気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

フツーの焼き魚定食が美味しかったです。

2012-03-30 14:20:59 | 食べ歩き(外食)
昨日のランチはフツーの焼き魚定食を楽しみました。

場所は銀座7丁目、新橋に近いビルの2階にひっそりと、入口の看板だけは激しく、と言った感じのお店です。丸五水産築地青果といって築地の魚屋と野菜や直営の店だそうです。普通の居酒屋さんですが、やはり銀座という場所柄か、居酒屋にしてはこぎれいなお店です。

 
ランチメニューは十種類くらいあるのですが、昨日はオーソドックスに焼き魚定食にしました。昨日のサバの塩焼き、イメージどおりのサラリーマン定食にある焼き魚です。それにご飯と味噌汁を載せた盆が左の写真、右の写真はこの店のランチの特徴である「おばん
菜小鉢7品」の盆です。これが、楽しい!小鉢はよく定食に付いてくることがありますが、7品というのはないもので、嬉しいですねえ!これで850円ですから、大満足!!

値段も雰囲気も銀座らしくないお店ですね。味は際立つものではありませんが、十分に納得できるものです。昨年ネットで見つけて以来、これで3回目、お気に入りの店の一つになりました。

父の命日

2012-03-27 09:58:25 | 家族
一昨日が父の命日でした。亡くなって丸25年、十三回忌の法事をして以来、特に父の命日としては何もしてこなかったので、久し振りに父を偲ぼうと思いました。特にお寺さんを呼ぶわけではなく、家族だけでというか、息子たちに「おじいちゃん」について語ろうと思った次第です。当日は残念ながら長男は仕事の都合で来られませんでしたが、次男が可愛い花を持ってきてくれました。父が亡くなった時に8才だった彼も33才(!)になり、社会人らしくなったものです。花束はプチですが、可愛いのと嬉しいことだったので、写真を記録しておきます。

右上の枠の中の写真が、孫二人に囲まれた祖父です。私にとって心温まる思い出の写真と、嬉しい想いをさせてもらった花のツーショットです。

パスタを楽しんでいます。

2012-03-24 16:29:41 | 料理・酒類(内食)
最近、パスタを家で食べる時は紐状のスパゲッティではなく、ショートパスタと呼ばれる小さな形状のものが多いです。先だってはフジッリFusilliという螺旋状に捻ったパスタの500グラム入りを2袋買ってきたので、家内と私の二人で一回に200gずつを茹でて楽しんでいます。

 

先週は皮をむいたホールトマトの缶詰をベースにしたトマトソースに(30分弱煮込むもの)オニオンやパプリカなどの野菜炒めをあえたものを作りました。今日は夕べの残りの牛肉にオニオンを足して炒め、ソースはちょっと手抜きをして出来合いのバジルソースを使ったジェノベーゼ風のパスタにしました。これまた残り物のルッコラが見栄えを上げています。
最近はパスタの茹で方から具やソースの作り方も安定してきて家内から好評を得ています。(調子に乗って、楽天でトマト缶を24缶も注文してしまいました (^-^)。残り物のワインと一緒にいただくと、豪華なランチになります。


ふと思ったことです。昼は日本蕎麦を茹でることも多いのですが(スーパーで売っている乾麺ですが)、スパゲッティのように細長く切っていないフジッリのようなショートパスタは「麺類」とは呼ばないのかな・・・ ショートパスタはソースも絡みやすいし、フォークで食べるのもスパゲッティより食べやすいので好きなのですが、これでは「昼食は麺類」と言えないですね(笑)

映画「サッチャー」を見ました。

2012-03-22 20:16:45 | 音楽・映画
メリル・ストリープのアカデミー賞主演女優受賞で話題になった映画「マーガレット・サッチャー」を見ました。素晴らしい!十分に満足し、映画の楽しみを堪能しました。


(映画の公式サイトから借用しました。)

