気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

植木屋さんのお陰でさっぱりしました。

2012-06-28 13:36:58 | 気候・季節
私の住んでいるマンションでは毎年6月に植木屋さんが手入れをしてくれます。我が家の前の庭では、生け垣の金木犀、皐月の植栽、白樫二本、それに芝生を剪定・手入れしてくれます。今年は先週の金曜日の予定が雨で延期されましたが、今週の月曜日に無事に終えました。

先ずは強力な芝刈り機で芝刈り、皐月の植栽も電動のバリカンのようなもので一気に剪定、見ていて自分が理髪店でバリカン刈りされているみたいな気分になります。電動機器の威力は凄いですね。
 

お昼過ぎに外出から戻ってみると、白樫も金木犀も見事にサッパリと剪定されていました。こちらは職人さんの手作業での剪定ですが、作業を終えたばかりのようで、剪定した枝木や道具も散らかったままでした。
 
しばらくして後片付けを終えると、次の写真のように奇麗になりました。生け垣の金木犀は向かい隣家の屋根を越えていたものが、こんなにサッパリ、白樫も風通しがよくなり、夏を迎えるにふさわしく涼しげになりました。
 

自分が散髪してスッキリしたような気分で、すっかり満足しています。植木屋さん、有難うございました!

スペシャル・オリンピックスのウェブサイトがリニューアルされました。

2012-06-26 14:38:55 | スペシャルオリンピックス
昨年このブログでも一度報告したスペシャル・オリンピックスのウェブサイトのリニューアル・プロジェクトが完了しました。いわゆる“プロボノ”の支援を受けて出来たもので、各分野の専門家の手になるものです。6年ぶりのリニューアル、デザイン、色使い、非常にモダンでいいですねえ。


http://www.son-tokyo.or.jp/

今回のリニューアルでは、デザインばかりでなく、その構築も最新のものになりました。これまでは htmlベースで作成・更新していましたが、今回は Movable Type (MT)という最新のCMS(Contents Management System)ツールが使われています。裏ではhtmlファイルとして動いているのですが、作成更新のユーザーインターフェースが変わりました。このブログのようで、ワープロ感覚で簡単に作れるというのが利点なのですが、ブラックボックス的でもあり、まだまだ戸惑っています。新しいものに変わるということは、「加齢に比例して」ハードルが高くなっていくようです。新しいチャレンジと、前向きに捉えたいのですが、はて、さて、どうなることやら・・・

「私のヨーロッパ」(犬養道子著)を読了

2012-06-19 16:30:25 | 読書
久し振りに犬養道子の著作を読みました。私より20才以上も年長の評論家で、近年は難民救済活動に積極的に取り組んでいるとか。私は彼女の欧米生活をもとにしたエッセイを数冊、興味深く読ませてもらっていますが、今回は1970年代初頭にヨーロッパに滞在していた時に雑誌「ミセス」に一年間連載したものだそうです。40年経った今読んでみて、何の違和感もなく、時代遅れの感も全くなく、ヨーロッパというものを理解するための様々な視点を紹介してくれています。

曰く;
・ギリシャ芸術・哲学、ローマの法律・インフラ、キリスト教、ローマ帝国以降に君臨したゲルマンなど、歴史と文化の共同背景をもつ有機体なればこその、相互相違と複雑多岐性こそがヨーロッパである。
・それら四つの共通/共同要素が時の流れの中で、混じり合い、溶け合い、独自の個性を生み、その個性同士が結ばれ、破壊され、その過程の中から、ユニークではっきりした生き方と考え方が生まれた。
・それは「市民が生きること」を優先とし、そのために「市民自身がルールを設けて、それを守る」という意思である。個人の生活と集団の生活との関係を、どちらか一方を犠牲にすることなく、一種の調和と緊張感によって保つすべ(術)である。市民共同体の生活ルールを、強制されずに守る意思と行動である。

なるほど!民主主義という近代に発生した考えよりも、もっとずっと幅広い生活観のように思えるし、そうした視点でみるとヨーロッパのことが良く理解できるように思えます。
市民共同体での生活で必要だからルールを作り、自分たちの必要から作ったルールだから、何としても守るんですね。

私が大好きなイタリアの自治体には、都庁/区役所/町の出張所といった規模による階層構造や区分はなく、すべてコムーネ(共同体)という名称が使われていますが、納得です。規模に関係なく「市民共同体」なんですね。そう言えば、一昨年滞在したソルデヴォロという3千人の村も、その近隣の5万人の町も、昨年訪れた人口30万のフィレンツェも、全てComune di Sordevolo / Biella / Firentzeという表示でした。アメリカでのvillage, town, city といった規模による名称の違いはなく、どれもが共同体というわけです。ふーーーん

著者はこうも言っています。
「動かされない確乎としたもの、いつの時代にも当てはまる普遍性を備えたもの、そういうものをヨーロッパは無数に作り出してきた。」

これがヨーロッパの特徴であり、魅力となっているのですね。普遍的なものをつくる、家も家具も、そして長く使う、いいですねえ。私のイタリア好きの大本は、こんなところにあるのかも・・・ 大変に興味深く、一気に読ませていただきました。実は40年前のものなので既に絶版になっていますが、ごひいきのブックオフで(しかも105円コーナーで!)見つけたものです。素敵な出会いでした (^-^)”

