気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

半世紀ぶりのギター練習

2015-03-29 14:03:44 | 音楽・映画
半世紀ぶりにギターを再開して一ヶ月を超えますが、楽しく続いています。
50年以上といえば、ほぼ初めてと同様なので基本の基礎から始めたのですが、半世紀を経てみて、その取組み姿勢が大きく変わったことに自分自身、驚きを感じています。

50年前はアメリカのフォークソングが大好きで、特にレコードでよく聴いていたPP&Mやブラザースフォーの歌を歌いたいという気持ちが全てで、そのために、とにかくコードを覚えてギターを掻き鳴らすといった感じでした。歌が8割、ギターは2割程度だったかな。ですからギターについては“学ぶ”という考え、姿勢はなく、失礼な言い方ですが、あくまで歌の伴奏、アカペラでは寂しいので、といった程度でした。

それが半世紀を経てみると、ティーンエイジャー時代の急ぐ気持ちはなく、少しはシニアらしく落ち着いたのか、ギターの弾き方を学ぼうという気持ちが大きくなっているのです。ギター教室もネットで調べたのですが、先ずは指を慣らすことと、自習をしてみようということで、市販の教則本から開始しました。教則本といっても今の時代ですから、当然CD付きです。そのCDをMacに読み込ませておくとiTunesでもって特定の箇所を繰り返し聴くのがスムーズにいきます。
 

主要コードを使ってスリーフィンガーの繰り返し練習をしているので、教則本もまだまだ始めのページにとどまっていますが、慌てず、焦らず、気長に練習しています。昔と違うなあ、“思えば随分と気長になったもんだ”(笑)

21世紀は教則本のCDの他に、YouTube強力な味方です。分かりやすく撮影して、いくつものパーツに分けてYouTubeにアップしてくれる親切な方々が大勢いるのです。
 
指の動きを目で見ることが出来るのはいいですねえ。有難いことです!譜面と音の他に、動画もあることは、それも無料で見ることができるなんで、有難いことです。

まだまだ道は遠いですが、目標はPeter, Paul & Maryの曲を弾き語りすること。取り敢えず(気の早いことですが)PP&Mの楽譜本を手に入れました。ここでも驚きがありました。
 
今時、彼らの楽譜があるとは正直期待していませんでしたが、先ずはヤマハ、山野楽器など数件の楽器店をチェック。当然、なし、50年以上も昔の、それもアメリカの音楽の楽譜のあるはずがない!それで念のためと思ってアマゾンで検索してみたら、なんと、アメリカ出版のものが日本のアマゾンで在庫していたのです!これは驚き!!早速に注文したら翌日届きました!!!

ということで環境は十分整備されています。あとはひたすら練習あるのみ、さて、どれだけ続けられるかな・・・

“幸せと思う”秘訣

2015-03-24 16:28:14 | 読書
最近読んだ二冊の本は、ありきたりの生活の中で、どうやったら幸せになれるかについて共感を覚えること大でした。

1冊目は「今日もていねいに:暮らしのなかの工夫と発見ノート」(松浦弥太郎)

雑誌“暮しの手帖”編集長のエッセイですが、その中のいくつかを抜き出すと:
*小さな嬉しさがたくさんある一日であれば、ほんのり幸せになります。
*楽しみは発見するもの、喜びは工夫から生まれると信じています。
*その日の体調や環境、忙しさやお財布の具合、あらゆる制約がある中で、「今の自分が選べるなかで、最良の食事はなにか?」をきちんと考え、選択しよう。

2冊目は「フランス人は10着しか服を持たない:パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣」(Jennifer Scott)

アメリカ人留学生がパリのホームステイで学んだことをまとめたもので、原題は”Lessons from Madame Chic”  最近フラン人女性の生き方をテーマにした本が多いようですが、アメリカ人大学生がパリに留学してホームステイした家庭の奥様から学んだ視点というのが興味深いので読んだ次第です。正直、書店で買うときは一抹の恥ずかしさもありましたが(苦笑)

