気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

今年の “初めて”&“始めた” を振り返って

2013-12-30 11:15:29 | 気候・季節
昨年に引き続いて今年も“初めて&始めた”ことでもって、一年を振り返ってみたいと思います。どれもブログアップしたものなので、今読み返してみると当時の興奮が伝わってくるようです。

フィレンツェでの3週間の滞在(3月)
50才を過ぎてから夫婦で海外旅行(出張ではなく)をするようになって以来、いつか、ゆっくり、じっくりとヨーロッパの町に滞在してみたいという憧れがありました。2010年にはソルデヴォロ村(ミラノの北西)、2011年にはフィレンツェで、それぞれ10日間の滞在を楽しんだのですが、“もっと”という気持ちが強く残っていました。それで今年は3週間、フィレンツェのアパートに滞在しました。しかも妻が都合により10日で帰国したため、後半の10日間は単身での滞在、いわば“フィレ・ちょん”になりました。楽しかったこと、つまらなかったこと、夫々ありますが、ともかくも“喉に詰まった魚の骨”が取れたような感覚です。十分満足したので、今後は、もう3週間とは欲張らないと思います(苦笑)。

デジタル手帳(2/22)
セールスマン時代には会社の手帳、その後はシステム手帳を長らく使ってきました。退職後も何となく習慣でシステム手帳を使い続けてきたのですが、今年、iPhoneのカレンダー(iCal) に切換えました。一番の理由は、外出時に携行する持ち物を少なくすること。システム手帳がなくなった分、スッキリ、身軽になりました。且つ、家ではデスク上のiMacと同期されているので、キーボードから更新出来ることも助かっています。

5年日記(6/16)
ノン・デジタルでの楽しみとして5年日記を始めました。友人に刺激されたのですが、同月同日に何をしたかが後になって比べられることが面白そう。A5のルーズリーフのブランク用紙に5年分を並べたものを自作しました。一日が3行程度、書き足りないこともあるし、2行にも満たないこともありますが、後年の楽しみとして続けています。また、普段使うことのない万年筆を使う、いい機会にもなっています。

電子書籍・キンドル(7/3)
まだまだ電子化された書籍が少ないこともあって時期尚早と思っていたのですが、文字のサイズを自由に調整出来ることは正にシニアの読書にピッタリとの新聞記事を読んで、踏み切りました。アマゾンの読書専用機・キンドルを夏前に購入しました。文字サイズは8段階あり、私は大きい方から4番目にしました。また、文字のフォントも、通常の明朝体のほかにゴシック体を選択出来るので、ゴシック体にすると、見栄えは明朝体に劣りますが、何しろ読みやすい!それと、電池の長持ちすることも気に入っています。仕様上は8週間、使ってみて、毎日読むわけではありませんが、一ヶ月以上は十分に持ちます。まだまだ印刷本と併読ですが、今後、間違いなく電子本を読むことが増えていくと思います。

ラテ・シェーカー(5/6
3年前からコーヒーはカフェ・イタリアーノ、つまり、直火式のモカ・エクスプレスでもって濃い目のコーヒーを楽しんでいます。イタリアでは午前中だとカプチーノをよく飲んだのですが、自宅ではその泡が作れないのが残念。電動のシェーカーがあることは知っていましたが、大きいので敬遠していました。それが、新聞記事で手動式のシェーカーの存在を知り、直ぐに飛びつきました。コンパクトさ、手入れの簡単なこと、そして、“手作り”の楽しみが気に入っています。いかにも「やってるぞ」という感覚です。当初は失敗もありましたが、その後は安定した出来栄えとなり、殆ど毎朝、イタリアン・カプチーノを楽しんでいます。

主要なものとしては以上ですが、他にマイナーですが気に入っているものが二つ。一つは“ぶっかけ蕎麦(9/7)”、ひょんなきっかけから試してみたら、意外に汎用性(!)があり、残り物を何でもぶっかけにして蕎麦と一緒に食べるようになっています。何でも、まず合わないというものはない、と言えるほどです。栄養バランスも良くなるし、冷蔵庫も片付くし(笑)。
もう一つはiPhoneでのパノラマ写真(11/14)、それほど大袈裟なものではないですが、対象によっては非常に拡がり感が出るので気に入って愛用しています。友人から酒の席で教えていただいたものですが、自分にとっては今年のはまりものの一つです。

こうしてみると、“チャレンジ”的なことの少ないのが残念。でも継続出来ていることには満足。来年も新しい楽しみを見つけられますように。

クリスマスモード全開!

