カト
おたまじゃくし
蝌蚪
おたまじゃくし。 漢名は、カト。
カトと音読みするのは俳句の音数の都合でしたことだが、 今はかなり広く使われるようになっている。
読みも難しくありませんし、意味も忘れることはないでしょう。
俳句で遣うには文字数が長過ぎるので、漢名の「蝌蚪カト」を当てたのは別に驚くことでもありません。
そういうものかと納得すればいいことなんだから。
蝌蚪文字(科斗文字)
中国古代文字の一種で、周時代に書かれた文字と言われている。上古、筆墨がまだ行われなかった時、竹簡に漆汁をつけて書いたため、漆がねばって文字の線は頭が大きく尾が小さく、ちょうどおたまじゃくしのようになったため名付けたもの。
辞書で詳しく調べてみると、古文の書体に「蝌蚪文字」があるとは知らなかった。
ネットでも図書館でも驚くほど情報が少ない。
世の中的には正式に認知されていないものなのだろうか。
書道をしている方はご存知でしたか。
人間65年以上生きてきてもまだまだ初めてがいっぱいあり興味津々です。この蝌蚪文字というのにも目が。孫に毎日字手紙をだしていますので、今度真似してみようと思います。どんな文字になるのか楽しみです。
コメントありがとうございます。
蝌蚪=おたまじゃくし
だと分かっているのは、俳句を嗜んでる方か漢検学習者しかいないでしょうね。
本当に蝌蚪文字は資料が少ないです。
お孫さんに毎日手紙を書かれている由、素晴らしいと思います。
道具(竹簡)と墨(漆汁)を何で代用するかが問題になってきますね。
上手く書けたらご報告ください。
お待ちしております。
これがおたまじゃくしとは知りませんでした。
中国の古文書が図書館にあり、
なんとなく見た事あるなと思いました。
いつかは借りてしっかり見て見ようと思っていました。
この蝌蚪文字(科斗文字)一画毎の書き始めが一目瞭然ですね。
面白いです。
埼玉中央図書館に行って調べましたが、数えるほどの本しかありませんでした。
蝌蚪文字という字のカテゴリもないので稀少な存在だったのでしょう。
墨がなかった時代なんですね。