故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.1.165 「チューリップ」のお話。

2017年03月10日 | 日記

先日、私は散歩コースのひとつである信濃川河畔の「やすらぎ堤」を久しぶりに訪れた。この堤防に植えられた桜並木は約2㎞にわたって続いている。桜の長い枝に付いている“蕾”はまだ固く、花見の季節にはもう少し時間がかかるようである。

 

しかし、その桜並木の下にある幅1m・長さ20mほどの「チューリップ」畑には、4列や8列にキチンと並んで植えられた「チューリップ」の芽が10㎝ほど地上から顔を出していた。

 

この花の咲く時期になると、赤・白・ピンク・黄色などの花が絨毯を敷いたように美しい姿を現すことになる。また信濃川に目をやると、鴨がゆっくりと羽根を休めていた。

 

「朱鷺メッセ」と「新潟ふるさと村」を結んでいる定期観光船(ウォーターシャトル)が静かな川面を滑るように航行していた。本格的な春はもうそこまで来ているようだ。


桜の“蕾”はまだ固く、花見の季節にはもう少し時間がかかるようである。