気ままなひとこと

折々にふれ、思いつくままに、気ままに書き留めるBLOG

「ニューヨークを探して」(岡田光世著)を読んで

2013-04-28 16:30:00 | 読書
昨年ニューヨーク旅行を計画した時にニューヨークものを読みあさったのですが、その中で一番楽しく読んだのが、岡田光世さんの「ニューヨークの魔法」シリーズ4冊でした。東京と同じに殺伐とした大都会イメージのニューヨークですが、彼女のエッセイによると、誰もが人との交流、繋がりを求めていて、ちょっとしたきっかで優しい心の交わりが実現するというのです。そのシリーズとは別の出版社ですが、同じ流れのエッセイの新刊が最近出たので早速に読みました。魔法シリーズと同じように、いわゆる「ちょっといい話」満載で、残念ながら(ゆっくりと何回かに分けて楽しみたかったのですが)一気に読み終えてしまいました。

読者として正直な本音は、ニューヨークの人々がそうだというよりは、著者ののopen-mindedな態度がニューヨーカーの心を緩ませる、開かせるのではないかと考えています。自分が行っても、彼女のような心で接すれば同じような体験が出来るかもしれませんが、クローズドな心だとそうはいかないでしょうね(>o<)。でもオープンな気持ちになることはどこにいても大切なことですから、是非見習いたいですね 「オープンな自分を探して」(^-^)。

何はともあれ、久し振りにニューヨーク本を読んで、またニューヨークに行きたくなりました。昨年の秋にはハリケーンのためにキャンセルせざるを得ず、NYCには縁がないのかなと思い、この3月にフィレンツェ旅へのですが、もう一度、ニューヨークにチャレンジしてみようかな・・・さもないと、いつまでも「喉にとげが刺さったまま」になるかも(笑)

因にこの岡田光世さんという著者は、元々は読売新聞ニューヨーク支局の記者だったそうですが、その後フリーになって「ニューヨーク日本人教育事情」、「アメリカの家族」といった社会派ものを岩波新書から出しているれっきとした女性ジャーナリストなのですが(どちらの著書も読み応えがありました)、このエッセイものは読んでいて只々嬉しく、楽しくなる本で大いに気に入っています。

映画「ハーブ&ドロシー:ふたりからの贈り物」

2013-04-25 20:49:42 | 音楽・映画
珍しい映画を見てきました。郵便局員のハーブ Herbert Vogel氏と図書館司書の妻ドロシーDorothy Vogelの二人が数十年に渡って給与から買い求めてきた現代アートを全米50州の美術館に寄贈した実話をドキュメンタリー映画にしたものです。老夫婦の物語ということ、経済的には裕福と言えない二人が全米で話題になるほどのコレクションを寄贈したということ、つい最近の実話であること、二人を映像で追ったドキュメンタリーということ、等々から興味をもって出かけた次第です。


娯楽的なものではありませんが、二人の現代アートに寄せる想いと、アメリカという社会がアートを大切にする様子が伺えたことで、満足して鑑賞してきました。何よりも、これまで興味のなかった現代アートに少しばかり関心が出てきたことが自分自身驚きです。映画の中で何人もの美術館員が声を揃えて言うことには、作品を必ずしも高く評価したり、気に入ったりする必要はない、嫌いだという気持ちは、感情を持って作品に接したことであり、こんなものなら自分でも出来ると思うのなら、それだけで自分ごととして捉えているのだから、それでいいのだ、それだけアートとの接点が出来たのだと言うのです。美術品を見る時にはその良さが分からなければいけないという、これまでもっていた通念を乗り越えるメッセージをいただいたことが大きいです。少しだけですが、現代アートを身近に感じられるようになりました。