特筆すべきは三つ。先ず第一は、何と言ってもメリル・ストリープの熱演、名演技です。アカデミー賞受賞に相応しい、立派のものです。メイクアップもリアルなものですが、そのしゃべり方がTVでよく見た本物ソックリ!映画のプロモーションで来日した時のインタビューによると、本物のビデオを何度も繰り返し見て、その話し方を何日も研究したとか。地元のイギリス国民も納得ではないでしょうか。背筋の曲がったところもソックリでした。

二番目にサッチャー女史の政治家リーダーとしての強さに感動しました。映画の副題が「鉄の女の涙」とあるように、若い時から大変な苦労を続けてきているための涙と分かりますが、それでもなお、涙しながらも負けない、挫けない強さが鉄の女といわれることが良く伝わってきました。長くトップの座にいたための弊害も否定は出来ないでしょうが、英国の財政危機、フォークランド紛争などを乗り切れたことは、多分に彼女の強いリーダーシップによるものでしょう。日本にもそのように強いリーダーが欲しいですね。

最後に、映画としての娯楽性、エンターテインメントとしても大変丁寧に作られていると思います。認知症を発症している現在と過去の往来、映画撮影と記録映像のミックスなど、スピーディな展開で、全く退屈しない2時間でした。何せ高齢な役割の映画で華やかさはありませんが、決して地味ではないし、十分に楽しめた映画です。五つ星に近い四つ星かな?


高田郁の新作「夏天の虹」

2012-03-20 20:22:04 | 読書
一昨日の新聞広告で発売を知り、昨日購入し、今日、一気に読み通しました。「おみを料理帖」シリーズの第7作、毎度ですが、興味深く読み、読み終えた後の満足感もいつもどおりでした。この先、お澪と野江がどのように展開していくのか、ホントに楽しみなシリーズです。



ただ残念なことに、これまでは年間二作でしたが、今年はこの一作だけだそうです。どうやら著者もマンネリ化を防ぐのと、ネタ切れに近いので再充電が必要なのかなと想像しています。その埋め合わせの意味なのか、これまでの料理を写真とレシピーでまとめたものを5月に出すそうで、それはそれで楽しみなことです。

著者が十分に充電し、これまでどおり、或は、これまで以上に力作を発表してくれるよう、ファンの一人として楽しみに待っています。

大学のゼミ仲間たちとのランチ

2012-03-20 09:48:33 | 交友
昨日、大学のゼミの仲間4人でランチをしてきました。一人が資生堂のOBという縁から、銀座の資生堂パーラーでの美味しいランチをいただきました。人気のパーラーは定休日だったため上階のイタリアンでしたが、美味しいワインに、キレイなコース料理に舌鼓をうちました。パスタとデザートは撮り忘れたのですが、前菜とメインだけでも、とてもキレイなので記録しておきます。
 

話題はこの年代に相応しく(?)健康/病気のことが中心でした。実は私以外の3人ですが、二人がガン患者(闘病治療中)、もう一人も二年前に自身が脳溢血で倒れ、昨年秋に奥様が、急病で亡くなられています。私だけが大きな病気なしにいる珍しい(?)存在という組み合わせです。(私も家内は4年前に乳がんを患いましたが。)こうして書いてみると、正に病気のオンパレードみたいな???話題が病気・健康のことに集中してしまうのもやむを得ないことと思います。そんな中に健康人が混じることに申し訳なさも感じますが、私一人でグループの健康度平均を上げているような(笑)役割なのかな・・・

正規のと言っては何ですが、2~3毎のゼミのOB会には10人程度集まるのですが、奥様を亡くした彼氏を励まそうという時に昨年末に集まったのがこの4人で、丁度いい組み合わせだったのかなあ、同じメンバーでまた集まった次第です。私一人が健康人という変わった組み合わせですが、こんな交友もまた不思議な、楽しいものです。ガン患者の体調が第一なので、彼らの都合に合わせてですが、皆が一回でも多く、一年でも長く、集うことが出来ることを願っています。

