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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『セロ弾きのゴーシュ』89.

2019-08-28 06:25:41 | 宮沢賢治

「ああよくなったんだ。ありがたうございます。ありがたうございます。」おっかさんのねずみもいっしょに走ってゐましたが、まもなくゴーシュの前に来てしきりにおじぎをしながら「ありがたうございますありがたうございます」と十ばかり云ひました。
 ゴーシュは何かかあいさうになって「おい、おまへたちはパンをたべるのか。」とききました。
 すると野鼠はびっくりしたやうにきょろきょろあたりを見まはしてから
「いえ、もうおパンといふものは小麦の粉をこねたりしてこしらへたものでふくふく膨らんでゐておいしいものなさうでございますが、さうでなくても私どもはおうちの戸棚へなど参ったこともございませんし、ましてこれ位お世話になりながらどうしてそれを運びになんど参れませう。」と云ひました。


☆双(二つ)の全ての記は自由に運(めぐらせている)。
 化(教え導く)也。
 蘇(よみがえり)現れる照(あまねく光が当たる=平等)は、爆(はじけ)奮(ふるいたたせる)望みである。
 詞(言葉)の途(すじみち)は、法(神仏の教え)である。
 太陽の畏(尊敬すべき)意(考え)に和(調子を合わせて)して、運(めぐらせている)。
 太陽の薀(奥義)である。


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