2013-12-21 15:05:48 | 気候・季節
いよいよクリスマスが近づき、あちこちで飾りつけを楽しんでいます。
今日がイタリア語講座の年内最終回でしたが、清泉女子大学はカトリックの修道会が経営している学校なので、当然、イエス・キリスト降誕日(クリスマス)をお祝いする備えは十分!
 
この部屋は常設の礼拝堂ですが、この時期には台座の手前にイエス・キリストの入った揺りかごが置かれます。ちっちゃなのが却って可愛い!
 
クリスマスツリーは元々ドイツで始まったものだそうで、イタリアでは古くから聖家族を表したプレゼピオを飾る習慣だそうです。清泉でも本館ロビーには1メートル近い高さの大きなものが置かれ(左写真)、旧館の暖炉跡には小粒の可愛らしいプレゼピオがあります。

  
先日は友人のすすめで丸の内に今年オープンしたKITTEのホワイトツリーを見に行きました。吹き抜けのロビーに飾られた大きなもので、銀座ミキモトの緑のツリーとは違った趣きを感じました。医療機関でも飾るようで、右は京橋に出来た亀田クリニックのものですが、これはこれで日本的というか、アメリカ的というか、ポピュラーなものでいいですね。


最後に我が家ですが、ツリーは人工のもの、天然の樅の木など、以前は飾っていたのですが、最近は妻が趣味で作るクリスマス・リースだけを楽しんでいます。身内の私が言うのも何ですが、今年のリースは板の茶色をベースに、緑と赤が上手く配されていて気に入っています (^-^)""

勉強中のイタリア語で: Buon Natale!

チャイコフスキー(+)神尾真由子

2013-12-16 13:01:40 | 音楽・映画
昨日、3ヶ月振りにミューザ川崎のコンサートへ出掛けました。

開演前のホールの様子を、最近友人に教えてもらったiPhoneのパノラマ写真でもって撮ってみました。こういう風景はパノラマならではの広がりが感じられますね。楽しい。

演目はチャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」とヴァイオリン協奏曲、後半がストラヴィンスキーの「春の祭典」とロシア作曲家特集でした。

神尾真由子の生の演奏は初めてでしたが、いやあ、熱演でした。一世代前の諏訪内晶子の“静”と比べて好対照の“動”です。身体をかがめたり、反り返ったり、足を前に後ろにと、殆どじっとしていることのない演奏振りで、見ている立場からは楽しかったです。帰宅後に同じ曲を諏訪内晶子のCDで聴いてみると、演奏にも、やはり、“静”と“動”の特徴が感じられました。チャイコフスキー・コンクールで優勝して話題になってから6年、外見的にも大人になってきたようで、“見る”楽しみも出てきたようです。

指揮者はクシュトフ・ウルバンスキというポーランド出身の若手でしたが、彼の指揮振りも面白かったです。狭い指揮台の上でダンスをするように動き回るのです。そのせいか、終わった時には足元がぐらつくような・・・アンコールに応えて何度も往復した時には、疲れ切っていたようでした。

最後のストラヴィンスキー「春の祭典」は過去にも聴いたことのある演目ですが、今回も好きにはなれませんでした – 残念。それでも、フルオーケストラの凄さは堪能しました。弦楽器が60人、管楽器が40人、それにパーカッションが6人と、ステージいっぱいに並んでの演奏は、その音量だけでも凄いもの!生のコンサートならではの鑑賞を楽しみました。

