気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

自己流ナポリタン

2013-07-30 09:26:11 | 料理・酒類(内食)
先日数十年ぶりで(!)スパゲッティ・ナポリタンを食べてみたのがきっかけで、自分のもっているイメージで自己流ナポリタンを作ってみました。我が家の在庫にスパゲッティがなかったので、コンキリエという貝殻状のパスタを使いました。はい、出来栄えには満足です。



具はタマネギ、ピーマン、パプリカ(黄)、しめじ、それにソーセージ、これらを前もって炒めておき、茹で上ったパスタに和えたものです。ナポリタンのナポリタンたる所以である、日本のケチャップはたっぷりと混ぜました。簡単&美味しい!
結局、「懐かしのスパゲッティ・ナポリタン」とはケチャップ味のパスタということだったのでしょうね。イタリア人は眉をひそめるかもしれませんが、トマト缶詰から作るトマトソースとはまた別の料理として私の口には合いました。イタリアンとかパスタとかの言葉の響きに縛られることなく、料理もオープンな心で向かえばいいのだということを改めて気付きました。

懐かしのスパゲッティナポリタン

2013-07-23 19:27:00 | 食べ歩き(外食)
最後に食べたのがいつだったか記憶ないほど、長いこと(少なくとも30年以上)スパゲッティナポリタンを食べていませんでした。若い頃、イタリアンなどという呼び名もなく、単なる洋食の一つだったと思いますが、スパゲッティ、ソーセージ、ピーマン、タマネギをけばけばしいケチャップ(トマトソースと言うよりも)で和えた、今思えば不思議な料理です。イタリアでは、自宅で似たようなものを作ることはあるかも知れませんが、少なくともレストランでは見たことのないスパゲッティです。カレーライスが印度風日本料理であるように、ナポリタンはイタリア風日本料理 “piatto giapponese alla italianno” とでも呼んだらいいかもしれませんね。

そのナポリタン(始まりのスパゲッティは省いて呼んでいたと思います)が、最近、復活の兆しがあるとか。高齢者が懐かしいのか、若い世代が珍しいのか、どんなタイプのお店で食べるのだろうか・・・それで思い出したのが、大森のダイシン百貨店(このお店そのものが昭和を感じさせる昔風の百貨店ですが)の食堂のガラス張り見本棚にあったことです。それでそのナポリタンを目指して行ってきました。


はい、昔風のナポリタンでした!ソーセージ、ピーマン(千切りでしたが)、タマネギの定番のほかにマッシュルームを加えて、しっかりとしたケチャップ和え、スパゲッティは当然イタリアンのアルデンテではなく、しっかりとした“よく茹で”(笑)。特に大きな感激はありませんでしたが、懐かしさに納得しました。また行こうとは思いませんが、次は自宅で自分のイメージ流に作ってみようかな・・・

電子書籍の”陰”(?)

2013-07-18 14:21:41 | デジタルライフ
キンドルで電子書籍を読み始めたから、もう一ヶ月以上になりますが、あの感激、読み易さについての喜びは今も変わらず、満足しています。

とは言え、一ヶ月、数冊の本を読んでみて、電子書籍のディメリット(“陰”というのは大げさですが)も見つかりました。

一つは、一冊の本という物理的感覚がないため(デジタルデータなのですから、当然なのですが)、どれだけのページ数のうちのどれだけを読み進んだのかが、視覚・触覚的に分からないということです。デジタルグッズらしく、全体の何%まできたか、さらには、そのペースから計算しての残り所要時間の表示もあります。ただ、半世紀以上馴染んできた、「見て」、「触って」というものがないのは一抹の寂しさでもあります。アナログ時計が登場してきた時の感じに似ているかもしれませんね。

もう一つは、これまでは、読み終えて面白かった本はブックオフに出さず、身内や知人の間で回し読みしたりしていたのですが、当然ですが、デジタルではそれが出来ない。特にここ数年の我が家でのベストセラー「みをつくし料理帖」などは家族5人全員で回し読みしていたのですが、そういう楽しみは出来なくなります。印刷本が所有権の購入なのに対し、電子書籍はユーザーライセンス的なのであれば、もっと値段を下げてくれてもいいですね (^-^)

どちらも、だからと言って電子書籍を止めるというほどの不満ではありませんが、紙印刷の本と電子書籍の違いは意外なところにあるなというのが、正直な実感です。それでも“読む”ということに関しては、電子書籍は最高です!

「妻」それとも「家内」?

2013-07-14 13:02:16 | 言葉
最近ちょっと意識しているのが「配偶者」の表現です。
何十年もの間、他人との会話の中で「家内」を当たり前に自然に使っていたのですが(親しい仲間内では女房ですが)、最近は出来るだけ、意識的に「妻」と言うように努めています。と言うのは、妻と夫が対等な表現であり、家内だと、それに対応する主人との対比は差別的表現だとの指摘を(以前からもありましたが)最近また目にしたからです。

言われてみればもっとも、突き詰めて考えると、「家内」は家の中に居る人で、「主人」が家の主というのが語源なのだろうと推測します。とすると、英語のMaster – Slave とまでは言わないまでも、上下差別意識の表れのようでもあり、男女公平を目指す小生(?)としては避けるべき表現のように思えるのです。英語だったらWifeとHusbandしかないので簡単なのですが、日本語は難しいですね。とは言え、長年使い慣れた「家内」から急に「妻」へと切換えるのは中々に違和感もあり、苦労しているところです。一日も早く慣れるといいのですが(苦笑)。


実は、妻/家内も同様の苦労(主人vs. 夫)をしていることが判明、さて、どちらが先に切り替えに成功するかな (^o^)

巣鴨に素敵なお蕎麦屋さんを発見!