*一番良いものを「もったいないから」と取っておくのはやめる。毎日、一番良いものを使おう
*ささやかなことに喜びを見出すのが、幸せな暮らしを送るための秘訣。
*日常のありふれたことに喜びを見出せれば、毎日がハッピーで楽しくなる。
*食事の時間は人生の中で大きな割合を占めている。だから大いに楽しもう。

上の二冊は全く違う分野の著者ですが、共通するものが多々ありました。

続いて、書籍ではないのですが、上記2冊の本を読んでみて、しばらく前にTVのスーパープレゼンテーションという番組で見たものを思い出したのです。
“幸せになる3つのA”というのがテーマで、Attitude(前向きな態度)、Awareness (豊かな感性)、Authenticity(本当の自分を生きる)を取り上げていました。プレゼンターはカナダの移民二世(父はインド人、母はアフリカ人)ですが、彼の生き方というか、幸せになる秘訣は、日々の小さな出来事の中に素晴らしさを感じることだというのです。英語ではAwesomeという言葉を使っていますが、毎日、「いいね」という感覚でAwesomeなことを見つけようと過ごしており、それをブログに綴ったものが大人気になっているそうです。1,000見つけるまで続けるとか。


日本、フランス、カナダという全く違う国の著者たちですが、どれも言っていることは共通のように思えます。日々の些細な出来事の一つ一つを大切にする中に、素晴らしさや喜びを見出すことこそ、自分の生活を幸せと思うようになれる秘訣だと言っているのでしょうね。200%同感です。私自身の今日のAwesomeは?こうして楽しい本に出会えたことが、Awesome、それと、このブログを通じてどなたかとその喜びを分かち合えることも Awesomeです!

ベートーベンのオペラ「フィデリオ」

2015-03-18 15:18:09 | 音楽・映画
ベートーベンの生涯唯一のオペラ作品という「フィデリオ」をTVで観ました。昨年12月、ミラノ・スカラ座のシーズン開幕公演を収録したもので、イタリアの大統領が貴賓席に、また、開演前にはイタリア国歌の演奏があったりと、開幕公演らしさというものを初めて見ることが出来たのも興味深いものでした。

ベートーベンのイメージは私の中でオペラに結びつかず、これまで全く関心がなかったのですが、スカラ座の開幕公演ということで夜中の番組を録画し、二回に分けて(2幕ものなので)ゆっくりと鑑賞しました。

素人の感想で恐縮ですが、これまでのイメージとは全く違って、素直に綺麗な音楽がいっぱいなので、退屈することなく楽しむことが出来ました。ヴェルディやロッシーニといったイタリアオペラとは全く違いますし、同じドイツ人のワグナーの重厚さとも違う、モーツァルトの軽快さでもなく、でもどちらかと言うとモーツァルトに近いのかな、特に耳に心地よいメロディーの中にはモーツァルトを思わせるものもあったし。とは言え、ベートーベンはやはりベートーベン、その“らしさ”は特にフィナーレの全員での合唱で、第九の第4楽章“歓喜の歌”の盛り上がりにそっくり!あ、ベートーベンだ!

こんな素晴らしい作品を書いたベートーベンなら、もっとオペラを手がけてくれても良かったのに・・・また違った演出で観る機会を期待しています。


花粉症対策グッズ:その2

2015-03-13 11:30:18 | ヘルス
花粉飛散(“悲惨”のほうが似合う!)のピークが続いています。2月下旬からひどくなっているのですが、昨日のニュースだと、今年の飛散量全体のまだ2割だとか!今月いっぱいは涙目が続きそうです。

そんな中でも外出時には必死に防御を固めています。

特に目ですが、昨年は通常のメガネに取り付けて周囲をカバーするタイプ(写真左)を使ったのですが、今シーズンもと先日装着しようとしたところゴムが切れてしまいました。小さなゴムなので修復できないので、今年は写真右側のもの、メガネの上にそのままかけるタイプを購入しました。

かなり人相が悪くなりますが、必死です。息子はメガネをかけていませんが花粉症なので、今年からは同様のタイプを使い始めて大変具合がいいと喜んでいました。私は効果のほどは不明ですが、絶対にしないよりはベターと信じて外出の度に使っています。

そんな対策も軽く吹き飛ばされたのが、火曜日の黄色い雨!

