goo blog サービス終了のお知らせ 

続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『セロ弾きのゴーシュ』81。

2013-05-08 06:37:11 | 宮沢賢治
すると野ねずみは何をわらはれたらうといふやうにきょろきょろしながらゴーシュの前に来て、青い栗の実を一つぶ前においてちゃんとおじぎをして云ひました。

 野ねずみはヤと読んで、夜。
 何はカと読んで、化。
 前はゼンと読んで、全。
 来てはライと読んで、頼。
 青いはショウと読んで、照。
 栗はリツと読んで、律。
 実はジツと読んで、実。
 一つぶはイツと読んで、逸。
 前ハゼンと読んで、全。
 云ひましたはウンと読んで、運。

☆夜の化(形、性質を変えて別のものになる)を全て頼りにし、照(普く光があたる=平等)の律(きまり)が実(内容)である。逸(かくして)全てを運/めぐらせている。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。