気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

iMac奮戦記―その2

2012-08-31 15:44:15 | デジタルライフ
その1をブログアップしてから約二週間、完璧ではないものの、まあ何とか生活出来るレベルで安定しているので、収束までをログします。

8/11 アップルサポートセンターH氏と五度目のコンタクト、バックアップ準備作業での不明点等を相談したところ、納得のいく方策を提示してもらえたので、その方法でもって準備。H氏には翌日、当方の準備が整った後で、再度電話してもらうことになった。この会話の後で、Thunderbirdでメール等のバックアップ作業、外付けHDDに保管、明日の初期化に備える。
8/12 H氏より昼過ぎに電話あり、初期化作業開始。ディスク上のデータの削除は簡単、その後は、アップル社のサーバーに繋いでMac OSをダウンロードしてインストール。これは時間がかかるので、初期設定後にしばらくテストした後で(出来るだけMac標準の基本ソフト以外をインストールする前にテストする)結果を報告する旨を約束して、その段階でH氏との電話は切る。

初期化&インストールは2時間ほどで終了したが、さて、その後が結構な作業となった。先ずは標準アプリのテキストエディットで文章入力をテスト。とは言っても大量には出来ないので、少しずつ。その段階ではカーソルの異常は発生せず。その後、取りあえず必要な最低限のアプリケーションとしてメール(Thunderbird)とブラウザー(Firefox)をダウンロード、インストール。バックアップしたものからメールを元に戻し、ブラウザーもブックマークをバックアップしたものから読み込み。メール・アプリで入力テストしたが、この段階でも異常は発生せず。先ずは一安心。一方で、初期化したため全ての設定が元に戻ってしまったための不都合が多発、アップルサポートセンターに長電話でお世話になった。この日はここまで。

初期化の午後に続いて、翌日、翌々日と三日連続でアップルサポートセンターに電話でお世話になった(家内に言わせると、小生の声がかなり苛立ち気味だったそうだが)。ようやく様々な設定が元通りに戻り、使っていたアップル標準品以外のアプリケーションもインストールし、水曜日からようやく従来のような環境で使えるようになった。

その間にも入力テストを毎日、一、二度続けてきたが、確かに異常は大幅に減っている。
8/12に二度、8/13に二度、但し午前中にA4サイズで十行位の間に二回で、午後、A4でフルページほどの入力では全く異常は発生しなかった。どうやら安定したかなと思った矢先、8/14の朝、一回だけだが、カーソルが大幅に(十行ほど前へ)跳んだ!その後は安定し、8/15はゼロ、8/16に一回だけ、8/17・8/18・8/19とゼロという安定状態が続き、どうやらこれで安定したのかな、と考えていたら、8/22になって朝四回、夜三回とカーソルの異常が頻発、うーん・・・この日はdeleteキーでもって発生したことが多かった。翌日の8/23は安定。Deleteキーもゆっくり押すといいようで。

その後は毎日入力テストをしていないのだが(そう頻繁に長文作成もないので)、メールやfacebookのコメント、それにgoogle検索などかな、そんな状況での印象としてはカーソルが跳ぶという異常現象は、8/22を除いて大幅に減少している。たまに発生するのは、どうもdeleteキーに触れる時のようで、そこを注意していればまあ特に大きな不都合はなく使えている。そんな状況なので、一昨日、アップルサポートセンターのH氏に電話して報告。彼としては完全に解決したいので、出来たら修理に出して欲しいとのこと。ただ、当方にしてみれば、一週間ほど時間がかかること以上に、初期化同様、再度ゼロからやり直しとなる作業の負担が大きいので今すぐその気にはなれない。当分はこのまま使うつもりでいる。将来、どうしても異常が頻発するようなことがあれば、その時には、・・かな・・・

今回の奮戦記はこれで一段落として終了とします。後になって読み返してみたら懐かしいかな。ここ二ヶ月位の間、そして特に初期化前後の数日間は自分としては正に奮闘した気持ちであり、忘れられない思いで(?)になるかも。汗はかいたものの、それでもMacの楽しさ、Mac好きは変わりません。アップル社のH氏には長らくお付き合いいただき感謝の気持ちです。お世話になりました。

ニューヨーク旅行に役立ちそうな本

2012-08-27 15:50:17 | 
秋のニューヨーク旅行に向けて着々と準備を進めています。インターネットで得られる情報は、むしろ多過ぎる状況なので、その中から自分にとって有用なもの、使い易いものを選択することが大きな課題です。ブックマークしたウェブサイトも少しずつ絞り込んでいます。

