1959年製作公開の日活映画
主演はなんと待田京介さん、TBSTVで30分枠の探偵もののレギュラーで世に出られて、その後は日活東映の映画畑で脇役として活躍されておられたお方
東映を去られてなんと完全に隠遁生活に入られて
極々近しい人から誘われてたまにVシネやTV時代劇で貫禄の悪役を演じられたようですが
ご健在かどうかは情報に疎いため存じ上げておりません
東映ではよく文太さんと比較される存在だったようですが・・・
文太さんが高峯に上り詰められてから映画界から姿を見なくなったなぁ文太さんとは正反対に早期出世組でしたからねぇ
文太さんが高峯に上り詰められてから映画界から姿を見なくなったなぁ文太さんとは正反対に早期出世組でしたからねぇ
そんな待田京介さん主演のモノクロ60分程度のいわゆる二本だて興行のシスタームービーですが一応シネスコサイズ
衛星劇場でいつ録画したのかもわかりませんが
Blu-rayに焼いてあったものの録画視聴
タイトルに飛行機云々ってあるもののそのシーンはタイトルインまでのお話で
クレジットが終わると永井智雄演じる甲府の地方新聞の老練人情記者と待田京介演じる全国紙敏腕記者で甲府支局に飛ばされて早く本社に帰るために毎日スクープ記事を書きまくる若い新聞記者との新聞記者の存在とは何ぞやのおはなしでした
永井智雄の娘に稲垣美穂子さんで待田とはなぜか恋仲であるが
父親永井はこの二人の結婚には反対
まぁどこに飛行機のお話につながるんだって思っていたら
十分にこれら登場人物たちの人となりを語った上で後半だようやっとなんと墜落するときを見たって云う人夫の証言から
待田は一人特種狙いで現場を探しに出かけ
遅まきながらも永井もこの情報を得てなんと墜落現場探しに・・・
現地で鉢合わせするものの待田が滑落して頭部強打右足骨折の重体に・・・
永井は手当てしてやり緊急連絡手段である伝書鳩を救命に使ってしまう
永井は手当てしてやり緊急連絡手段である伝書鳩を救命に使ってしまう
そうだよねこの時代携帯もなければ個人用の無線機もなくて
通信手段はなんと伝書鳩
時代ですよね
時代と言えばこの時代はノーヘルでバイクに乗れたんですね
まぁそれで永井は救助待ちの間に墜落機を発見しそれを記事にして
救助された待田に記事と写真フィルムを渡せと稲垣に持たせてやるのだった
待田さんが颯爽と主演と思ったら後半はもう寝たきりって言う作品でした
クレジットで後援甲府市て出てきてたんでオール現地ロケで撮影されてた作品なのかな
それにしては駅前の絵で信玄さんの像が出てきませんでしたがこの時代まだ信玄像は駅前に作られてなかったのかな
1959年製作、日本映画、日活作品
山崎徳次郎監督作品
出演:待田京介、稲垣美穂子、伊藤寿章、土方弘、山田禅二、清水将夫、新井麗子、杉幸彦、宮崎準、小泉郁之助、相原巨典、福田トヨ、鈴村益代、木崎順、須藤孝、近江大介、久松晃、長弘、永井智雄