2、3日前に梅宮辰夫さんの「夜の女(スケ)狩り」をブログアップしたときに書いたんですが
この作品を日活の小林旭作品だって思い違いしてたって言うようなことを
そして今見つけました私が思い違いしていた日活の小林旭作品がこの「夜をひらく 女の市場」だったんですね
まぁノロノロ台風とそれによるゲリラ雷雨がいつ起きるかわからん状態で出るにでられぬ缶詰って事で探したらようやっと見つけ出せました
多分に雨模様の影響で気温もすごしやすかったってのも寄与すていたかなぁ
汗かかずにエアコンない部屋で探せたから
そうなんですね梶山季之の原作から始まり主人公をそのままいただいて4本の「女の警察」をシリーズ化して
次に同工異曲な「ネオン警察」2シリーズの間隙に作られたこの作品ですから旭の「女の警察」シリーズの一本として計上されてもおかしくはない位置に存在してる作品でもあるわけで
多分に現在ではその位置に置かれてる作品ではあるんですが
今回初見てみて、何となく雰囲気はシリーズ作品と言ってもいいかもしれない銀座の夜の世界での夜の蝶の引き抜きに他ならないものの
どことなく雰囲気が「女の警察」や「ネオン警察」と明かに違う
まぁこの「女の市場」だけは東映での男と女の夜の世界を描いてきた「夜の歌謡」シリーズのほとんどを書いてきた成沢昌茂さんがこの映画の脚本書いてるのでどうしても男として女の抜き差しならないドラマ何日活って感じがしなかったのも事実ですね
血は水よりも濃いという根源的はプロットを基本として引き抜きというよりは店一件ノロノロ女全員を新店舗日本持ってってしまうという奇想天外にも驚かされし
それによってヤクザに弟分は傷つけられ内縁の女は殺されるという
この映画に関しては血腥さが押し出されてお色気が中途半端に成り下がったのと
何故に中山千夏まで出演してるのかも意味がないような・・・
クライマックスのアクションもうさほど見せ場にもなってなかったし
クライマックスのアクションもうさほど見せ場にもなってなかったし
そういう意味でもこの作品はシリーズの一本というよりかは偶然が重なっての単独作品と見ておいたほうがいいような気がした次第であります。
まぁ青江三奈さんが出演されて「池袋の夜」を劇中で披露してるっていうのも「女の警察」の一本ととみられる要因であるのかもしれない
1969年製作、日本映画、日活作品
江崎実生監督作品
出演:小林旭、山本陽子、中山千夏、青江三奈、内田良平、長谷川照子、川地民夫、加藤嘉、沢知美、松井康子、上田吉二郎、藤田憲子、雪丘恵介、木島一郎、柳瀬志郎、榎木兵衛、浦辺粂子