英語の原題にある Herb & Dorothy 50x50 とは全米50州の美術館に各50点の作品を寄贈したプロジェクトからのタイトルなのですが、それらを一つのウェブサイトに集めた(複数の美術館を連携させた)ということも前例のない初めてのことだそうです。そのことも、ヴォーゲル夫妻の功績と言えるのでしょうね。ご主人は昨年亡くなられたそうですが、素敵なご夫婦でした。

http://vogel5050.org/#

久し振りのクラシック・コンサート

2013-04-22 15:07:04 | 音楽・映画
昨日は久し振りにクラシックのコンサートを楽しみました。
2年前の大地震の翌週に予定していたコンサートの会場(ミューザ川崎)の天井が地震で落ちたため中止となり、以降、何となく足が遠ざかっていたので、凡そ2年半振りになります。同じミューザ川崎の会場が修理を終えて今月リニューアルオープンしたばかりなので、こちらも何となくフレッシュな気分でした。

 
元々傾斜のある観客席は以前のままだと思います。多分、天井が新しくなったのでしょうが、気のせいか、新築の匂いがするような・・・(笑)我が家からは電車の便がいいので以前から何度も通っている会場だけに、お久し振り、帰ってきました、といったところでしょうか。

演奏は東京交響楽団、演目はモーツアルト特集のようで、「戴冠ミサ」と「レクイエム」という教会音楽の代表曲、どちらも大合唱団を並べてものなので楽しいです。ミサ曲はこれまでバッハのものしか聴いたことがありませんでしたが、モーツアルトのものは彼らしく明るかったですね。入場時にいただいたプログラムにラテン語の歌詞の日本語対訳がついていたので、歌詞を見ながら「レクイエム」を聴くことができました。そしてアンコールが大好きな「アヴェ・ヴェルム・コルプス」! となると、「戴冠ミサ」を除いて先だってフィレンツェ滞在中に聴きに行った教会コンサートの演目と全く同じ!期せずして聴き比べる機会となりました。

演奏の技量についてはよく分かりませんが、石造りの教会と、ウッドづくりのコンサートホールの違いが印象的でした。昨日の演奏会ではオーケストラ演奏とコーラスが正面から堂々と聞こえてくるものでしたが、石の教会では球体の中にいるように、全ての音がどこからということなく、周り全体から波のように迫ってきたのが強く記憶に残っています。どちらがベターということではありませんが、モーツアルトがイメージして作曲したように聞こえる教会と、現代的にブラッシュアップして「奇麗な音色」を伝えるホール、それぞれの違いを感じながら楽しむことが出来ました。帰宅してレクイエムをCDで聴いてみたら、うん、CDはやっぱりCDでした。生演奏とCDは比べるものではないですね。(^o^) 

鴨川へドライブしました。

2013-04-18 20:04:24 | 食べ歩き(外食)
今日は今年二回目の鴨川へのドライブでした。妻が乳がんの治療を受けた病院へ定期的に検査に通っているものですが、今日は好天に恵まれ気持ちのいいドライブでした。

 
左は亀田病院4階の待合いロビー、右の写真はそのロビーから望む外房の海です。青い空に青い海、白い波がアクセサリーのようで、素敵な眺めでした。あの海をどこまでも行けばアメリカに辿り着くというのはよくある台詞ですが、いつもそんな想いにかられて不思議な気分になります。今でこそイタリア狂いしていますが、若い頃はアメリカ一本やりといっていいほどにアメリカ大好き人間だったので。この病院には何十回となく通っていますが、太平洋の大海原はやはり今日のような好天の下が一番です。

毎回鴨川に来る都度、昼食が一番の楽しみです。今日は町外れにある魚料理の食堂「池田」へ。ここは地元で人気の店で昼時は入れないことが多いのです。今日は1時半頃だったので空いているかなと期待していたのですが、まだ昼の流れが終わっておらず、15分ほど待たされましたが、その価値あり。

ここでの一番人気は金目鯛の煮付けですが、今日は、前回、隣の人が食べているのを見て衝撃(?)を受けた特製天丼(1300円)をいただきました。エビ2尾、かます、穴子、ピーマン、カボチャが、実に立派に盛られています。ご飯ではなしに、天ぷらがどれもが大変なボリューム!おいしくいただきました、ご馳走さま。

BIALETTI モカの新メンバー

2013-04-17 15:02:03 | イタリア
イタリアの家庭で広く使われている直火式のコーヒーメーカー、イタリアでは通称モカと呼ばれるそうですが、我が家では2年半ほど前にドリップ式からモカに代わって以来、このイタリア式コーヒーを毎日楽しんでいます。そのモカに新しいメンバーが最近加わりました。