「イエスの言葉 - ケセン語訳」(山浦玄嗣著)

2012-03-18 15:00:27 | 読書
ケセン語訳の聖書?
日本橋の丸善でこの本が平積みされていたには驚きました。ケセン語って何???帯に「被災地の医師が・・・」とあるのを見て、気仙沼地方の方言のことだろうと推測しました。聖書の中でもイエスの言葉を解説する本はゴマンとあるのですが、その多くは聖書学者や聖職者によるもので、一般の読者には取っ付きの悪い、もっとストレートに言えば、理解が難しいもの。そんな中で、地方の一医師が聖書を翻訳したと聞けば、それだけでビッグニュースなわけで、加えて「被災地の医師」とあるので、直ぐに飛びついて買った本です。

読んでみて、大満足しました。ケセン語というのは同じ岩手県でも気仙沼とは別の気仙地域だそうですが、著者はその地域にある大船渡市に住む普通の(?)医師のようです。クリスチャンの家庭だったようで、生まれて間もなく幼児洗礼を受けた熱心なカトリックだそうですが、一方で非常に気さくな人物で、キリストの奇跡も多くは自然現象の中の出来事と、キリスト者にしては大胆な発言をしています。率直なんですね。

その著者が地元の人たちに分かる言葉で四つの福音書を翻訳したその経緯、背景、訴えたいことなどが、この新書判にまとめられています。それが、実に分かりやすい。私は洗礼を受けて7年になりますが、聖書以外に色々な本でキリスト教を学ぼうとしてきましたが、分かったようでいて、可成りの部分が曖昧なまま、今日にいたっています。それらが、大袈裟に言えば、今、ここで解き明かされます、と言った感なのです。例えば:

「隣人を愛しなさい」と言われても・・・ これを「愛する」と言わずに、「大事にしなさい、大切にしなさい」と言われると、成る程。
「イエス・キリストを信じることで永遠の命が得られる」??? 「永遠の命」と言わずに、「いつでも明るく、活き活きと、幸せに生きること」と理解すると、納得。


著者は聖書学者でも聖職者でもないですが、周りの人々にイエスの言葉の真意を伝えたい一念でギリシャ語を勉強して、いわゆる一般人目線で翻訳したようです。ですから、分かりやすいのですね。この本に感激して、著者の翻訳の本番本「ガリラヤのイエシュー(日本語新約聖書四福音書)」(山浦玄嗣訳)をアマゾンで購入しました。ペラペラめくった程度ですが、とても分かりやすく、読むのがとても楽しみです。

季節の変わり目です。

2012-03-16 13:26:13 | 気候・季節
最近ようやく寒さが緩み始めたようで、季節の変わり目を意識する日々になりました。丁度お彼岸の時期でもあり、一足早くお墓参りをしてきました。

お彼岸というと、私の祖母から母へ、そして母から私に引き継がれた慣用句が、「暑さ寒さも彼岸まで」です。小さい頃、よく言われました。9月になってもまだ熱いね、3月なのになかなか暖かくならないね、私がそう言うと、決まって返ってくるのが、「暑さ寒さも彼岸まで」でした。古くからの慣用句だからというわけでないでしょうが、実際、自身の体感としてもそんなものでした。もっとも、これは東京でのことであり、日本列島の北のほうや南のほうでは違うでしょうが。それぞれの地方ごとに、何か季節の移りゆきを表す言葉があるのかもしれないな、などと思ったりもします。

季節の変わり目に使うもう一つの慣用句が、「三寒四温」ですね。これも昔から実感している言葉です。が、しかし、冬から春への季節の変わり目を表すものですが、秋から冬への変わり目に「三温四寒」とは言わないのは何故だろう???

