朝のまに髪の毛かゝる冬山川
朝のまに(朝間)はチョウ・ケンと読んで、調、顕。
髪の毛かゝる(髪毛掛)はハツ・モウ・カイと読んで、初、朦、皆。
冬山川はトウ・サン・センと読んで、透、散、選。
☆調(整える)と顕(明らかになる)。
初めは朦(おぼろである)が、皆(すべて)透(透けて見える)から散(自由気まま)に選ぶ。
朝のまに(朝間)はチョウ・カンと読んで、兆、観。
髪の毛かゝる(髪毛掛)はハツ・モウ・カイと読んで、醱、網、解。
冬山川はトウ・セン・センと読んで、頭、旋、詮。
☆兆しを観(よく見ると)醱(かもすもの)がある。
網(残らず鳥)解(部分部分に分け)頭を旋(巡らせると)詮(明らかになる)。
朝のまに(朝間)はチョウ・ケンと読んで、帳、兼。
髪の毛かゝる(髪毛掛)はハツ・モウ・カイと読んで、発、望、解。
冬山川はトウ・セン・ヘンと読んで、答、閃、遷。
☆帳(ノート)には兼ねたものがあり、発(明らかになること)を望む。
解(とける)答が閃くと遷(移り変わる)。
※空気の澄んだ朝、髪を梳いていると、冬の山川が見える。厳然と在る山川の水平に対し、梳くという垂直の縦の流れが交差する。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます