MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

KILLキル

2024-09-03 19:10:11 | Vシネマ
チャンネルNECOでの今月の深夜枠でOAされたこの作品
一応90年代にいわゆる東映ビデオから始まったお色気とレディースガンアクションを見せ場としてレンタルビデオ屋さんの高回転アイテムとして製作された“XX ダブルエックス”とか“XXXトリプルエックス”シリーズがさんbざんつくらてきましたが
柳の下に泥鰌って事で東映ビデオ以外の会社からも同工異曲の作品が作られていまして
この作品もソフトガレージが海外ロケで作った作品
 
一応主演には当時脱げるっていうことも出演条件として嶋村かおりと大沢逸美の二人を主演に配してほぼフィリピンの映画スタッフと俳優で作った作品
ですからほぼ台詞が英語ではあるものの
なんと所々に日本語字幕スーパーを入れてないようなとこもあるんですが
なんだろうそんなことは置かないなしに当地映画思いついたようなアドリブプロットを入れたりして
物語の整合性もちょっと無視して作ったかなっていう部分と
 
なんだろう大沢逸美演じる女殺し屋さんが常にどこでもコーヒーパーコレータを持ち歩いてて、どこでも飲んでるんだけど、そのパーコレータが嶋村かおりの命を助けるっていうような伏線的な使われ方をするという緻密な部分もあったり
まぁ適当さと緻密さと兼ね合わないような作品展開ではあるものの
二人の女優さんだけで見る作品となっていたのかな
 
まぁ二人とも一応お約束のお色気シーンもあるにはあるんだけどもこの
作品が東映ビデオさんほどそっちには傾注してなくてある意味裸でアクションして見せたり
ちょっと男にまたがったりというシーンで濁しているんですね
って事でこの作品を深夜のお色気番組と同扱いで深夜枠でOAするよりはプライムタイムあたりでのOAで十分だと・・・
 
1997年製作、日本Vシネマ、ソフトガレージ作品
佐々木浩久脚本・監督作品
出演:嶋村かおり、大沢逸美、山西道弘、フェルナンド・フェルナンデス
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ドライブアウェイ・ドールズ

2024-09-03 05:05:03 | 洋画
なんなんだろうコーエン兄弟ではないものの、コーエン作品には違いないという事と、まぁレンタルも8月の最終のリリースということでこのように8月リリースの最終日を飾るべき作品として今日まで取っておいたものの
なんかのっからケツまでノリきれない作品だった
中盤以降でケースの中身が明かされたあたりから
ようやっと乗っかれるかなぁという展開を見事に見せてくれはしたものの
完全に個人的に笑えたというか感心させられたのはエンドクレジット直前のタイトルインの
 
“OLL”の紙だけが剥がれて”DOLLS“が“DYKES”に変わったところ
 
って事で
この映画時代設定を1999年に置いているので
この時代ではまだ性的マイノリティが社会的に認知されず偏見を持って見られていた時代
この時代に“DYKES”とタイトルにつけるとこなんざやっぱただの映画ではないという事を見せつけているんだとは思うけど
描かれているのはこれでもか、これでもかっていうほどのレスビアンでしか女優さんたちは出演してきてないということ
そしてケースの中身さへ
しかしなんでオープニングのあの運び屋さんの生首が・・・
そこだけはなんとか説明が欲しかったようなもので
まぁこのまんまでも問題なかったかな
 
“DYKE”っていわゆる日本語で言うところの“タチ”なんだよね
っていうことでしょうか、マーガレット・クアリーは全編通してノーブラで出演されたのね
ここは監督のこだわりだったのか本人の演技プランだったのか
だったら相当な役者根性ですよね
下品ではあるもののやっぱ笑いのツボが外人さんとは合わないねぇ私とは
 
2023年製作、アメリカ映画
イーサン・コーエン、トリシア・クック夫妻製作・脚本、イーサン・コーエン監督作品
出演:マーガレット・クアリー、ジェラルディン・ヴィスワナサン、ビーニー・フェルドスタイン、コールマン・ドミンゴ、ペドロ・パスカル、ビル・キャンプ、マット・デイモン、マイリー・サイラス
 
コメント (2)
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