紫陽花は曇天模様が似合いますね。

2012-06-14 16:58:10 | 気候・季節
月曜日に家内と一緒に多摩川台公園まで紫陽花を見に行ってきました。我が家から歩いて25分ほどなので散歩に丁度いい距離なのです。紫陽花は、私の偏見かもしれませんが、天気のいい日には見栄えがよくなく、やはり小雨模様か曇り空の下で、が一番似合うように思えます、というか、信じきっています。とは言え、雨の中を出かけるのも億劫なことだし。というような勝手ばかりが先行するため、毎年というわけにはいかず、家内の記憶によると、どうやら5~6年振りらしいですが。



とても奇麗でした。魅力的でした。満足がいきました。

 
多摩川台公園はさほど広いものではありませんが、それでも赤、青、白それぞれの系統で数種類の彩りがあり、シニア世代となった私にはピッタリくる花の園でした。

今日は家内の予後の検診で鴨川の病院までドライブしました。途中で紫陽花の花を数多く見かけたのですが、今日は陽の射す「いい天気」だったため、紫陽花の魅力は今ひとつのようでした。不思議なもの、私だけの偏見かもしれませんが。

ノンアルコール・ビール、いけますね。

2012-06-10 14:32:58 | 料理・酒類(内食)
遅まきですが、最近になって初めてノンアルコール・ビール(正式にはビールテイスト飲料なんだそうですね)を飲んでみました。それが意外といける!私はそれほど『ビール飲み』でないせいかもしれませんが、「乾いたのどを潤す」甘みのないサッパリ飲料として十分に満足できました。しかも嬉しいことに、カロリーゼロ、糖質ゼロだそうで、メタボ防止にも最適なようです。私が飲んだのはサントリーの ALL-FREE ですが、他のブランドも同様の味わいなのでしょうね。


先日の夕方の芝刈りで汗をかいた後にピッタリだったし、お昼にパスタをいただく時、ワインを開けるほどではないけれど、何か水以外の飲料が欲しい時にも美味しかったです。酔わない、太らないというのは気楽でいいです。

これだったら、アメリカで売れるのではないだろうか?特にカリフォルニアは飲酒運転に厳しいし、また健康(ダイエット)指向も強い土地柄なので、きっと受け入れられると思いますが、どうなんだろう・・・インターネットで “non alcohol beer” と検索すると十種類以上のブランドがあるようですが、あちらではどうやら、Low Alcohol アルコール分が1%以下と低いだけで、ゼロではないらしい。日本のビールメーカーの技術のほうが進んでいるのかな?アメリカ市場での今後の動き、日本のメーカーがどう進出するのか、なかなか興味深いです。

枝豆シーズンの到来です。

2012-06-05 20:53:58 | 料理・酒類(内食)
今年も枝豆の季節となりました。新聞によると、今年は気候がよくて豊作で、値段も安いとか、その記事につられたわけではありませんが、刺激されて、今シーズンの枝豆の食べ初めをしました。

 
(茹でる前)                   (茹で上り後)
近所のスーパーで買ったもので、千葉県産、枝付きでしたが、とてもきれいで思わず手が伸びてしまった次第です。見栄えを味とは必ずしも比例するものではないですが、それでもやはりキレイなほうが楽しいですよね。一年振りのためか塩加減が遠慮気味でしたが、新鮮で美味しかったです!パスタを茹でる時はイタリアのマンマの真似のつもりで、ドンとたっぷり塩を入れるのですが、和食の枝豆だと、ついつい控えすぎる傾向があります。次回はたっぷり塩を入れて茹でましょう。夕食前の一杯の友に最適、夏場のハッピーアワーのベストフレンドです。

母の三回忌法要

2012-06-03 14:32:54 | 家族
昨日、母の三回忌の法要を終えました。我々夫婦、長男夫婦、次男と、一家五人が揃うことが出来たこと、ありきたりですが、亡くなった母も喜んでくれていることでしょう。アメリカにいる姉は、昨年来、眼の状態が良くないままなので今年も参加出来ずでしたが、奇麗なお花を手配してくれました。



お経の後で、お寺から派遣された若いお坊さんと母の思い出話をしていて、あっという間の二年だったなという想いと、父の死後、母が23年もの間、一人でよく頑張ったなという想いを改めて痛感しました。そのお坊さんは、住職をしていた父親が二年前に亡くなり、一人暮らしの母親の待つ寺へ今年の秋に戻るとか。お母様を大切に、なんてお坊さんに説教(!)してしまいました。ああ、年寄りはいやだ(苦笑)

法要の後、銀座に出て天國で会食しました。5人が揃うのは正月以来のこと。個室だったので他の客に遠慮することもなく、ゆっくり、存分に食事と会話を楽しむことが出来ました。息子たちは二人とも親の前で愚痴も弱音も吐かないのですが、仕事は大変に厳しい環境のようです。特に長男は毎晩深夜帰り、週末も土日のどちらかは出勤、会社で寝泊りすることもあるとか、過労にならないか心配です。親として出来ることもないので、ただただ健康を祈るのみです。