほとんどない」状況ですが、来週から飛び始める予報ですので、薬を飲み始めた次第です。

 

数えてみて、自慢にならないことですが、もう15年のキャリアになります。
毎年、2月から5月初め(スギとヒノキ花粉の終わる)まで、錠剤、目薬、洗眼液、鼻スプレーなどのお世話になっていますが、少しでも体質改善できればと、最近、ヨーグルトを毎日食べるようにしています。それも特定のビフィズス菌が有効とかで、それの入った森永ビフィダスヨーグルトにしています。こんなこだわりが効くといいのですが (^-^)?

「絶望の国の幸福な若者たち」を読みました。

2012-02-09 14:51:44 | 読書
非常に興味深い本で、単行本で300頁とボリュームがありましたが、一気に読み通しました。きっかけは、しばらく前にみた「日本のこれから」というNHKでの討論番組にオピニオンリーダーの一人として出演していたのが、この本の著者の古市憲寿さんで、東大大学院博士課程に在学中の26才の社会学者だそうです。その番組での彼の発言が非常に的を得ていたものであり、また、人格的に穏やかで謙虚であり、好感のもてる方でした。彼の紹介テロップの中でこの著作が挙げられており、そのタイトル「絶望の国の幸福な若者たち」に大いに興味を覚え、読んだ次第です。魅力的なタイトルですよね!



先ず書き方スタイルが面白いです。データで物を言うというのか、各種の調査・統計データ、特に政府機関のものをフルに活用しています。他者の発言を引用する時は、その当時の年齢と出身地を括弧書きすることで引用の背景を伝達、加えて、著者自身がフィールドワークと称して町に出て(野次馬的な性格もプラスしているのでしょう)多くの若者と語り合って(ここでも年齢を括弧書き)若者の言葉をそのまま紹介しています。このスタイルは、読者に客観性を提供しようとしている意図か、ふん、ふん、成る程、と頷いてしまいます。

メッセージは多過ぎるほどですが、その中で私が特に印象深かった箇所をいくつか記しておきます

・現代の若者は、以前の若者と比較して決して「内向き」でも「政治に無関心」でもない。(20代の意識調査の推移を見ると、1970年台よりも社会意識、関心も高い)
・一方で具体的な行動面(投票率など)では非活動的。つまり「何かをしたい」のだが「何をしたらいいか分からない」状況にある。きっかけを与えれば行動にでる(例:昨年の震災後のボランティア活動)
・社会というような「大きな世界」には不満だが、自分たちの「小さな世界」、仲間がいる世界には満足している。
・貧困が問題になるのは、若者たちが若者でなくってからのこと。(将来の問題)
・「若者」をひとくくりには出来ないし、すべきでないが、「仲間との小さな幸せ」を大切にする価値観が広がっている。

クロージングに著者はこのように言っています。
『戻るべき「あの頃」もないし、目の前に問題は山積みだし、将来に「希望」なんてない。だけど、現状にそこまでの不満があるわけでもない。なんとなく幸せで、なんとなく不安。そんな時代を僕たちは生きていく。絶望の国の、幸福な「若者」として。』

この著作では「若者」を取り上げていますが、同様な切り口/メソッドでもって中高年とか、高齢者などを取り上げてくれたら、それもまた面白いだろうなと思います。様々な若者たちを肯定も否定もしない、しかし、「若者たち」とひとくくりにして批判する考え方には批判的な著者です。社会学という、分かるようで分かりにくい分野のトピックを、穏やかで優しい言葉で解きほぐしてくれる、これからも注目していきたい社会学者ですね。

災害用伝言板を試してみました。

2012-02-04 15:49:39 | 暮らし/リビング
昨年の震災時に電話が通ぜず、家族の情報が分からないで苦労したことが大きな話題となりましたね。併せて、伝言板の良さとその活用が訴求されましたが、私は「その時になったら」という考えから、特にアクションはとらずにいました。そんな私ですが、昨日の新聞でNTTの通知広告で「災害用伝言体験サービス」というのに目が止まり、今回は、そうだ、やってみようという気になったのです。

体験サービスは期間限定(2月2日から5日)だというので、今日、早速試してみました。音声の録音・再生と、テキストの登録・閲覧というのがありましたが、いざという時にはテキストのほうが通じる可能性が高いだろうし、また、複数のメンバーで共有も出来るし、とい考えからテキスト版を試しました。

NTTのサービスでは「Web171」というサイトにアクセスし、電話番号を入力(私は自宅の固定電話番号をキーにしました)、伝言情報&登録者を記入するだけで完了、閲覧する場合は、その電話番号を入力するだけで伝言が見られました。当然でしょうが、簡単な操作でした。それでも災害が発生してからでなく、こうして平時に試してみたことで、いざという時にも利用出来るだろうと考えています。

各通信会社毎に携帯のサービスもあるようですが、私の場合、家族(家内のほかに、独立している二人の息子達)との連絡という観点からメッセージがスレッドになる便利さ、共通のもの(キー)として我が家の固定電話番号、接続の可能性という観点からテキストというサービスを選んだ次第です。早速に家族全員にメールでその旨を知らせ、携帯のブラウザーにそのサイトをブックマークしておきました。なんとか、使わないで済むようにと願っています。

節分の日のランチ

2012-02-03 14:59:51 | 気候・季節
今日は節分、私としては珍しいことに季節の縁起物行事をする気になり、お昼に恵方巻と福豆を買ってきました。



恵方巻はここ数年流行っていることは知っていましたが、特には関心がなかったため、これまで食べたことがありませんでした。初めて買ってみて、結構大きな太巻きだということを
知りました。加えて、なんでも、これは丸かじりするんだそうで。普通太巻きは1センチ幅程度に切って食べていますが、折角に縁起物として食べるわけですから、それなりの流儀に従わねばと思い、切らずに、そのままガブッとかみついていただきました。味に変わりはないものの、丸かじりだと、確かに豪快感が出てきますね。一本食べると、フー、食べ終わった・・・でした。
 
豆まきはするつもりはないのですが、福豆は夕食前のお酒のおつまみにいただくつもり買ってきました。結構好きです。

という次第で、今年は珍しく「節分を節分らしく」過ごすことになりました。どうか、良き年となりますように。

大学ボランティア準備進行中

2012-02-01 16:07:41 | 大学ボランティア
武蔵大学で「デジタル恊働学」という講座をボランティアとして数年前からお手伝いしてきましたが、昨年、担当の教授が亡くなられたため休講となっていました。昨年の秋に、IBM OB/OGのボランティア4人(全員団塊世代の60代)で引き継いで講座を続けることが決まり、その内の一人が非常勤講師となり、他の3人がサポートする体制でもって、4月の開講へ向けて準備を進めています。

いざ引き継ぐとなると、それまでは教授まかせでタッチしていなかった部分を調べ直すことから、我々で実施できる枠組みへ変更しなければならないこともありで、なかなかの作業になっています。それでも10月から基本的に毎週一回の協議を続けてきて、最近ようやく形が見えてきました。何とか今月中に整理して、来月にはシミュレーションをしようという計画まで漕ぎ着けました。教授まかせでなく自分たちで講座を作ることの難しさと同時に、ワクワクする気持ちも出て来ています。


今日は同じ構内の武蔵中学の入学試験があり、会場案内の看板も多く、それらしい雰囲気で2月1日という日が特別な日であることを感じさせられました。ホントは、頑張った受験生全員合格になるといいのでしょうが。