続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『国道の子供たち』30。

2021-07-27 06:34:31 | カフカ覚書

 遠くの茂みの蔭から汽車が現れた、どの車室にも灯が点り、ガラス窓はきっちりと下ろされていた。ぼくたちのひとりが流行歌を歌いはじめた、みんなが歌いたくなっていたところだった。


☆遠くの林の蔭から鎖で束縛された集団の移動があらわれた。すべての企ては精査され、ガラスの食(死の入口)は確かに低く下げられていた。わたしたちのひとりが殴られはじめた、全員が唱で賛美していた。


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