左が2年半の年期の入ったもの、右が新顔です。同じBIALETTI社のものでサイズも同じ3カップ用です。実はこれ、今回のフィレンツェ滞在中に買って使っていたものなのです。滞在したアパートにはメーカー名のないモカがあったのですが、何度やっても美味しくコーヒーが淹れられないのです。それで三日ほどして、残りの滞在日数のことも考えて、自分のものを買うことにしたのです。でも日本に帰れば使えるものがあるので、何か違ったものをと考えて見て廻ったところ、これに出会ったのです。


何が違うかというと、上蓋の一部が透明のガラスなのです。モカコーヒーはそもそも、出来上がると湯気と音が消えるというスグレものですので、特に見えなくとも支障は全くないのですが、それでも見えると何か楽しいような (^-^)。 取っ手も透明でなかなかモダンな装い、オシャレなモカです。

二つあれば何かの時のバックアップにもなるし、来客にも対応出来るし、日頃は気分次第で使い分けていこうと思っています。日本ではなかなか見かけないモカですが、イタリアの家庭の映像にはよく登場するので、その都度、お仲間気分で嬉しい想いをしています。

「私のフィレンツェ」の魅力

2013-04-14 15:39:22 | イタリア
帰国以来、友人・知人にフィレンツェのことを話す機会が多いのですが、そこで土産話をしながら強く感じるフィレンツェの魅力を記録しておきます。今後、再訪を続ければ、また変わってくるかもしれませんが、現時点で、何故そんなにフィレンツェに惹かれるのか、何がいいのか・・・

先ず一番には街のサイズです。フィレンツェは、地下鉄、バス、タクシーなどの交通機関を使わずに、自分の足で歩いて回れる規模であることは、本当に有難いことです。

これは旅行者から見た主要スポットをカバーした部分の地図です。
南北だと、両端に当たるサンマルコ修道院(フラ・アンジェリコの「受胎告知」の壁画は感動ものです)とピッティ宮殿とが徒歩で約20分、東西ではサンタ・クローチェ教会とサンタ・マリア・ノヴェッラ教会との間が約15分です。この4カ所を囲んだ枠の中に殆どの有名スポットが収まっており、正に徒歩圏内というわけです。自分の足で廻れるということは自分のペースで移動出来るわけですから、ツーリストにとって大変有難いことです。外国で交通機関を利用することはかなりの緊張になるので、自分の足で歩いていけることは、気分的にどんなにか少ない負担ですみます。また、健康にもグッドです。今回、歩数計は持参しなかったのですが、恐らく毎日1万歩以上歩いていただろうと思います。帰国してみて、体重が200グラムほど減っていましたから(笑)。

もう一つ、私が楽しんだのが街歩きです。よくフィレンツェは街中が屋根のない美術館とも言われますが、美術館と言わずとも、とにかく歩いていて楽しいのです。
 

 
これらの写真は街を歩いていて何気なく撮ったものばかりですが、特に目立った観光物、美術品でなくとも、どれもが私にとっては魅力的に映ります。上の地図の多くの道・路地を歩きましたが、それぞれ違った趣があり、無目的に歩いていて退屈しませんでした。どれもが中性の建物・街並みではないのですが(近代のものも多いと思います)、落ち着いていて、心が癒される、いわゆる「癒し系」の街だと思います。因にどこも安心・安全・清潔です、犬の糞を除いて(苦笑)。

癒されると言えば、街中では人優先が徹底していて、車は決してホーンを鳴らすことなく、歩行者が脇に寄るまでじっと待ちます。殆どの道が狭いし、歩道といっても数十センチ程度なので、多くの歩行者が車道を歩くのです。一度驚いたのは、50代と思われる地元の女性が買物帰りに狭い道の真ん中を歩いているところへ後ろからタクシーがやってきました。女性は気付かず、タクシーはホーンを鳴らさず、歩行者の歩くペースでゆっくりと歩行者の後ろをついて進むのです。歩行者が気付いて避けるまで、凡そ50メートル位だったでしょうか、女王が車を従えているようで、思わず見とれてしまいました(^o^)! ヴェネツィアのように車のない街ではありませんが、安心して歩ける街です。

