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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』2190。

2016-01-02 07:16:38 | カフカ覚書

役人のほうからそうはっきり命令が出るのでもなければ、大きな声で口授されるわけでもないのです。口述筆記がおこなわれているのが、ほとんどわからないほどだそうです。役人のほうは、むしろもとのように本を読みつづけているように見えるのですが、それでもやはりなにかもそもそとつぶやいていて、書記がそれを聞いているのです。


☆反抗は、はっきり命令が表明されるのでもなければ、公然と口述筆記をされるのでもありません。口述筆記が行われているのがほとんど分からないほどだそうです。
  反抗の方はむしろ以前のように差別しているように見えるのですが、それでもやはり、単に囁き、書記がそれを聞いているのです


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