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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』3545。

2020-11-27 06:33:56 | カフカ覚書

フリーダが頼みこんでそういう風にしたのではありません。フリーダがいくら切願したところで、クラムの耳にとどくはずはありません。しかし、あのいけ好かないフリーダは、だれにもわからないつながりをもっているのです。わたしがあるお客様に言葉をかけるときは、あからさまに言いますから、となりのテーブルにも聞こえます。


☆彼女が願ったのではありません。フリーダがいくら懇願してもクラムは来なかったでしょう。でも、感じの悪いフリーダは接続(つながり)をもっていて、先祖の幽霊と話します。自由な話はテーブルの傍でも聞くことができるのです。


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