某銀行員日記

とある銀行員の日常を書いたブログ。政治・経済・文化・芸能、硬軟取り混ぜて日々思ったことを主に書きます。

もはや官はなくすべき

2006年11月12日 00時28分40秒 | 真面目な独り言
飲酒教諭の免職取り消し 福岡高裁「厳しすぎる」(共同通信) - goo ニュース

同じ公務員として同情したんでしょうか。
民間企業じゃありえない訴訟ですし、一般的な感覚からすればありえない判決です。
しかもこれが地裁ではなく高裁だというんですから、この裁判官の良識を疑ってしまいます。

銀行に限らず、民間企業はどこでも飲酒運転=懲戒免職です。
飲酒運転だけではなく、危険な運転は懲戒免職やそれに準ずる処分が下されるのが常識です。
社会のルールも守れないものに、企業のルールが守れるはずがありませんから。

しかし、この判決を下した裁判官、この裁判を起こした教師は、そういった常識がないようです。
社会のルールを教えなければいけない教師が、自分からルールを破っておきながらそれを正当化することが許されるのでしょうか。
人が人を裁くという究極の権利を与えられた裁判官が、社会のルールを破ることを肯定していいのでしょうか。

教師にしろ裁判官にしろ、聖職とよばれる一般人よりもさらに厳しいモラルが問われる職業にありながら、一般人よりも低いモラルで生活をしているのにはあきれ果ててしまいます。
彼らに自分がどういう仕事をしているかという自覚はあるのでしょうか。


さらにあきれたのが、この教師が生徒の個人情報を記録したMOを同時に紛失したことです。
飲酒運転だけでも懲戒解雇処分レベルの大失態。
個人情報の流出だけでも懲戒解雇レベルの大失態。
さらに飲酒運転で1日に2度も検挙されていた。
こんな懲戒解雇レベルの大失態を何度も犯しておきながら、それを許されると思った教師、それを許した裁判官に、怒りすら感じてしまいます。

こんなレベルの低い人間がのうのうとのさばるのですから、今の公務員が多方面から批判を受けるのも無理はありません。
しかし、そんな批判の声も彼らには届かないでしょう。
厚顔無恥で何の努力もせずに給料がもらえる彼らには、世間からどう思われても関係ないんでしょうから。
たった一つの事件で会社がつぶれることもある民間企業のことを理解させようとしても無駄ですよね。