雨の上がった翌朝、駐車場で見つけた黄色の粉、中国からの黄砂かなと思っていたのですが、後でネットで検索してみると、どうやら花粉だったようです。ひどいものです。その晩は、目は痛いわ、鼻は詰まるはで、よく眠れませんでしたが、これを見て納得です。
やはり、シーズンが終わったら、保健診療の対象になっという舌下治療を始めようかなあ・・・

パスタ風うどんは失敗

2015-03-09 15:00:41 | 料理・酒類(内食)
普通にうどんを茹で、ツユをかけて食べるつもりだったのですが、冷蔵庫の残り物を出してみて急遽、考えを変えました。明太子があるなら、明太子スパゲッティがあるように、うどんだって明太子で和えてもいいんじゃないかな。それに茹でたブロッコリーをほぐして混ぜ、それの上に豚肉・カリフラワーの茎・ウドを炒めたものをのせるというものです。明太子、茹でブロッコリー、炒めもの、全て冷蔵庫の在りモノです。
で、出来上がりが、コレです。

味はまずまずだったのですが、うどんは粘りが強いために、水分なしだと絡んでしまうので、皿に取り分けるのにも、食べるにも、ちょっとばかり厄介でした。焼うどんに使ううどんは、きっと、もっとしっかりとしたタイプなのでしょうが、我が家で日頃から使っているうどんは、どうやらこのパスタ風には向かないようでした。

思いつきは良かったのですが、結果は・・・何事も試してみないことには(苦笑)。

お気に入りの魚ランチのお店

2015-03-05 14:15:44 | 食べ歩き(外食)
昨年の秋に偶然見つけた店の魚料理ランチが気に入っています。銀座7丁目、新橋から数分の位置にある保志乃という小料理屋、昼しか行ったことがありませんが、ランチメニューがどれも私にとって食べたいモノばかりというお気に入りの店です。

左がお店の外観、ビル1階の路面店で入りやすいのもグッドです。地下の店は何となく避けがちです。
 
右が常設メニューですが、この他に、牡蠣フライなど季節メニューもあります。

メニューはどれも魅力的ですが、行く回数も限られているし、席に着くと、ついつい同じものを注文することが多く、なかなか全メニュー“食破”とはいきません。
これまでで複数回いただいたのが、これ、むつかまの西京焼きです。私は魚のかまが大好きで、“かま”をメニューに見ると直ぐ食べたくなる口なので、これは大のお気に入り。
 
昼の定食ですので、どれにも左写真のように、メイン皿のほかにご飯、味噌汁、漬物、小鉢がついてきます。

牡蠣フライ(左)も季節限定ですので、何度かいただきました。ほどよいサイズの牡蠣で、ふっくらとフライされ、美味しい!
 
さばの味噌煮(右)も和食ランチの定番で私の好物の一つです。こちらのサバ味噌は、しっかりと煮込んであり、標準的な(イメージどおりの)味付けが気に入っています。

先週いただいたのがコレ、いわし煮です。
 
しっかり身のついた鰯の生姜煮、我が家で妻の作る梅肉煮とは違った甘辛味ですが、とても美味しかったです。鰯は美味しいのに安い、不思議な魚です。この店でも鰯だけでは悪いと思ってか、お刺身(マグロとカツオ)が添えられてきましたので、3種類の魚が楽しめるお得なセットでした。

まだまだ他のメニューも食べたいと思っているのですが、さて次回、席について何を注文することになるだろうかな・・・