はじめ邦題から小林旭の日活映画だと思って録画の円盤かけたらなんと岩礁に弾ける波頭の三角マークだできて・・・
時代的には1972年製作ですからあながち日活映画ってさほど遠くはなかったものの
東映さんということで梅宮辰夫さん主演の任侠映画との抱き合わせシスタームービー扱いの作品だったのね
まぁ時代的には任侠映画という金看板というか金脈が爛熟期を迎えた時代でもあり猫も杓子も映画のシノプシスにはヤクザと愚連隊がどんな映画にも入り込んでた時代ですから
この作品も主舞台は海外のバンコクにその基本を置いてはいるもののセットとか俳優でゴマかして海外ロケも全くしてない作品
主人公の男は日本で食いつめ指名手配を受けて国外逃亡してバンコクで女衒というか夜の世界に女を手配して利鞘を稼いでいたものの
ここにもいられなくなり日本に舞い戻り刑期を務めて沙婆に出てきてまた夜の世界で今度はバンコクから女を手配するよるの世界で生き始めると土地の愚連隊とぶつかるのは必至
その愚連隊はバンコクで世話になった人の仇でもあると言う事と
これまた古い金看板の女親分の一本独鈷の一家の娘がバンコクからの留学生受け入れの施設を作ろうとするものの愚連隊に騙されて
観光ビザではない留学ビザでのジンガイさんを夜の世界には供給するための施設作りに騙されて・・・
相変わらずの梅宮辰夫という特異なキャラを生かしての映画ではあるのですが
相変わらずの梅宮辰夫という特異なキャラを生かしての映画ではあるのですが
なんか同音異曲の三本程のシリーズ作品の一本らしい作品だったようで
映画としてはちゃんと作ってはいるものの
なんだろうあんまり面白くない作品だし光川環世と工藤明子の二枚看板に清川虹子お姉さんも加わってしまうとヒロインの焦点がボケてくるし
大団円では敵も味方もどこから手に入れたのか機関銃のかぶっ放しだけで
あとは辰兄いも麟さんもなんとも真でいくというこれでよかったんかいっていうような終わり方と脱げる女優さんを助演にたくさん配してるのにノンヌードだったりと
かなりフラストレーションがたまる作品でした。
1972年製作、日本映画、東映作品
内藤誠監督作品
出演:梅宮辰夫、山本麟一、清川虹子、光川環世、工藤明子、岡田眞澄、中山昭二、高宮敬二、藤村有弘、南利明、渡辺やよい、集三枝子、片山由美子、小林千枝、丸山理映子、小林稔侍、八名信夫、中田博久、今井健二
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