フィレンツェは観光都市としては小さいほうでしょうが、食べることには事欠かず、手軽なレストランがごまんとあるし、自炊するなら大小のスーパーもお惣菜やさんもあります。そんなこんなでフィレンツェがすっかり気に入っています。初回が2000年に4日、二回目が2011年に10日、そして今回が3回目で20日と長滞在しましたが、退屈することなく、まだまだ何度でも再訪したいと考えています。

新学期が始まりました。

2013-04-12 17:31:26 | 大学ボランティア
大学でお手伝いしている「デジタル恊働学」の講座が今日から始まりました。久し振りに(1月以来)訪れたキャンパスは新緑がとても魅力的でした。
 

今期は申込みが28名、当日の授業後の受講意思確認でもって、最終的に22名でスタートすることになりました。昨年は前・後期ともに25名以上だったもので、それに比べると多少の減少ですが、5チームで進めるには支障のない数です。


それよりも大きな驚きは、その22名は全員女子学生なんです!今日の授業(上の写真)には男子学生も2名いたのですが、女子の熱気に圧倒されたのか(苦笑)後期へ辞退したので、驚くべき結果となりました。60代シニア世代の講師4人とも、「今期は女子大で教えていると言わなければね・・・」因に、教務科で聞いたところ、全学部共通の講座は一般的に女子が多いそうですが、それにしても、どうなることやら。不安と期待のスタート(笑)

時差の解消 – getting longer to overcome !

2013-04-11 14:05:47 | 
三週間の旅から戻って、今日で丸一週間が経ち、ようやく時差ボケが解消されつつあるようです。夜眠れないというわけではないですが、眠りが浅く、昼間、眠くなることがしばしば(以前からもあったような・・・(苦笑)「新陳代謝」もフィレンツェ時間から東京時間に移行するのに手間取ったりと、何やかんだで、一週間から十日かかるようになってしまったようです。往きは西廻りだったので、現地に朝到着した後、一日起きているのが辛かってですが、それを乗り越えれば翌日からは時差を感ずることなく適応出来たのですが。やはり東廻りが難関のようです。とは言え、若い頃は日曜日に出張から戻って翌月曜日から出社していたのですから、やはり加齢現象の一つでしょうね。時差を超えて、12時間以上の飛行機旅にいつまで耐えられるだろうか、というような話題が上がる年頃ですから。

その間、写真の整理をしたり、土産物を届けたりといった帰国後の作業は大分済ませることが出来ました。写真は何と1200枚!これまでにない枚数になってしまい、分類整理が大変でした。Macに移行して以来、グループ分類しておけば、iPhotoのスライドショーというアプリケーションで楽しく見られるので、何とかそこまではと頑張りました。

さて、私もいよいよ明日から新学期です。明日は教える側の立場として、武蔵大学のデジタル恊働学が開講、明後日は学ぶ生徒として清泉女子大でのイタリア語講座が始まります。
 
どちらも朝早いのがチョッピリ辛いのですが。この二日間を乗り切れば、シャキッとするでしょう。

Day 21 (4/3):帰国しました。

2013-04-04 16:55:11 | フィレンツェ滞在記2013
食べ物類は昨日までで全て食べ終え、今朝は隣にある、ちっぽけで何の特徴もないバールでカプチーノとブリオッシュという極めてイタリアンの朝食ですませました。朝7時半に予約していたタクシー(これが毎度ですが正確です)で空港へ。フィレンツェを10時発、パリで乗り換え、1時半発の予定が30分遅れ程度で出発、往きとは異なり全て順調に進み、成田にもほぼ定刻に到着し、昼前には自宅に戻ることができました。

3週間の滞在は確かに長く、最後の数日はもう十分というようなところでしたが、いざフィレンツェを発つとなると、やはり馴染んだ街に別れを告げる一抹の寂しさも覚えました。でも、これが最後ではなく、また来よう、来るつもりでいるので、それまでしばしの別れです。フィレンツェはいい、本当に大好きです。13年前に初めて来たときは4日、2年前が初めてアパートに滞在して十日、そして今回が二十日と、結構長く居るのですが、飽きのこない街です。東京に戻ってきて、改めてフィレンツェの風情の素晴らしさを心に強く思いました。
 
