某銀行員日記

とある銀行員の日常を書いたブログ。政治・経済・文化・芸能、硬軟取り混ぜて日々思ったことを主に書きます。

無知な自称識者が跋扈する日本の悲劇

2012年12月13日 22時15分34秒 | 日記
日本の政界はプロレス界にそっくりだ 繰り返される内部分裂と衰退(東洋経済オンライン) - goo ニュース

日本生まれの韓国人が「グローバルエリート」を自称しながら、非常に恥ずかしい文章を書いたことがプロレス関係者の間で話題になっています。
私はとあるプロレス関係者のツイートで知ったのですが、政治にもプロレスにも詳しくないのに、自称「識者」が適当に書いてしまったんだろうなぁと思ってしまいました。

文章の中身はというと、筆者が今シンガポールにいますよという全く関係のない内容から始まり、政党が分裂している現状がプロレス業界と似ている、というのをただ長々と書いているだけ。
あぁ、政治の現状にもプロレスの現状にも詳しくなく、どこかで聞きかじったような知識で適当に書いてしまったんだ、とすぐにわかりました。

内容については全く論評に値しません。
というより、何が言いたいのかすらわかりません。
問題は、このような日記のような思い付きの文章を平気で東洋経済のネット記事に載せてしまうということです。

東洋経済といえば、日本を代表する経済誌であるはずで、その記事を書く人といえば幅広い知識と深い考察が必要だと思われます。
しかし、こんな恥ずかしい文章を書いてしまうレベルの自称「グローバルエリート」だという現実が、日本の悲劇であると思います。

本来ならばオピニオンリーダーとなるべき知識人が書くべきところに、こんな低レベルな人が無知を晒している。
これは日本の悲劇であり、言論界が衰退する原因となっているのかもしれません。

経済一流政治は二流といわれる日本ですが、ジャーナリズムは三流以下としか言いようが無いですね。




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1 コメント

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no philosophy (noga)
2012-12-14 14:56:43
新宿駅から東京駅に行く方法には、いろいろ考えられる。
JRの中央線を利用する方法や、地下鉄・丸ノ内線を使う方法など、多数が考えられる。
個人の好みもいろいろ違う。

だが、団体行動をとる場合には、どれか一つに決める必要がある。
方法を一つに決めるか、指導者を決めてその人の決めてもらうかである。
矛盾のある方法は、あらかじめ排除しておく必要がある。

多数決で、民主的に決めると良い。
どっち道、東京駅に行き着くのだと考えて、小異を捨てて、大同につくのである。
東京駅に行きたくない人は、この団体には加わるべきでない。
そうでないと、団体全体が混乱する。

政治の場合も同様である。
遠い未来の行き着く先の世界 (核なき世界) を個人個人に描いてもらう。
そして、その現実対応策 (廃炉計画) を述べてもらう。

現実対応策にはいろいろあろうが、民主的な方法で決める。
理想は譲らなくても、そこに至る現実対応策には道を譲らなくてはならない。

哲学のないところには、譲りもない。ただ、乱立と対立あるのみ。
解散前は党内で乱立した。解散後は党を出て乱立している。

共通の夢を実現するという強い望みが譲りを与える原動力になる。
小異を捨てて、大同につくことにより未来社会の建設に協力が可能になる。

長年月をかけて目的に一歩一歩近づくことができる。政治哲学が生きてくる。
目的の達成には、金もかかる。固い団結はシニア層にも安心をもたらし、彼らの金にも使い道ができてくる。

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