気ままなひとこと

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祈りについて

2011-06-11 15:23:08 | キリスト信仰
数年前にキリスト者となってから祈ることを覚え、朝晩の祈り、教会の礼拝での祈り等々、出来るだけ祈るように努めています。祈りに決まりはない、ただ神に語りかけることと考えています。その祈りの中で、自分や自分以外の人々の幸せや慰めを祈ることは比較的容易いのですが、そのようなご利益的なことではなく、ただ単純に心の中での信仰を求めて祈ることは中々集中が難しいと感じています。

そんな中で、5月に初めて参列した(テゼの歌をうたいながら)という「黙想と祈りの集い」は歌うことで祈るという、これまでに経験したことのない場でした。それに感動したので、昨夜、再び彼らの集いに参列してきました。昨夜は四谷の雙葉学園内にあるニコラ・バレ聖堂でした。


この集いは一時間半なのですが、その内の殆どの時間(少なくとも一時間以上)を歌うことで祈り続けます。そこで歌うテゼの歌と呼ばれるものはテゼの共同体がそれように作ったもので、短い歌詞のフレーズを繰り返し穏やかなメロディにのせて歌います。例えば
「歌え主に、感謝、恵み深い主に。歌え主に、感謝、アレルヤ。」
http://www.youtube.com/user/sorgenteviva#p/c/283B2AEBB3E8594B/4/t43SO604KMo
繰り返し歌うことで、いつの間にかその言葉が、歌でなく「祈り」のように感じられるようになるのです。不思議なことですが、心休まる祈りになるのです。

会場は決まった場所を持っていないので、あちらこちらの教会を貸していただいているようで、特に大掛かりな装飾はなく、この写真(これは昨夜のものではなく、別の機会のものをネットで見つけたものですが)のように、小さなロウソクを多数並べるだけです。牧師や神父といった指導者はおらず、ボランティアの若者達だけで歌の祈りを進めています。祈りのスタイルも自由ということで、歌のリーダーたちの中には床に座って祈る者もいます。教派や形式にとらわれず、ただひたすらに歌い祈ることがこんなにも心地よいことだとは!素晴らしい出会いに導かれたことに感謝です。


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