大阪城の紅梅
チツ、チュウ
かく(れる)、とじこも(る)
蟄
【解字】形声。虫+執。音符の執は、とらえるの意味。虫が地中にとらえられる、とじこもるの意味を表す。
- かく-れる。とじこもる。虫類が土中にかくれる。
- 冬ごもりしている虫。
- 啓蟄は、二十四気のひとつ。春分の十五日前。土中にかくれた虫が動き出す季節。
【啓蟄】大地が暖まって、冬の間地中にいた虫が這い出てくる頃。
二十四節気については、こちら をご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/sh_tech/e/554529920da87c1f80538488836263ca
本日、3月6日は啓蟄でした。
暖かい陽気に誘われ、暫し公園のベンチにひとり佇んできました。
空も抜けるような青空の下、孫と爺ちゃんがサッカーボールで遊んでいました。
いつのまにか木々の葉も若草色になり春の息吹を感じさせてくれます。
蟄に似た言葉で 蠢 があります。
文字通り、春になって虫がうごめくことです。
啓蟄は、蟄(地中に居る虫)が啓(ひら)くこと。
地中にいた虫が出てくること。
逆の言葉で閉蟄(へいちつ)という言葉があります。
虫が地中にこもることで、旧暦の10月上旬頃のようです。
今日から十五日後の3月21日は、春の訪れを祝う「春分」です。
いよいよ春本番。
あまり考えすぎるのもいけないと思いますよ。
出自はどうでもいいこと。
あなたは今、立派に生きているじゃないですか。
私の旧姓の本名の二つが含まれています。
なので、ドキッとしました。
子+執とすると、とらわれた子、とじこめられた子になるなと。
でも上記のさくらこさんのコメントにて救われました。
「幸せそうに土の中で丸くなっている」
そうでした。
私は幸せそうに里親に丸く包まれて育てられたのでした。
私もこの字は自分のものになりました。
啓蟄と蟄居二つしかないんですか?ちょっと残念!(笑)
勉強させて頂きありがとうございました。
ようこそいらしてくれました。
漢字は中国人が象形文字から発明した字です。
とっても良くできていると思いませんか。
敗戦後GHQの支配下に置かれた日本は、漢字の使用制限を受けました。
その後日本語がアルファベットにならなかったのは幸運だったと思います。
漢字を捨て意味の持たないハングル語を使用した韓国は心を失ったのではないでしょうか。
>蟄は、虫が幸せそうに土の中で丸くなっている様子?
さくらこさん、お上手です。笑
もうこの字は自分の物になりましたね。
啓蟄と蟄居くらいしか使わないかな。
コメントありがとうございます。
そうですね、一つ覚えたら三つくらい忘れてしまいます。
記憶に結び付けておくのには、やはり関連付けが必要だと思います。
その字に持つイメージを各人がそれぞれ抱いているはずです。
ある字を見てここの記事を思い出してくれたならこんな嬉しいことはありません。
一つ一つの漢字のピースを使って、イメージをパズルのように組み合わせて作られた漢字ですね。
蟄は、虫が幸せそうに土の中で丸くなっている様子?
面白いし、なんだか漢字を見ているだけで優しい気持ちになるような・・。
こんな風に漢字を覚えていけば印象深く、間違えて書くこともなさそうですね。
こうして印象的な画像やエピソードがあるといいですね。