そんなによくあることではないのですが、いきなり支店長が
「今日は若手とのみに行こうかな」
なんて思う時があるようです。
支店長になるのはやはり何かしらできないとなれません。
それは仕事であったりゴマすりであったり政治であったりアピールであったり様々ですが。
そんな立場にあると、下々のものがどうしているか気になるのでしょうか。
それとも自分の息子と飲みたくなるような気持ちになるんでしょうか。
もしかしたら、部下からあがってくる評価が本当に正しいか判断するためかもしれません。
しかし、支店長と一緒に飲むのは本当に大変です。
上司よりもさらに年上で、しかも立場も上。
話をあわせるだけでも大変なのに、気を使わなければいけないことがたくさんあります。
店のチョイスも難しいですし、どんな料理がいいのかも悩みどころ。
酒が無くなったら次の酒の準備もしなければなりませんが、早すぎてもいけない。
これがなかなか難しいのです。
やっと終わったと思っても、もう一つの関門があります。
それはタクシー。
支店のことを一番に考えるのが支店長。
ということは、タクシー会社は取引先じゃなきゃいけません。
だから、頃合を見計らってタクシー会社に電話して、スムーズに送り出さなきゃいけません。
支店長がタクシーに乗り込み、お礼の挨拶を交わして走り去ってやっとその飲み会は終わるわけです。
本当に支店長相手は大変ですよ。