最近こんなことを考えることが多いのでブログに記録するのですが、念のためと思って「季節の変わり目」をグーグル検索すると、体調をくずしやすいということばかり、季節感を味わうよりも、健康管理のほうが現実の生活で重要ですからね。「花より団子」かな (^-^)

「自然死」のすすめ

2012-03-09 15:58:21 | 読書
ギョ!ですが、これは最近読んだ「大往生したけりゃ医療とかかわるな」(中村仁一著/幻冬舎新書)のサブタイトルです。今年発売されたばかりですが、とても興味深い本です。

新聞広告に惹かれて買ったのですが、その広告というのが目次の列挙なのです。どれもショッキング&アイキャッチングです。例えば:
・「自然死」の年寄りはごくわずか
・長期の強制人工栄養は悲惨な姿に変身させる
・家族の事情で親を生かすな
・がんは完全放置すれば痛まない
・「がん」で死ぬんじゃないよ、「がんの治療」で死ぬんだよ
・「早期発見の不幸」「手遅れの幸せ」

二年前に私の母が亡くなったのですが、脳梗塞発作の後の最後の二ヶ月間、うっすらとした意識はあったのですが、全く話すことが出来なく、鼻からチューブを入れての人工栄養状態でした。その時は、病院での延命治療はせずに、お世話になっていた介護施設かかりつけの医者が出来る範囲にとどめることにしてのことなのです。ただ今になってみると、回復(発作前のようにコミュニケーション出来るレベルへ)の見込みがないまま、つらい人口栄養を続けたということは、結果として本人の望んでいなかった延命治療を強制してしまったという悔いがあります。著者は特養老人ホームの常勤医師なので、私の母のケースにも当てはまることが多々あり、心に強く響くものでした。とは言え、私が看とる親はもういないので、これは私自身の将来の問題としてよく考え、事前に意思表示すべきことと受け止めています。

もう一つのテーマが「がん」です。「早期発見の不幸」「手遅れの幸せ」とは、本当に考えさせられています。何のための検査か、何のための治療か、治療で何を目標とするのか、治療もGive & Takeでしょうから、考えるべきことがいっぱい。どこまで回復の見込みのある治療なのか、苦痛を耐えるだけの価値のある治療なのか、単なる延命なのか、生活レベルQuality of Life の改善に役立つものか、等々、人生観・死生観を真剣に考えることの大切さを痛感させられました。

New York ! New York !

2012-03-05 16:58:20 | 

一昨年、昨年と2年続けてイタリアへ行ったので、今年はニューヨークに行こうかなと考えています。アメリカへは、1997年9月にイエローストーン公園を訪れて以来ご無沙汰なので、5年振りということになります。テロに狙われている町という不安がなくもないのですが、大勢が訪れている今時そんなことを言っても笑われるだけだし・・・それに、メトロポリタン・オペラと美術館は前々から家内も行きたいと言っていたものだし・・・そんなこんなで今年の旅の行き先として有力になってきています。



ニューヨークといっても昔の仕事で何度か出張で訪れたのはニューヨーク市北側のウェストチェスター郡の町ばかりで、マンハッタンは大昔(’69年と’85年)の、それも2、3日滞在の記憶だけ。少し勉強してみようと考えて観光ガイド以外でニューヨークについて書かれた本を探して、上記写真の二冊を見つけました。
猿谷要の「ニューヨーク」はアメリカの歴史を研究している学者らしく、ニューヨーク、特にマンハッタンの歴史を丁寧に説明してくれていて、これまで関心のなかった分野に興味をそそられました。特に史料館へは行ってみたいな。
司馬遼太郎の「ニューヨーク散歩」は氏の『街道を行く』シリーズの一冊で、こちらは彼のニューヨーク訪問で出会った人々から町を味わうといった趣のものです。「人」を感じさせてくれました。

さて、次は宿探しかな、といったところです。これから数ヶ月にわたって旅作りを楽しむことになると思います。