現地に着いても調べたいことは出てくるでしょうが、その場合には、宿泊アパートが無線LAN対応になっているのでMac Book Airを持参すればそれで済むと考えています。とは言え、これはと思うものは紙の資料として携行したいし、また、印刷物も絶対に役立つと思えるものも持参したい。そんな風に考えている中で、これはと思い携行しようと思っているのが NFTというガイドブックとStreetwise Manhattamという地図です。


地図はStreetwise Manhattanというラミネート加工されて蛇腹折りされた地図がマイチョイスです。携行し易いということの他に、何よりも印刷文字がはっきりしていて「見やすい」、全ての通りの名前が分かります。他のガイドブック等でも地図がありますが、これだけ見やすいものはありませんでした。見やすさという点では、地下鉄とバスの路線図もよくわかり、大変気に入っています。

NFTというのはアメリカで出版されている Not For Tourists Guideシリーズで、そのニューヨーク版はA6サイズで約400ページ左面に地図、右面に文字情報という作りになっており、歩きながらでも開き易そうです。マンハッタンを25に分けただけあって、一つ一つの地図は道がはっきりしており、通りの名前・番号も見やすくできています。各区画ごとに地域の全体像のほか、レストランやショッピングのお店が簡潔に紹介されており、not for tourists(地元民向け?)という洒落たタイトルに相応しいものだと思います。現地で役立ちそうです。

実はどちらもアメリカで出版されているものなのですが、アマゾン・ジャパンで検索すると直ぐに見つかりましたし、また価格もドル価格に近いもので、NFTが1,500円位、地図が700円程度で買えました。多分Amazon U.S.A.からの輸入なのでしょうが、2~3週間くらいで届きました。海外旅行の場合は現地語でないと現地について不自由するので、出来るだけ現地語の地図等を手に入れるようにしていますが、ここでもアマゾンの便利さに感心しています。

ビブリア古書堂の事件手帳シリーズ(三上延著)

2012-08-23 14:03:19 | 読書
毎年夏になると学生向けを意識してか、書店の店頭には名作ものの文庫版が並んでいるが、シニアな小生はこの夏、モダンな小説シリーズ「ビブリア古書堂の事件手帳」三冊を読みました。この文庫本はしばらく前から店頭に並んでいることに気づいていましたが、少女漫画のようなイラストの表紙(下記の写真をご覧あれ)に大きな壁があり、近づけませんでした。そんなことにはこだわりのない妻が、「舟を編む」に続いて本屋さんを舞台にした小説ということで購入したものなので、折角なので小生も読んでみた次第です。



読んでみてビックリ、面白い!漫画風イラストは表紙のみで、中味は古書店を舞台にした、ちょっとばかり心温まるミステリー小説です。ブックオフのような「古本屋」ではなく、神保町にある専門的な「古書店」というのが、それだけで雰囲気を醸し出しますね。しかも舞台が北鎌倉、絵が浮かんできそうです。物語は主人公の一人、五浦大輔が一人称で語るもので、彼は古書店のアルバイト、もう一人の主人公、篠川栞子(しおりこ)がその古書店の店主なのですが、本好きにピッタリの名前ですね。その二人を中心とした「古書と秘密」、「古書と絆」(裏表紙の宣伝コピーより)の物語です。

昨年の三月に第一作が出版されて以来、この6月にシリーズの三作目が出版されたもので、文庫本各刊ごとに三つのエピソードのある短編集みたいなものです。著者は丁度40才のようですが、これまでは現代のライトノベルといったものが多かったそうで、このシリーズで、いわばブレークしたようで、このシリーズは今年の本屋大賞にノミネートされた(文庫本として初めて)そうです。今年は、「舟を編む」以来、本屋や出版社など本を舞台にしたものが流行る年なのかな。次作は来年春だとうか、私にとっては楽しみがまた一つ増えたようです。

朝陽の輝き

2012-08-19 20:34:33 | 気候・季節
最近になって朝陽の素晴らしさ、特に午後の陽射しとの比較において、朝陽の輝くような美しさを痛感するようになりました。我が家の狭い芝生の庭ですが、朝陽に打たれると芝生が青々と輝くのです。こんなに緑みどりだったかなと驚くほど美しく思えます。素人がiPhoneで撮った写真ですが、それでも午後の陽射しに比べて朝陽を浴びた芝生の緑が強調されていると思います。

 
朝の陽射し(8時)                午後の陽射し(2時)