ワインオープナーの楽しみ

2013-12-14 15:24:32 | 料理・酒類(内食)
ワインを自宅で頻繁に楽しむようになって20年位になりますが、その間、ワインオープナーについては色々と試してきました。
始まりはどこにでもころがっているようなT字型のものだったかな。それから今でも広く使われている金属製のウィング式やベル式と呼ばれるものも、いくつか使ってきました。
 
どちらも“ごっつい”タイプなのがイマイチと思いながら結構長い間、使っていました。


その間に、勿論、ソムリエナイフと呼ばれる、いわば“カッコイイ”ものも使いましたが、これは専門家がやるようにはカッコ良くは使えず、引出しの宝物化しています。やはり簡単にプロの真似は出来ないようです、残念。

そのように試行錯誤している中で出会ったのがスクリュープルScrewpullでした。アメリカで生まれたものだそうですが、スクリューがコルクに真っすぐに入り易いことが特徴です。コルクをあける時の失敗の原因は、多くは真っすぐに、垂直にスクリューを入れられないことなのですが、スクリュープルは “真っすぐにならない失敗の可能性” を極力抑えた設計になっていることが、素人目にも目で見て納得できるものでした。これに出会ったのが5、6年前なのですが、残念ながら当時のものが、ネットで画像検索してもとうとう見つかりませんでした。

その気に入って愛用していたスクリュープルですが、昨年、とうとう壊れてしまいました。残念。同じものが見つからなかったので、同じブランドのスクリュープルで検索して、購入したのが、このポケットモデルです。
 
これはコンパクトだし、見栄え的には特筆することもないようなのですが、こと、ワインを開けることに関しては天下一品です。廉価で(2千円程度)実用的なので、満足して使っていたのですが、ひょんなことから、今年の春以来、常用席をイタリアンに譲っています。


何型というのか、電動タイプであるような形をしていますが、これは手動式です。今年の春にフィレンツェに行った時に購入したもの。イタリアですので滞在したアパートにもワインオープナー(ウィング式)があったのですが、どうにもゴツいタイプだったので、フィレンツェ滞在の記念にと、町の台所用品を扱っている店で購入しました。大した期待はしていなかったのですが、いざ使ってみると、これが中々のスグレモノ。筒状のものがワインの瓶の首を包むような設計なので、スクリュープルと同様に失敗(スクリューが垂直に入らない)のないことが気に入っています。

この20年ほどの間に10個以上のものを使ってきましたが、私にとっては、ワインオープナーもワインの楽しみの一部と考えています。という理由(口実?)で、これからも新しいものを試してみることになるだろうと思います。

ステップ台をバージョンアップしました。

2013-12-08 14:31:36 | ヘルス
4年ほど前からステップ台の昇り降りを続けていますが、一ヶ月ほど前に新しいものに移行しました。
 
新しいものは傾斜がついていることで、ふくらはぎを刺激する効果もあるとか、また従来のものより高い分、運動量も多くなるようで。というのが紹介されていた謳い文句ですが、私自身は、それよりもコンパクトになっていることに惹かれたのです。

右の写真で比べると一目瞭然なのですが、ずっと幅が縮まっています。従来のものは収納場所に困っていて、邪魔になることが多かったのですが、新しいものは部屋の隅に目立たずに置けるので満足しています。また、重さも軽量化されているので出し入れが簡単と、いいことずくめ (^-^) これから長くお付き合いいただくことになりそうです。

4Sから5Sへ、iPhoneを移行しました。

2013-12-04 13:29:54 | デジタルライフ
3G (Softbank) から始まって4S (au) を経て、三台目のiPhone 5Sシルバー (docomo) に移行しました。
私にとって移行の狙い・目的は軽量化です。厚さが薄くなったこと、画面が縦に長くなったことなどの外見的な特徴も嬉しいことですが、何よりも軽くなったiPhoneというものに魅力を感じていました。昨年のiPhone5の発表で既に実現されていたことですが、昨年はまだ4Sの分割払いなど24ヶ月のしばりがあったので、今年まで待った次第です。