こんな、何でもない街並みや路地がとても素敵な街、フィレンツェ、是非また行くぞ!
これでもって今回の滞在記の区切りといたします。

Day 20 (4/2):フィレンツェ滞在の最終日

2013-04-02 23:59:01 | フィレンツェ滞在記2013
三週間という、これまでにない長い滞在もとうとうか、ようやくか、最後の日となりました。妻と一緒だった前半は短い十日間でしたが、後半の十日は長かったというのが正直な実感です。前半に比べて、したいこと・見たいことがなくなってきたこともあるでしょうが、やはり異国での暮らし(?)に疲労がたまってきたのかもしれません。以前からイタリアでの長い滞在に憧れてきたことが、今回実現出来たことは非常に喜んでいます。十分に楽しみ、満足できたからこそ、憧れを実現できての結果に納得し、今後の「もう少し短い」旅への新しい希望が広がりそうです。

長い滞在で疲れはしたものの、やはりフィレンツェは素晴らしい!することがなくなっても、街を歩いているだけで楽しい街です。よく言う「フィレンツェは街中が美術館」というのは的を得ていると思います。建物は「中世」の一言では片付けられないほど、様々な形、石、レンガ、色で出来ているのが興味深いです。石畳の石も、古いものから最近置き換えたものまで、色々あり、上を見ても、下を見ても楽しいのが、ここフィレンツェでの街歩きです。街に慣れて地図なしで歩けるようになってから、周囲を眺め、観察することが出来るようになったのだと思います。
 
よくある石畳の道です。新しそうです。        一つ一つの石の刻みは滑り止め用?

上を見上げると建物以外のものも目に入ってきます。道路標識に追加の書き込みをしたものを時々見かけるのです。誰がいつしたものか、人目のない夜中に描いたのでしょうが、中々自然な出来映えだし、ユーモアも感じられるので感心しています。
 
左のは疲れきっているように見えるのですが、ハートマークは何だろう?右の写真はイースターに因んだ最近の作品かな?

食べ物も楽しみの一つでした。どこのレストランでもメニューに出てくるものは概ね同じようなものが並んでいるのですが、どこで何を食べても余りハズレということがありません。サービスの印象で、リピートしたいかどうかが決まるのかもしれませんね。ですから、次に来た時には、特に新しい店を探さずとも、馴れた店で違う料理を食べることもいいですね、顔馴染みにもなれるし。
それでも料理の一つ一つが結構重いので、自炊が出来ることは有難かったです。一人になってからは火を使う料理はしませんでしたが、果物(オレンジ、バナナ、りんご)、生野菜(トマト、人参、セロリ、葉っぱミックス)、チーズ、サラミ&ハム、などだけで私にとっては豪華なものになります。ほかにパニーニやピッツァのスライスなどを買ってきて、アパートで野菜と一緒に食べたり、夜はワインを中心におつまりスタイルにしたり。生野菜が好きなのが幸いしました。

滞在中にアパートで飲んだワインの空き瓶です。安いのは5ユーロから最高16ユーロまでですが、どれも美味しくいただきました。全てトスカーナ産ですが、殆どがキャンティものでした。正にキャンティ三昧、我ながらよく飲んだものですね (^-^)

最終日のランチは迷った挙げ句に、結局、中央市場のNebroneのボリート・パニーニにしました。今日はゆっくり食べようと考えて、テイクアウトしてきました。アパートに戻って先ずはしっかりと写真を撮りました。
 
上のパンを外してみると、改めてボリート(茹で肉)が沢山入っていることが分かります。サンドウィッチの具はこの位でなくちゃ。緑のソースはイタリアンパセリをベースにしたもので、パニーニにはよく使われていて、肉の味を引き立ててくれるようです。自室ですので、これにトマトとチーズを添えて、勿論ワインと一緒に、一人で豪華ランチを楽しむことが出来ました。イタリアっていいな・・・molto feliceでした。