ところが、陽が高く上ると、その芝生の緑が何だか色あせてというか、白っぽく見えてくるのです。多分、陽射しの角度の違いによるものかと思います。斜めからの朝陽に対して、日中の太陽は真上から照りつけるという違いが大きいのだろうと推測しています。ただ、それだけでなく、化学的にもきっと陽射しの要素に違いがあるのかもしれませんね。

大したことではないのですが、60数年生きてきて初めて気づいたことなので、ブログに記録しておきます。まあ陽射し以外でも、もともと朝のほうが好きなタイプなので、その辺も影響しているのかもしれませんが。

iMac奮戦記―その1

2012-08-18 16:53:04 | デジタルライフ
私の愛機、デスクトップ型iMacを購入して約1年半、大画面(21インチ)のキレイな表示、キーボード/マウスのコードレス(Bluetooh無線)による机のさっぱり感、マウスに代わるトラックパッドの楽しい操作性、ウィルス不安のないMac OS、等々、Windowsから移行して大いに満足しています。そんな中で唯一ともいえる難点が、キー入力中に頻繁に発生するカーソル異常の事象です。文書やメールなどで、キーボードからの入力中に突然カーソルが跳ぶのです。跳ぶというのは、前の不特定の位置に突然移動してしまう現象です。うっかり画面から目を外していると、前の文章の途中に文字入力してしまい、変なものになってしまっている、そんな現象です。いつから始まったものか記憶ないですが、多分、購入当初からだったような。頻度は一定ではありませんが、十行程度のメールを打つ間に数回発生することもあり、A4サイズの文章入力でゼロということは殆ど皆無といっていいほど。とは言え、画面を注意していれば済むことではあるので、多少の使い辛さ程度として受け入れてきたのです。それが、別件でアップルのサポートセンターに電話したついでにこのことを話したところ、一般の担当者では解決できず、上位レベルのシニア・アドバイザーに繋がれたことから長い奮闘というか、大変深い問題へ踏み出してしまったのです。

6/20にシニアアドバイザーのH氏に説明、直ぐには解決しなかったが、いくつか試してみるように言われて、問題受付登録。併せて、今後は直接にH氏に繋がるよう、彼の内線番号もいただく。常に留守電になっているので、名前、受付番号、連絡先をメッセージに残すと彼の方からコールバックするとのことでした。上位レベルのスタッフとのコミュニケーションルートが出来たことは一つの前進。
7/3 その後、しばらく試してみたが解決せず連絡をとったが、ここでも解決せず。また別の試行策を提案される。
7/17 三度目の会話では、セーフモードでのテストを提案された。iMacの基本機能に絞ることで問題がなくなることを期待してのものだった。しばらく使ってみて、多少は異常発生頻度が減ったようでもあるが、顕著に減ったレベルには至らず。むしろ、音声がでない、USBを認識しない等々、通常の操作を制限することが多いため、セーフモードは止めにした。
7/31 四度目のコンタクトで、H氏より初期化のやり直しを提案される。初期化することにより、購入時の状況になるので、そこから少しずつアプリケーションを追加しながらテストすることで、アプリケーションによる影響の有無をチェック出来るとのこと。合理的な提案とは思うが、ディスク内容を全て削除となると、アプリケーション、データ、メール、アドレス帳等々、色々とバックアップが必要になるし、アップル以外のものはアップルもサポートしてくれないので、自分で方策を考えなければならない、ゆっくり検討しますと返答して終える。以降、Thunderbirdメールやアドレス、Firefoxブックマークのバックアップについてネットで自分なりに調べを進める。(続く)

メトロポリタン・オペラのティケット購入

2012-08-13 16:27:31 | 音楽・映画
今年の秋のニューヨーク旅行のハイライトの一つがメトロポリタン歌劇場(今後は一般の略称 MET)でのオペラの鑑賞。昨年秋のフィレンツェでのオペラ鑑賞で本場の素晴らしさを実感したもので、ニューヨークでは我々夫婦にとって必須項目です。ニューヨーク旅行を決めた直後からウェブサイトで日程・演目を調べたのですが、切符の購入方法が見つからず、METに直接メールで問い合わせたところ、パトロンや定期会員優先で、一般への発売は8月予定とのこと。それで発売日の発表がないか以降も頻繁にチェックしてきましたが、先週になって8/12発売と発表されました。時刻まではなかったので、現地の0時にあたる昨日の午後1時過ぎにサイトをチェックしたところ、ニューヨーク時間で8/12の正午発売と告知されていました。(やっぱりね)日本だと夜中になるので、まあそこまではしなくとも、ということで、今朝の朝食後にアクセスしました。