2年前の4Sの購入時にはアップルストアで2時間もかかる(1台です!)という苦戦を強いられたことをブログで報告しましたが、今回は最近、近所にドコモショップが出来たこともあって、地元で手続きしました。妻の分(ゴールド)と合わせて2台の手続きで2時間半、待っている時間つぶし用に文庫本を持参していたこともあって、前回ほどは汗をかかずに済みました。
auからドコモに移行した理由は単純に経済面だけ。MNPの利用で実質ゼロ、プラス、期間限定キャンペーンとかでキャッシュバック(その場でキャッシュを手渡されました!)もあり、実質ゼロどころか、実質プラスx万円となりラッキーでした(^-^)。

手に取ってみて、軽い!でも、数時間遊んでいる間に、その軽さが当たり前になり、特に軽いとも感じなくなってしまいました。慣れは恐ろしいものです。遊んでみると、4Sと比べて画面が遥かにキレイです。妻は使っているアプリのグラフで4Sでは読めなかった文字が、5Sで読めるようになったと喜んでいます。外での回線速度が3GからLTEに代わったことでリスポンスが早くなりましたが、その分、毎月千円ほどの増額ですから、当たり前かな。5S固有の指紋認証はまだ試していません。隣の5S同士でBluetoothでもって簡単に写真のやり取りが出来るのは便利。その他、機能的には5S固有というよりも、iOS最新版の機能が多いようですが、少しずつ、新しいことも試してみたいです。移行してまだ3日ですが、ともかくも、しばらくは新しいオモチャを手にした子どものような気分です!

ドキッ!呆然!・・・ほっーーー

2013-12-01 15:40:42 | デジタルライフ
先日、大変貴重な体験をしました。
夜、TVを見ながらMac Book Airを膝において遊んでいて、何かの拍子に“マイファイル”という、これまでに見たことないフォルダーが開いてしまい、見ると大量のファイルがありました。このMBAはドライブ容量が小さいこともあり、一旦保存・作成したファイルも、必要なものは全てメインのデスクトップiMacで保存しているので、不要と考えゴミ箱へ。且つ、ディスクスペースを解放するには“ゴミ箱を空にする”ことが必要だろうと、ご丁寧にも空にしました。

翌日、iMacからボランティア仲間で共有しているオンラインストレージDropboxにアクセスすると、フォルダーはあるのにファイルなし、全て空になっていた!え、え、ウソ、ウソ!!
どうやら、Dropboxはネット上の他に自分のローカルストレージにも同じフォルダーを作って同期しているので、MBAのローカルからでも削除すると、ネット上からも消えてしまったようなのです。と想像したところで、真っ青に!!!

慌ててアップルのサポートセンターに電話でSOS、「一旦ゴミ箱から削除したものを復元する方法はないでしょうか?」回答は残念ながらノー、市販のデータ復元ソフトを試してみては如何でしょうか、でした。落ち込んだところへ、「ところでですが、Macのバックアップ機能 Time Machineは使っていませんか?」Time Machineは指定された外付けドライブに自動的に、且つ頻繁にバックアップを作成してくれるiMac標準のアプリケーションで、iMacを導入した時に、念のためにと、外付けドライブに設定しておいたものです。こんな感じです。

ラッキー!これまで使ったことがなかったので使い方を教えてもらったところ、実に簡単、時系列にバックアップがあるので、最も妥当と思われるタイミングの時点のものから、該当フォルダーを指定して復元できたのです!正に、バンザイ三唱でした (^o^)

安易なファイル削除の怖さ、バックアップの大切さ・その威力、分かっていたつもりのことが、何年振りかの体験で(実は20年ほど前にもファイル喪失を体験したのですが、当時は数時間かけて再度手作業で入力することで解決できるレベルのものだったのです)、改めて重要性を再認識させられた次第です。気を付けなければ!