goo blog サービス終了のお知らせ 

MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

現代任侠史

2024-09-24 17:04:14 | 邦画
1973年製作の東映最後の任侠映画
なんとそんな大金脈だった任侠映画の掉尾を飾るのに脚本を頼んだ人は橋本忍
俊藤さんも昔の栄光に浸りたかったのか夢よもう一度というか任侠路線に拘りたいものの
あっさり実録路線に切り替えた岡田茂の経営者としての勘に間違いはなかったようで
これは脚本を橋本忍に書かせて俊藤さんの完全なる読み違いというか観客の嗜好の変化が読み取れなかった彼の古い体質にあったのかもしれないが


そこは橋本忍一応は他社のドル箱作品の主だった作品は見ていたんでしょうね
一応橋本忍版の「日本侠客伝」に仕上げてきたところはさすが
できた脚本見た俊藤さんは泣いて喜んだに違いない
けど時代と観客の動向だけがヨメなかったんだろうね

オープニング米国発のパンナム機が羽田についてタラップから降りてくる着流しの健さんに見送りのCAさんが袋に入ったポン刀を渡してのタイトルイン
まぁ機長が預かっていたんだろうけど刃物は機内持ち込めないし空港出られないだろう
一方国内線では大阪からの便で安藤昇が関東の親分衆に迎えられ
ここいらの導入は流石に橋本忍脚本だと感心させられるものの

先に書いたように橋本版「日本侠客伝」だから健さんは元あっちの世界の人間で実子に組を譲るために親との約束と偽って今は銀座で堅気の寿司屋の大将
ポン刀は大戦で軍人だった父親の形見がアメリカ人によって身内に返された名刀ということに・・・
一方安藤昇は全国制覇を狙う関西の組の幹部でノミ行為の大同団結の相談にきてそのメリットを語るある組の幹部
会談は元健さんのいた組の会長にだけ自分のとこはこのままでやっていけてるし利益も上がってると蹴られてしまう
この大同団結には関東の一部の親分が利益を狙って関西と手を組んでの猿芝居

プロットは完全に今まで何本いや百本以上見てきたプロットで展開していくんですが
そこは橋本脚本全く健さんは堅気の鮨屋の対象でポン刀の記事を書いた縁で梶芽衣子と結婚にまで発展していく全くの堅気
そんな彼の元に安藤昇がお父上の元副官でしたと記事見て訪ねてくる
ここでなんとあっちの世界とようやっと人として接点を持つし、成田三樹夫が組の現状を嘆きに来るだけでしたが
思惑通りにはめられたことを知った若親分郷鍈治はいつものようにあの世に送られて
事を義理のために納めようと動いた安藤も撃たれたことを知った健さんは
堅気のまんま梶芽衣子の止めるのも聞かずに一人父の形見のドスを抱いて・・・

いや見てればそれなりに面白いし心揺さぶられるシーンとかあるんですが
やっぱ古いんですよね時代には
実録路線のドライな騙し合いに人々の気持ちと時代は動いていってしまってたようですね

1973年製作、日本映画、東映作品
橋本忍脚本、石井輝男監督作品
出演:高倉健、梶芽衣子、中村英子、成田三樹夫、郷鍈治、夏八木勲、小池朝雄、今井健二、内田朝雄、林彰太郎、沢彰謙、有川正治、北沢彪、北村英三、川谷拓三、阿波地大輔、舟橋竜次、成瀬正孝、岩尾正隆、野口貴史、高並功、福本清三、唐沢民賢、丸平峰子、林三恵、青木卓司、田中邦衛、南利明、笑福亭仁鶴、三益愛子、辰巳柳太郎、安藤昇
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイガー 裏切りのスパイ

2024-09-24 05:05:18 | アジア映画
インドの諜報機関”RAW”のエージェントたちの活躍を描くスパイアクション映画“YRFスパイ・ユニバース”の第5作目にして、凄腕エージェントタイガーが命懸けのミッションに挑む“タイガー“シリーズの最新第3作ですので原題はまんま「TIGER3」ですが、邦題の副題には”裏切りの“ってついてきており
一応今作ではこの”裏切り“がタイガーにもそして妻にパキスタンISIエージェントであるゾヤにもかかっている作品でした
インド映画は長尺が多く今作も156分という長尺にも関わらずに中だるみのない連続アクションの156分でした。
 
一応製作会社としてはマーベルとかDCのアメコミ風に“YRFスパイ・ユニバース”としていくつかのっても三作品でのユニバースを組んでいる関係で”YRFスパイ・ユニバース”の「PATHAAN/パターン」とのコラボを組んでいましたねぇ
二人が合わさると最強のコンビ
群がる敵は完全に蹴散らされてしまうっていうのを見せといて
そこは商売ですからタイガーの次作ではなんとPATHAANをビランにした映像をマーベルよろしくエンドクレジットの中に組み入れてきてましたねぇ
さて次作「TIGER4」はどのような作品になつのでしょうか
 
先に今作の副題の“裏切り”がタイガーにもゾヤにもかかってるって書きましたがその通りで前作で爆撃に紛れて再びインドのRAWとパキスタンのISI両機関から姿を消したタイガーとゾヤは
前作で人間爆弾にされた少年ハッサンを引き取り親子4人で隠れて住んでるとこで前作は終わってましたが
今作ではこのハッサン君も大活躍してくれて最後には命までも・・・
パキスタンのクーデターというか現政権をタイガーが倒したことにしてゾヤとともにその存在を抹殺し政権奪取しようとするのを阻止するお話がメイン
 
一応は世界各国を飛び回るようにできてはいるものの最終的には先に書いたようにパキスタンの現政権を自分のもにしようとする男にタイガーもゾヤも翻弄されまくって最終的にはパキスタンの王宮でパキスタン軍と
前作でチームを食った連中と一緒に現パキスタン首相の命を守るって言うお話に修練していく流れは実に見事だし
人間爆弾にテロ組織にされたハッサン君ですが、今回はタイガー一味として自ら人間爆弾になって散っていくという実に皮肉な運命を辿るんですね
 
まぁ三作品タイガーシリーズ見てきましたが一番面白く出来てた作品だったかな
変な予告的小芝居映像見せられちゃうと早く第四作が見たくなるのも人情ですよね
 
2023年製作、インド映画(日本公開作品)
マニーシュ・シャルマー監督作品
出演:サルマーン・カーン、カトリーナ・カイフ、イムラーン・ハーシュミー、レーヴァティ、シムラン、ランヴィール・ショウリー、シャー・ルク・カーン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする