MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

JA750号機行方不明

2024-09-30 18:11:52 | 邦画
1959年製作公開の日活映画
主演はなんと待田京介さん、TBSTVで30分枠の探偵もののレギュラーで世に出られて、その後は日活東映の映画畑で脇役として活躍されておられたお方
東映を去られてなんと完全に隠遁生活に入られて
極々近しい人から誘われてたまにVシネやTV時代劇で貫禄の悪役を演じられたようですが
ご健在かどうかは情報に疎いため存じ上げておりません
東映ではよく文太さんと比較される存在だったようですが・・・
文太さんが高峯に上り詰められてから映画界から姿を見なくなったなぁ文太さんとは正反対に早期出世組でしたからねぇ
 
そんな待田京介さん主演のモノクロ60分程度のいわゆる二本だて興行のシスタームービーですが一応シネスコサイズ
衛星劇場でいつ録画したのかもわかりませんが
Blu-rayに焼いてあったものの録画視聴
 
タイトルに飛行機云々ってあるもののそのシーンはタイトルインまでのお話で
クレジットが終わると永井智雄演じる甲府の地方新聞の老練人情記者と待田京介演じる全国紙敏腕記者で甲府支局に飛ばされて早く本社に帰るために毎日スクープ記事を書きまくる若い新聞記者との新聞記者の存在とは何ぞやのおはなしでした
永井智雄の娘に稲垣美穂子さんで待田とはなぜか恋仲であるが
父親永井はこの二人の結婚には反対
 
まぁどこに飛行機のお話につながるんだって思っていたら
十分にこれら登場人物たちの人となりを語った上で後半だようやっとなんと墜落するときを見たって云う人夫の証言から
待田は一人特種狙いで現場を探しに出かけ
遅まきながらも永井もこの情報を得てなんと墜落現場探しに・・・
 
現地で鉢合わせするものの待田が滑落して頭部強打右足骨折の重体に・・・
永井は手当てしてやり緊急連絡手段である伝書鳩を救命に使ってしまう
そうだよねこの時代携帯もなければ個人用の無線機もなくて
通信手段はなんと伝書鳩
時代ですよね
時代と言えばこの時代はノーヘルでバイクに乗れたんですね
 
まぁそれで永井は救助待ちの間に墜落機を発見しそれを記事にして
救助された待田に記事と写真フィルムを渡せと稲垣に持たせてやるのだった
待田さんが颯爽と主演と思ったら後半はもう寝たきりって言う作品でした
 
クレジットで後援甲府市て出てきてたんでオール現地ロケで撮影されてた作品なのかな
それにしては駅前の絵で信玄さんの像が出てきませんでしたがこの時代まだ信玄像は駅前に作られてなかったのかな
 
1959年製作、日本映画、日活作品
山崎徳次郎監督作品
出演:待田京介、稲垣美穂子、伊藤寿章、土方弘、山田禅二、清水将夫、新井麗子、杉幸彦、宮崎準、小泉郁之助、相原巨典、福田トヨ、鈴村益代、木崎順、須藤孝、近江大介、久松晃、長弘、永井智雄
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氷室蓮司

2024-09-30 05:05:03 | 邦画
昨29日の日曜日は日本映画専門チャンネルではAM11:00〜なんと「日本統一まつり」と題してなんと目玉は劇場版として製作された「氷室蓮司」を日曜邦画劇場枠でTV初OAすること
ここきて9月のレンタルが枯渇(本当は枯渇していないんですが個人的にどーしても見るのが無理って言う作品でを除いてのお話ですが)してどー対処すべきかって時に
やらかしてくれました
日本映画専門チャンネル
 
先月でもあの北野武さんの「」もDVDリリースよりも先にTV初OAしてくれてたし、今月はこの「氷室蓮司」ですから嬉しい限り
それもノーカット&NOCMでの途切れなしの119分ノーカット完全版
いやこれで今月は凌げることになり、まさに神の御加護というしか無いですよね

 
舞台を台湾にして氷室蓮司が単身で台湾に息子救出に向かうというお話
日本国内なら単身でも道具くらいは呑んでいけるけど
前の記事のお話ではありませんがハイジャックやテロのおかげで一番チェックの厳しいのが飛行機ですからどこにも忍ばせていけないし
俠和会の息のかからない他国では氷室さんのセリフではないですが戦う武器は握り拳ひとつだけという
まずそこからお話を作り、そんなとこに行かせる理由作りに氷室のむすこ悠太が修学旅行先で誘拐されたことにして
単身氷室を乗り込ませてのお話しを構築されたのは辻裕之監督さんだったのね
村田啓一郎さんは絡んでいなかったので
プロット的に全くの遊びなしでの119分だったわけだ
 
まずは台湾に近い沖縄で台湾マフィアと琉球ヤクザとのヤク交流を断ち一応沖縄の問題を解決させ帰宅途中の氷室に悠太の束縛写真が送られてきて
これは自分の問題だからと単身台湾に渡った氷室蓮司
一応なんとか昔面倒見たとっぽいにいちゃんと金銭だけで繋がっているけども
そして今回沖縄でのヤク問題での李さんくらいしかいませんが
組関係では無いので頼る訳にもいかなくて
台湾マフィアの拠点立っていうとこを一つ一つ当たっていく氷室ですが
 
台湾では警察関連での連続爆破事件が起きており、ちょうどその爆破と繋がってたりする中で
なんと警察に捕まり日本語のわかる刑事に取り調べを受けていると別警察署で氷室関連の爆破停止パスワードが告知されてなんとか二件の爆破を止めることができて・・・
氷室蓮司とこの爆破とは繋がってることが判明し

氷室蓮司は一応釈放されて女刑事残のお付きというおまけ付きで息子探しを
李さんも手伝ってくれて
そう海外ロケでの映画の特徴である程度観光名所的なとこでロケしてたりと辻裕之監督もちょっと俗物だったり(笑
まぁライツキューブ特有の女優さんに縁がないというか女刑事も容姿端麗ではなかったんだけど見終わって調べたらなんと初代キョンシーのテンテンちゃんの成人したオバハンだったのね
 
お話は完全にマフィアにしても蓮司にしても後でどんでんする黒幕にしてもこれは皆家族のお話だったってことで
そうツイストが用意されててツイストされると全部理解可能の結末だったってことで
日本統一シリーズの完全スピンオフ作品ということで
119分十分に楽しめた作品でした
 
まぁここで本編見てしまいましたが10月25日にリリースされる「氷室蓮司」はDVDがレンタルセル共にこの劇場公開版だそうで
Blu-rayでリリースされるのはこの劇場版よりも20分ほど長いディレクターズカット版ということで
そちらもまた見てみたいので来月はそちらの感想もアップしたいと思っております。
 
2024年製作、日本映画、「氷室蓮司」製作委員会作品、ライツキューブ配給
本宮泰風総合プロデュース・出演、辻裕之脚本・監督作品
出演:%黒羽麻璃央、本田広登、喜矢武豊、山岡樹、松本若菜(声のみ)シャドウ・リュウ、吳昆達、應朗丰、リン・フイミン、大谷主水、与座重理久、白川祐平、石橋穂乃香、具志堅用高、山口祥行
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