上の画面のように、Box Office open to the Public となってました。早速に希望の演目・日取り(既にブックマークしてあります)にアクセスして購入手続きへ。先ずは座席の選択ですが、1階平土間(METではオーケストラ席と呼ぶようです)から6階バルコニーまでイラストと料金が分かりやすく表示されています。希望のセクション(各階別、料金別)と人数を入れましたが、二つまでは seats unavailable つまり売り切れの回答。希望を譲って三回目でもって座席(3階バルコニー)をゲット!ところが、その座席を購入するには9分以内に購入手続きを完了しないと無効になってしまうというメッセージでもって、大慌て。その手続きに入力項目が結構たくさんあるのです。氏名、住所、電話、メール等の基本情報、そして支払いのためのカード情報、その間にも、今後の案内のために登録するかどうかとか、幾つかのメッセージが出るので、間違えないようその度にしっかりと読まなければならない。途中であと7分以内なんて警告まで出るし(汗・・・)最後はチケットの入手方法ですが、現地受取り、郵送、自分でプリントと三つの選択があるので、当然、「自分でプリント」(つまりPDFファイル)を選択、購入内容の確認画面が出て、やっと終了。数分後にはPDFファイルでもって下記のティケットが到着。



いやあ、結構緊張したし、汗もかきましたが、ともかく、これでMETオペラの切符が買えたわけです。昨年のフィレンツェ歌劇場ではPDFは予約票だったので、現地で事前に切符に交換しなければならなかったのですが、METではPDFファイルが切符そのものなので、手間はワンステップ省略できました。それでは11月3日、METでのオペラ「フィガロの結婚」楽しんできます。

今年の夏のマイブーム

2012-08-10 20:13:27 | 気候・季節
最近のマイブームは、スポーツドリンクを水で割ったスペシャルドリンクをマイボトルに入れて、外出時のみならず、家の中でも一日に頻繁に水分の補給をしています。

これまでも水を頻繁に飲むようにしていたのですが、家内がスポーツドリンクと水をミックスすることを始めたので私も試してみたところ、どても美味しくいただけるので、以来、その路線に転換しました。マイボトルに氷を三分の一ほど、水を八分目、それにスポーツドリンクを混ぜるものです。スポーツドリンクは、当初はポカリスウェットやアクエリアスでしたが、最近、アクエリアス・ゼロというのを見つけて、ゼロというのがカロリーなしというのが気に入って、以来、専らZEROを愛用しています。ストレートだと私には少々甘みが気になるのですが、適度に水割りすることで自分好みのスペシャルドリンクになるので美味しく補水しています。

マイボトルは元々はスタバやタリーズのコーヒー用に購入したもので、容量は350ml、冬場以外はしまいこんでいたのですが、ミックスするのに格好なので、また机の横に置いておけば、いつでも一口ずつ飲めるので便利しています。
熱中症予防の意図から始めたものですが、気分的なものかもしれませんが、疲労予防にも効果があるようです。まだしばらくお世話になる日々が続きそうです。

105円の出会いの楽しみ

2012-08-03 16:59:15 | 読書
ブックオフ、大いに利用しています。元々は読み終えた本を売る目的で行くようになったのですし、今でもゴミで捨てることはなく近くの店に売りに行っています。ただ近頃は、合理的な必要性(売却)からよりも、何かいい本ないかなと、買う目的で訪れることが多くなっています。


買うのは専ら105円コーナーです。105円コーナーというのは、その店で引き取った後、多分、ある一定期間売れなかったもの(多分店長の判断なのでしょうが)が値下げしてまわされる場所、きつい言い方をすれば、人気のなくなった売れ残り。でも本の場合は不思議なもので、売れ残りの中に、自分にとっては興味深いものが見つかることがあるのです。しかも、図書館のように何人もの人が読んで汚くなったものではなく、新品同様のきれいなままのものも多いのです。私も汚れたものや書き込みのあるものは嫌なので避け、大体は新品同様なものを買っています。

以前から気になっていた本を安く買えることも嬉しいですが、何よりも嬉しいのは、これまで知らなかった本で自分の興味にピッタリの本に出会うことです。例えば、先週、見つけて買ったのは、犬養道子著「ヨーロッパの心」、篠利幸著「イタリア好き」、前者は愛読している著者の一人ですし、後者はイタリア好きのフリー・ジャーナリスト、どちらもここ十年以内の比較的新しい出版ですが、私はその存在を知らなかった本です。そして、体裁もきれいなんです!そんな本が105円で入手出来るとは、何と恵まれたことかと喜んでいます。

私が読み終えて売却した本も、105円でいいから誰か興味をもって手に取ってくれる人と出会えますように。