2013-07-09 15:26:38 | 食べ歩き(外食)
しばらく前の日経新聞の日曜別冊で紹介されていた都内の蕎麦屋さんのうちの一軒を訪ねてきました。おばあさんの原宿として有名な巣鴨地蔵通りにある『手打そば:菊谷』です。

穏やかな入口です。同じ通りにある他の蕎麦屋さんと比べると、カジュアルの中にお洒落を取り込んだデザインだと思います。店内は6人がけのテーブルが2つ、4人がけが1つ、それとカウンター3席だけという、こじんまりしたものです。脱サラをした店主が店を起こしたのが8年前で、2年前に当地に引っ越して来たとか。メニューで“おススメ”とあった「利きそば」なる、二皿のもりそばをいただくことにしました。が、その前に、お酒のメニューが豊富なので、店主おすすめの四季桜・花神の五勺とおつまみの盛り合わせをいただくことにしました。お昼にお酒はめったにないことですが、たまには・・・ (^-^)

おつまみは奇麗な盛り合わせ、一口づつですが、どれもいい味で、お酒にぴったりでした。箸もお酒も進みましたが、ランチですのでお酒はこれだけにして本番の蕎麦です。

一皿を食べた後で撮った写真なので、行儀悪いものですが、こんな感じです。質素な田舎そばの雰囲気ですが、これが以外と洗練された舌触りでした。そば粉は日替わりだそうですが、この日は茨城県の二つの村からのものでした。味覚の肥えていない小生には、その違いはよく分かりませんでしたが(苦笑)。

何となく撮影ははばかられたので控えましたが、お店は店主とご家族で営業しているようで、それが皆さん、大変感じのいい方々でして、それが料理ばかりでなく、お店全体の好印象に貢献しているようなお店でした。おばあさんに溢れる商店街とはひと味違った素敵な蕎麦屋さんでした。

キンドルで読書が快適になりました。

2013-07-03 16:39:31 | デジタルライフ
アマゾンの電子書籍リーダー「キンドル」を使い(読み)始めて2週間になりますが、非常(ヒジョーーーー)に満足しています!こんなに読み易いとは!ただただ感激しています。

以前から電子書籍という新しいデジタル分野に興味はあったものの、日本では電子化されている書籍が少ないことから一歩を踏み出さずにいました。それが、数ヶ月前に日経電子版で、電子書籍は文字が読み難くなったシニアにこそ最適という記事を読み、新たな興味が湧いてきたのです。確かにここ数年、少しずつですが本の活字が読み難くなってきているのを感じていましたので。ブックオフで仕入れた蓄えが大量にあったので先ずはそれを読み終えるのに数ヶ月かかり、先日、ようやくキンドルを購入した次第です。電子書籍リーダー端末の中でキンドルを選んだのは、日頃からアマゾンで書籍を購入していることと、この分野での先駆者としての実績・安心感からです。


大きさは文庫本とほぼ同じ。重さは、この写真にある厚めの文庫本が300グラムなのに対し、キンドルはカバーを含めて350グラムですから、ほぼ同等。印刷本は片手で読むことは出来ますが、ページをめくるのには両手が必要。一方キンドルは画面のタッチでいいので(スマホと同じ要領)片手で済むので、電車の中での読書も楽です。


私にとって何よりも一番の魅力・利点は文字のサイズとフォントを選べることです。サイズは8サイズあり、私は大きい方から3番目のサイズを使っています。フォントは印刷本で標準の明朝とゴシックがありますが、私は見易いゴシックにしています。上の写真はその設定で同じ箇所を比べたものです。勿論、文字サイズが大きい分だけ1ページ(1画面)の表示文字数が少なくなりますが、ページめくりは軽いタッピングなので何らデメリットにはなりません。

本格的にキンドルで読み始めてから2週間、本当に快適です。画面の明るさも読書環境によって変更できるのですが、中間よりやや暗め程度の設定で読んでいて問題ありません。ブックマーク(栞)以外、メモ書きや辞書等、電子書籍特有の機能はまだ使っていせん。ただ標準的に読むだけですが、その快適さに大満足しています。読むのが楽しい!丁度2年前にWindowsのノートパソコンからiMac(マックのデスクトップ型)に切換えた時に似た感激です。価格的には7,980円とiMacの十分の一以下、コンテンツ(電子書籍)で稼ぐアマゾンの戦略ですから当然でしょうが、読書好きには有難いことです。後は電子書籍のメニューが拡がることが願いです。最近の新刊書籍は活字サイズが比較的大きくなっていますが、昔の文庫本は文字が小さい、そういうものほど電子化してくれると有難いのですが。出版業界に期待しています。